残業と休日出勤がもらたす本当の「悪」と今の時代にやるべき事

僕はリゾートホテルでホテルで働いていた経験あります。

リゾートホテルは7月下旬から8月いっぱいまでが特に忙しく、夏休みの1ヶ月間は休みが取れないこともあります。

もちろん、そのようなリゾートホテルばかりではありません。

きちんと休みの取れるホワイトなホテル業界も存在します。

ただ、僕が働いていたホテルはスタッフの数が少なく(特にフロント)休みなしで働かざるを得ない状況でした。

シフトもかなりタイトでした。

特に男性は

・10-21

・12-12(翌日です、終了後は夜勤明けです)

・21-9(夜勤。終了後はその日の夜21時にまた出勤)

これがおよそ40日間続きました。

明らかに労働基準法に違反してます。

僕は10-21のシフトでしたが、実際は1時間早く出勤し、退勤も1時間遅かったです。(9-22のようなシフト)

残業は1ヶ月で90時間いきました。

この状況が続くと精神的にどうなるのかというと、

・出勤すると心臓がバクバクする

・変な汗が出てくる

・お客さんを見ると恐怖心が湧いてくる

・笑顔がなくなり、判断力も鈍る。

こんな精神状態です。

もはや「接客」どころではないですよね。

休みをとってリフレッシュしないと、メンタル崩壊直前です。

というか、もう崩壊していたと思います。

40日間なんとか耐える事ができましたが、

その代償は大きかったです。

結論ですが、「ホテル業界が大嫌いになり退職しました。」

もともと人が好きだし、英語も使えるし、良い環境だと思い楽しみながら仕事してました。

でも、一度精神がやられるとそこの職場で「頑張ろう!」と思うことはできなくなりますね。

あまりにも労働時間が長く、給料も安いとかなり辛いです。

我慢できずに労働基準監督署に話をしました。

でも状況はなかなか改善されなかったです。

誰もこんな労働を望んでいないし、本音はみんな「休みたい」と思っているはずなのにそれが言い出せない環境。

僕はフロントにいたのですが、上司が「残業してでも1人でもロビーにお客さんがいたら対応しろ」という人でした。

仕事はできる人でしたが、スタッフの管理はまるでできていない。

自分は休まなくても働ける。だからお前らもそうしろ。

こういう空気感の人でした。

夏の連続勤務が終わったら、フロントスタッフはどんどんやめていきました。当然ですよね。

もっと休みが欲しい、給料が安すぎる、家族を養っていけない。

こういった理由がほとんどでした。

僕も精神的にも辛かったので、それから1年ほどしたら退職しました。

僕の言いたいことは

きちんと休日を取得しよう」これです。

よく日本は休日まで出勤して働く事が美徳・・

こういった謎の暗黙のルールが根付いています。

残業ありき、休日出勤ありきの考え方ですね。

こういったことをやっても誰も幸せになりません。

そのときは良くても、いつか必ずほころびが出ます。

体調不良になるか、メンタル崩壊か、それとも家庭崩壊か・・

いずれかではないでしょうか?

そうまでして仕事が大事でしょうか?

僕は大事じゃないです。

幸せに感じないからです。

やはりメンタルの安定はとても大事です。

特に接客で人と接する仕事の人は尚更です。

残業や休日出勤ばかりしていると、お金は一時的には稼げるでしょう。

でもコロナになって仕事が少なくなっている現在。

もう稼げるとは言えないですよね。

大事なのは、残業や休日出勤する時間よりも「個人で稼ぐスキルを身につけること」

これを勉強すればいいと思います。

いつ、どんな時に今の給料がなくなるか不安な時代です。

残業なくなって稼げなくなる、いきなりリストラされる。

十分あり得る時代です。

そんな時、ずっと同じ会社で残業ばかりしていてなんのスキルもなかったらどうなるでしょうか?

生活できなくなりますね。

僕も危機感を感じ、文章を書くスキルを身につけるためにnoteを書いています。

まだまだ勉強中ですが、将来困った事があってもこのスキルがあれば仕事はなくならないと思います。

あとはマーケティングも大事ですね。これも勉強予定です。

僕はスキルを磨くことに時間を使った方が、今の時代に適している考え方ではないかと思います。

明るい未来のためにも、僕は日々学び続けようと思います。

ブラック企業なんかに搾取されてたまるか!

こういった考えをもとにしています。

本日は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?