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弱さには愚痴よりも防具を

前回、私の抱えていた
生きづらさについて考えてみた。

武器も防具も装備せずに、荒野へ旅に出たら、
そら痛い目見るわなという話。

今回は、自分に合った、
もしくは必要な装備を身に着けていくために、
以下のポイントを探っていこうと思う。


確認する項目は、

・自分の目的は何か?
・それを阻むトラブルがあるか?
・ある場合、自分の弱点はどのように関係しているか?
・どんな防具が必要か?(どんな対策が必要か)


実際に私の事例で見ていこう。


時間管理ができない


何も考えずに生きていて
痛い目見る典型と言えばこれ。

私は遅刻の常習犯で、
締め切りに間に合わない人だった。

ちなみに私の母も時間管理ができない。


遅刻する理由として
いくつかパターンがあると思う。

朝寝坊したとか、交通機関のトラブルとか。

私のよくある遅刻は、
本人としては〇時に待ち合わせ
とわかっていて行動しているんだが、
時間の読みが甘すぎて、
気付いたら間に合わない状況に陥っている。

1つ1つの行動がどのくらいかかるのか、
正確に把握できていないから、
どんどん予定が押していく感じだ。


遅刻の何が怖いって、
人の時間を奪っている
ということをわかっていないから、
信用を失くす。

信用は失くしたら取り戻すのが大変だ。

信用を失くしてしまうと、何かをやりたいと
スタートラインに立とうとする時に、
門前払いされてしまう。


そうでなくても、自分の目的のために
進む道はなかなかにハードで、
スタートラインに立ったから
安心というわけでもないのに、
そのスタートラインにすら立てないなんて、
自分で自分の首を絞めていることになる。


そんなあほらしいことしてたら、
いつまで経っても自分の目的地に
たどり着けない。

そんなのは嫌だ。

私は私の目的地に行きたい。

じゃあどうするか?
スタートラインに立てるように
時間管理能力を整える必要がある。

私の場合、時間の読みが甘い
という傾向がわかったので、
1つ1つの行動にかかる時間を
実際に計ってみることにした。

そして、逆算をして、何時から準備を始めれば、
間に合うのかの計画を立てた。
また、予想外のことが起こることも想定して、
予備時間を予定に組み込むことにした。

そんなの当たり前でしょと言われるだろうが、
私は何も考えずに行動していたので、
こういったことが必要だとわかっていなかった。

上記の対策を取るようになり、
圧倒的に遅刻する回数を減らすことに成功。

ようやく当たり前のことができるようになった。


こんなこと、小さいうちから
お手本となる人がいて、
それを自然にみて習得していたとか、
教えられていたら、
今更こんな努力は必要ないだろう。


でも、できないものはしょうがない。


できないことに落ち込んでもしょうがないのだ。


目的は、スタートラインに立って、
自分の目的地への旅を始めること。

それをやりたいのなら、
自分のことを責めてぐちぐち腐っているよりも、
さっさと自分に必要な防具を探して
身に着けてスタートラインに
立ってしまったほうがいい。


自分の不足ばかりを見て落ち込まない


今私は週に2日ほどアルバイトをしているのだが、
そこでバイトリーダーをしている
私よりも年上の男性がいる。

その彼のひと言で気になったことがあった。

「これをやったら怒られるかなぁ?」


業務の中で、ハード面に不足があって、
望むような形で仕事ができない場面があった。

何とかしようと策を練り、
それを実行しようとした時の
思わず漏れた言葉だ。

バイトリーダーの力では
ハード面の改善は難しい。

しかし、バイトリーダーが上司の社員に報告し、
社員が検討して本部に言わない限り、
その問題は解決されることはないだろう。


実際には、バイトリーダーが、
社員には報告済みで、
社員が動いてくれないという状況が
あるのかもしれない。

社員は形だけは報告してるが、会社も、
今の業務は別に大した業務じゃないから、
その改善にお金もマンパワーも割けませんよ
というスタンスなのかもしれない。


だから、
バイトリーダーの問題ということでもない。

現場は、できる限りの方法を取って、
できるだけ望む形で仕事をしたい
というところだと思うんだけど、
それを、「これをやったら怒られる」
というベクトルで考えてしまっているのが、
もったいないと思ってしまった。


怒られたくないからこれをやらないというのは、
事なかれ主義になってしまう。

それでは全く進歩がない。

彼には彼の事情があり、
それでいいと思って、
今のバイトリーダーという立場で
落ち着いているのかもしれないが、
私はそういう生き方は嫌だなと思ったんだ。


ハード面での改善はすぐにはされないから、
そこはソフト面でなんとか補っていく方法
になるだろう。

たかだか時給○○円で
そんな知恵しぼりたくもないし、
労力もかけたくない。
適当でいいという人はそれまでだろう。

でも、私は、旅に出て、
第3のドア(通常とは違うやり方)
を見つけたいと思っている。


自分の力では何もできない。
社員に報告したところで、何の動きもない。
この会社はクソだなと思っているから、
余計なことをして怒られたら
たまったもんじゃない。

こんな風に、
自分の不足や自分の周りの不足ばかりを
見て文句を言っていても何にも変わらない。

それよりも、
どうやったら、この仕事を理想の形になるように遂行できるかな?
そのために自分ができることは何かな?
自分にできない部分は
誰に相談したらいいのかな?
とそっちのベクトルで考えてみたい。

もちろん、これをやったから
時給があがるとかないと思うし、
余計に労力もかかるかもしれない。

でも気分は、はるかに気持ちいいし、
そこで得た経験値は必ずいつか
次の場面で役立つと思っている。



まとめ

自分が旅に出たいなら、
自分の弱点を知って、
それに必要な防具を準備する。

誰にでも弱点はある。
弱点が沢山ある場合もあるかもしれない。

でも、そこを嘆いたって始まらない。
旅に出たいなら、淡々と準備をするまでだ。


自分はこんな弱点があるから
旅なんか無理だなと思えば、
いつまで経っても旅に出ることはできない。


私は、今どうしても叶えたい暮らしがあって、
それは無謀と思えるような挑戦でもある。


時間的、精神的余裕を保ちながら、
お金を稼いで、
子供を育てる暮らしがしたい。


私の周りでは20代後半から30代半ばで、
挑戦をして、各々が望む暮らしを
手にしている人もいる。

そんな人から見たら、私は15年くらい
余分に生きてきているのに、弱点だらけだ。

弱点のテンコ盛り状態で
旅に出たいと意気込んでいるのだ。


意気込んでいるだけでは始まらないので、
きちんと自分の弱点に目を向けて、
そこに合う防具を揃えていかないと、
目的地には到底たどり着けない。

自分の弱さに目を向けると、
旅に出るなんて無謀だと思えて、
足がすくむ。

でもやっぱり目的地にたどり着かないと、
親子共倒れになってしまうから。


千里の道も一歩から。

まずは一つずつ、旅の装備を整える。
ある程度整ったら、旅に出て、旅を続けながら、
装備は補強していけばいい。


40代になっても
まだまだ弱点ばかりの私だからこそ、
できない私だからこそ、
これを読んでくれている人の悩みにも
寄り添えると思っている。


もし生きづらいと感じているなら、公式LINE宛に
連絡ください。

器用に生きれない私が
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【まさみ 人生を「面白がる」人/ライフコーチ】


自分ではどうしようもない制限がある中でも、
幸せを感じることができる未来を
手にできるようにお手伝いします。
辛い経験(DV、離婚など)を
乗り越えてきた私だからこそ、
自分の弱さを認めた上で行動することの
意味、大切さがわかります。

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