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日本初ヴィラ型ショートステイの内覧会に行ってきた!

▼【2023年3月28日追記】
内覧会の内容を90秒で下記動画にまとめました!


医ケア児の親になり早いもので8ヶ月、息子が病院から退院して在宅での生活が丸二ヶ月が過ぎました。
息子と妻との3人の新しい生活にも徐々に慣れてきました。
ふとSNSを眺めていたら気になるプレスリリースが流れてきました。

社会福祉法人あいの実(宮城県仙台市泉区実沢中山北100-2/理事長:乾祐子)は、日本初の「ヴィラ型ショートステイ あいの実ストロベリー」を含む、医療的ケア児・者を対象とした複合支援施設「COCOON西田中EAST」を2023年4月1日に宮城県仙台市泉区西田中松下23にオープンします。

「自分も泊まってみたくなるショートステイ」 それが「ヴィラ型ショートステイ」
医療的ケア児・者を対象とした複合支援施設「COCOON西田中EAST」内に居心地を追求した新しいコンセプトの医療型ショートステイ 「あいの実ストロベリー」 がついに完成します。全国のモデルケースとなる注目の施設です。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000111672.html

リリースをみた当時は退院したての医ケア児である息子をおいて仙台になんて行けるわけないので、「ふ〜ん、こんな施設があるのか。今までにありそうでない利用者目線の素敵なコンセプトな新しい取り組みだな」くらいだった。

そして、妻には「(行き方や息子氏を祖母に預かってもらえないかの確認を済ませた上で)こんな施設が今度できるみたいだよ!内覧会とかもやるらしいけどいつか息子と一緒にいけたらいいね」
といつもの日常生活の会話のネタとして共有した。

すると、妻からは意外に!?も感想と共に「内覧会行きたいんじゃないの?息子氏は見てるから行ってくれば?」と反応をもらえた。(自分の心の声は妻にはお見通しなんだなと再認識もした)

お言葉に甘えて内覧会に参加できることになりました。



そして月日が経ち、いよいよ内覧会の日が迫ってきて

なんて呑気にツイートしてたら。。。

と、(SNS上で外堀通りを埋められたというか強迫というか)強いエールを頂いたので有言実行すべく帰りの新幹線の中でこのnoteを書いてます。笑


ということで、撮ってきた写真とともにご笑覧ください。
※事前にブログやSNS投稿についてはあいの実さんに確認済みです

日本初のヴィラ型ショートステイができる場所は宮城県仙台市
施設の最寄駅は、仙台駅から地下鉄で15分ほど揺られた先にある「泉中央駅」
地下鉄の駅からさらにバスに20分ほどの場所
こちらがその施設。外観からして福祉施設なんて思いもしない気がふんだんに使われたおしゃれな雰囲気のたたずまい。看板差し替えたらそのままカフェやレストランに使えそう。
道の途中には臨時の看板が出ていました。
ぐるっと回って施設の正面からのショット
木をふんだんに使いつつも、黒を基調としてめちゃかっこいい。
入り口には社団法人の名前がアルファベットでおしゃれに鎮座
入り口でスリッパを貸して頂き靴から履き替えて、いざ入場。
扉をあけると、、、、
中庭がすぐに視界に入ってきて、ヌケ感のある素敵な空間が続いていました。
リゾートホテルのような景観で、施設自体はカタカナの「ロ」の字のような作りになっていました。真ん中が中庭でそこを囲むようにぐるっと各施設があります。
受付で事前登録した名前をお伝えして、パンフレットを頂きました。
右回りで施設に入っていく。受付のその先にあるのが、、
まずは広いデイサービスのスペースがありました。
そのデイサービスは4月にオープン予定。詳細は下記参照。

2023年4月オープン予定
どんなに重い障がいがあっても、どんな医療的ケアがあっても受け入れられる重症児者デイサービスです。呼吸器も対応可能。児童発達支援(未就学児)、放課後等デイサービス(就学時)、生活介護(18歳以上)の全世代対応型。入浴サービス付き。

https://ainomi.com/work/%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%AE%E5%AE%9F%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AA%E3%83%BC/


端から端まででんぐり返ししたら途中でギブアップするんじゃないかという空間の広さでした。
窓も大きくてより広く感じました。
続いて、入浴室。
法人の取り組みとして4つ目の入浴設備でこれまでの中で一番大きいとのこと。
身体を清潔に保つ目的以外にも入浴を通じて子どもたちが重力から開放されることは
身体のために大事らしく、ちゃんとお湯はりができることにこだわってるとのことでした。
天井が高く、上には天窓も。
しかし、紫外線に弱い子のために向きは日差しが入る方とは逆にしているとのこと
続いて、ショートステイのスペース。
全部で10床のベッドが用意され、一つ一つがゆとりのあるスペース感で仕切られていました。
すべてのベットに大きな窓が隣接しており外を眺められる。
病院のベッドでは中々味わえない体験になりそう。
天井が高いことは変わらず、さらに各ベッドの区域は木の扉で仕切ることもできるので
プライベート空間として閉ざすことも可能。
手前部分は木の扉ではなく、ロールスクリーンになっているので
プライベート空間を担保しつつも見守り側が異常を察知しやすい工夫がされていました。
ショートステイエリアの中央部には看護師さんたちが待機するスペースが。
どこぞのシェアハウスか?というたたずまい。
こんな感じでベッドと看護師さんたちのスペースが隣接
10床中2つは完全に扉で個室化するエリアも完備
このように完全に締め切ることも
扉を完全に締めたとしても窓は大きいので全く閉塞感は感じませんでした。
ゆったり空間×大きな窓×抜けた景観は日常生活としても羨ましいくらい
テスラの蓄電池がありソーラー発電から蓄電できるとのこと。
蓄電したものをコンセントから使うときもひと目でわかるようにシールが貼られていました。
このシールが貼られているのが蓄電池の電源。(医療機器には使わないためかな?)


ショートステイのエリアの次の区画は
医師が過ごすクリニックの区画がありました。
オンライン診療も対応可能で、
カルテ作成後であれば離れていてもオンラインで医師
に診てもらえるとのこと
医師用のパソコンにはカメラが付いてました。
クリニックの隣のスペースには相談室(会議室)も2つありました
改めて中庭をパチリ。
こっちの角度でも



内覧内容としては以上です。
感想や感じたことであったり内覧会では専務理事/COOの久保さんに案内して頂きたくさんお話をお伺い出来たのでその内容等も追記しようと思いますが、新幹線が最寄りに着いてしまったのでこれにて。

妻のプレッシャー温かいエールのおかげで熱々のうちに速報として
内覧会の内容をnoteに書くことができました!笑


それでは!



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