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緊急事態宣言、和装事業者が今出来ること

~緊急事態宣言、和装事業者が今出来ること~


今日の報道で首都圏は9日から1か月ほどの緊急事態宣言を発令する模様ですね。

このムードは全国的にも人の行動のさらなる自粛にもつながるようですね。

振袖の開催が延期または中止になる事を予測しておかなければならないようです。

振袖に依存している和装事業者にとっては逆風となる風向きです。

和装事業者が今取るべき行動をまとめました。


<今すぐにする事>

1.レンタルや着付けサポートの期間延長を打ち出す

お客様が一番不安を抱えています。

レンタル期間の延長や着付けヘアセットのサポートをいち早く打ち出しましょう。

お嬢様の一生に一度の晴れ舞台を全力でサポートする事が和装事業者のミッションです。

お嬢様の「着たい」気持ちとご家族の「着せたい」と言う気持ちを最優先に考えましょう。


2.代替プランを提案する

成人式の代わりになるお祝いや晴れの舞台を提案しましょう。

家族や友人だけの少人数の成人パーティや、神社への成人詣でなど、レストランや結婚式場や神社などと連携して一緒に一度の晴れ舞台をプロデュースしましょう。


3.写真を撮れる場の提供

今どきの成人者の感覚は式に出る事より写真を撮る方が大切ともいえます。

沢山写真を撮れる場を企画しましょう

自社でスタジオを開放して友達との撮影会を企画しても良いでしょう。

行政や商業施設と連携してインスタ映えする20歳のお祝いのバックパネルを設置。

撮影スポットとして撮影ラリーを企画するなど。

密にならない配慮をしながらも集まれる場、撮影できる場を企画する事が出来たらと思います。


4.問い合わせ対応

直前での行政の延期や中止発表ですので規約に基づいた問い合わせ対応を行えば良いでしょう。

何より社員が純粋な気持ちでお嬢様の「着たい」やご家族の「着せたい」を一丸となって支援するモチベーションが必要です。


<将来の為にするべき事>

1.写真に力を入れる

振袖専門店と言う事業に特化するリスクを避けなければなりません。

収益の柱を衣装だけでなく、写真にもシフトする事が必要です。


2.振袖アフターに力を入れる

振袖を利用いただいた顧客に対して、次の商材やサービスの提案で収益を確保する営業の流れが必要です。

振袖専門店だけではなく、総合的な品ぞろえの催しを展開する事が求められます。


3.3つめの事業の柱を立てる

私たちは第二創業と言っていますが、振袖と写真に続く第三の事業への着手が必要となります。

現在では美容事業が親和性があり、和装事業者の美容事業への参入が始まっています。


<2月15日(月)のオンライン和装ビジネスセミナー>

さらに詳しくお知りになりたい方は下記のH.Pからオンラインのセミナーにご参加ください。

和装事業者の歩くべき未来が見えます。

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/065116?

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