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環境問題・・・人間の都合で語っていいのか?

温暖化のせいか海洋環境もだいぶ変わってきているようです。
サンゴ礁の海に行くと最近ではオニヒトデの存在が気になります。石垣島では埋め尽くすほどの量を見たことがあります。

オニヒトデはサンゴにとって大敵であります。サンゴを包み込み褐虫藻を食べ、サンゴを死滅させてしまいます。

サンゴは消滅すると・・・・・・色々なことが言われています。魚がいなくなるとか・・・・・・詳しいことはここでは書きませんが、サンゴの消滅は人類にとっても良くないらしいです。

このオニヒトデはダイバーたちによって各地で駆除されています。駆除するには酢酸を使うらしいです。
写真はミクロネシア連邦コスラエ島で見た駆除作業です。

ところでオニヒトデに酢酸が効果的というのを発見したのは岡山理科大山本先生であります。

ちょっと話しはずれますが、山本先生は第三の水と言われている好適環境水を発明した人であり、農村を漁村に変えるということをすすめております。私もご本人に会って施設を見学させていただきました。


先生自身、子供の頃からとても魚に興味があって、色々な魚の話しをしてくれたのが印象的でありました。そして「オニヒトデに酢酸が効くというのを発見したのは私なんですよ」と。驚きました。世界まで広がっている駆除方法を見いだした人がここにいるなんて!

さてそんなオニヒトデでありますが、彼らにだって生きる権利はあるのではないでしょうか?別の言い方をすればオニヒトデが大量発生するように仕向けたのは(あえて仕向けたと言いたい)我々人間ではないでしょうか?

最近気候変動、温暖化という言葉が毎日のようにニュースで聞くことができます。
以前話しを聞くことが出来た渡辺正先生(東京理科大、東大名誉教授)「温暖化は気のせい」と言います。

今でも変わらず気候変動に反論する書籍を出されています。

その昔の地球は今の火星のように90%以上の二酸化炭素が占めていたそうです。減って減って今の380ppmぐらいとかになったと。

つまり温暖化していた時代はその昔もあっただろうし、今以上に生きにくい時代もあったでしょう。
生きやすい、生きにくいはあくまでも我々、人間目線であって自然環境からすれば知ったこっちゃないの世界かも知れません。

気候変動で困ったというのはあくまでも人間中心主義の考え方からくるのではないでしょうか?

オニヒトデでさえ生きたい気候変動も昔からあったということを考えればまさに世の中は人間の都合しか考えてないような気がします。

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