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人恋しくなったら集い、語ろう

前々から考えていたアイデアがある。

小料理屋をやること。それもオンラインで。

オンラインの小料理屋ってなんなのか。
どうしてそんなことを思いついたのかについて、
書いていく。

なんだか最近、寂しいなとか、
おんなじ悩みばかり1人で考えているなとか
思っている人がいたら読んでいってほしい。


マイナスな出来事は人生の深みを出す隠し味

先月は自分の周りで色々なことが起こり、
今月に入ってもまた新しい出来事があって、
本当に考えさせられることが多い。

生きているといいことばかりではない。

私も過去に、もういつ死んでもいいやって
思うまでに落ち込んだこともあった。

でも今日まで生きてこれたのは、
自分が強いからではなく、
周りにいた人たちに助けられて、
立ち上がってみようかなって
少しずつ元気になって、
時間も解決してくれたりして歩んでこれた。

過去の失敗とか辛い体験とか、
そういうマイナスな出来事は、
その最中はしんどいんだけど、
少し時間が経つと、
その出来事についてどう考えるか、
どうとらえていくかによって、
次の行動が変わってくる。

だから、
マイナスもマイナスにならないと思っている。
人生の深みを出す隠し味のようなもの。



今の私を作ってくれた場所

ここまでに思えるようになった1つに、
いきつけの焼き鳥屋さんの思い出がある。


離婚してしばらく、
独りで東京で頑張っていたんだけど、
いよいよしんどくなって地元にUターンした。

実家に出戻りして仕事をしていた私。

両親との関係がそれほど良くなくて、
実家にまだ結婚前の妹がいたけれども、
彼女ともその当時は折り合いが悪く
(お互い自分のことで必死だった)
要するに実家の居心地が悪かったわけ。


ある時、
通勤に利用していた電車が止まってしまい、
帰宅する手段がなくなった。

市営バスを待ってみたものの、
来る便来る便、寿司詰め状態で、
とても乗り込めそうにない。

やむ得ず、父親に電話して
車で迎えに来てもらうことにした。

車で30分ほどの距離なので、
どこで待とうかなと歩き出したら、
バス停から少し歩いたところに
焼き鳥屋さんを見つけた。

実は前々から気になっていたものの、
一人で入るには勇気もいるし、
その当時友達もいない私は
一緒に飲もうと誘う人もいなかったので、
入れなかったお店。

待つ間の30分なら、
1杯飲んで、すぐ出る感じだし、
一人でも行けるんじゃない?と思って
暖簾をくぐった。

平日の夜にも関わらず、
小さな焼き鳥屋さんはほぼ満席で、
私はカウンター席の端っこに
場所を作ってもらって座った。

店員のお兄さんが気さくな感じで
話しかけてくれて、
生ビールと串を2本ほど注文。

飲んで待っている間、
賑わった店内をキョロキョロと見ていると、
オーダーを取ってくれたお兄さんが
また話しかけてくれた。

電車が止まって帰れないから、
迎えを待っていることや、
職場が近いことなどを話した。

あっという間に30分が経過し、
父からの電話が来て、時間切れ。

でもめっちゃ居心地よかったから、
また来ますと言ってその日は店を後にした。


そこからは、仕事終わりに時々、
一人でその焼き鳥屋さんに行ってた。

私のいきつけの店になった。

お店のスタッフさんたちや
カウンターに座った他のお客さんと一緒に
色んな話をしながら飲むのが楽しかった。

年代も様々で、男性も女性もいたから、
話題も毎回違う。

お店のスタッフの人とも仲良くなるので、
自分の話題は、最近の進捗どう?と
聞いてくれる。

そういう話もできるって嬉しい。

結果、その焼き鳥屋さんのお店の人と
仲良くなって、
一時人手が足りないからと
アルバイトとして少し手伝った時もあったし、
お店を通じて知り合った
同じく独り飲みをしていた女性それぞれ3人と
仲良くなったほど。

そのくらい私にとって居心地のよい場所だった。


私が目指すのは

過去の私のように、
色々な事情で独りで孤独を感じていたり、
家族はいても家庭は居心地が
悪かったりしていて、
でもつながる場所がなくて
独りで考え込んで負のループに
入ってしまっている人が
いるんじゃないかと思っている。

今はこういうご時世で
外で飲む機会も減ってしまって、
リアルで居場所につながれる機会も
なくなってしまっているんじゃないか。

だから、自分で、
みんなが集える場を作ってみようと思った。

私自身も子供を授かり、
夜に出歩くこともできなくなったし、
オンラインにしてみようと思う。

自分のちょっとした悩みや愚痴を
誰かに聞いてもらえたり、
自分の知らなかった人の
人生の一部の話を聞くことで、
何か自分に得るものがあるかもしれない。

気楽な話題も、ちょっとだけ深刻な話も、
美味しいお酒や料理とともに飲み込んで、
「あぁ、楽しかった。よし、明日もがんばるか~!」と
思えるような場が作りたい。


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