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自分の人生、そんな風に生きていいのか

自分の人生を順風満帆なものにするには、いくつか要素があると思います。
毎日美味しいビールを飲むとか、趣味を満喫するとか、いい家庭を築くとか、お金を稼ぐとか。

僕の意見ですが、人生をよくする要素で一番な部分って仕事だと思うんですよ。
仕事を楽しむ、もしくは一生懸命にすることによって人生が豊かになると思っているんです。

具体的な事で最近あった話で言うと、21歳の男の子と話す機会があったんですよね。
彼は車のパーツを作る割と大手の工場で働いていて、週休2日で給料も申し分ないと言っていました。
そこの工場の働き方は、週ごとに日勤と夜勤が交代する形になっていて、彼は「日勤は工場長だとかお偉いさんがいるので大変、夜勤は誰も見回りに来ないから、ずっと動画を見て作業をしていますよ(笑)」というんですよ。

「いや、そうじゃないでしょ!!そんなん中学生でもできるわ!」と突っ込みたかったところですが、まあ自分とは関係ないし、そういうのを求めていない子なんだろうなあと思って何も言いませんでした。

【誰かの楽は、誰かの苦】

僕が伝えたかったのは、自分の頭で考えないやつに社長は給料を払ってんじゃないんだよ、と
君がそのサボっている間、営業マンが頑張って売って、その分の売上からも君の給料は捻出されているんだよ、と
その分営業マンはもらえるはずのお金をもらえず、知らないところで不幸になっているんだよ、と
しかもお前が動画を見ることによって、作業の危険性が上がるかもしれんやろ!!!!と(笑)

こんな文章を書いているうちに思ってことが、
やっぱり仕事をしない社員がいることは会社にとって悪でしかなく、
そんなやつらは即座に排除すべきなので、イーロンマスクはやはり正しいと再認識しました(笑)

そんな僕も溶接をする工場で働いてた時もありました。
そこは24時間ほぼ365日稼働している工場で、週に6日〜7日働いていたんですが、そこでの働き方がえくぐて、12時間労働の内休憩が1時間しかないんですよ笑
しかも時間が朝4時〜夕方4時まで働く工場で、それまた週毎に夜勤と日勤が交代するんですよ(笑)まさに地獄です。
なんてブラック企業なんだ!って日本だとなりますよね笑
それこそサボっている作業員と喧嘩になったり、働きすぎて死にかけたり、病気になったこともありましたが、そこでの経験がある種今の自分を作っていたり、頑張ることで成功する体験を得られたんじゃないかなと思っています。

【一生懸命やることで見えてくる世界】


その工場では、鉄筋を溶接する作業だとか、鉄筋を支えるリングを溶接したりしてまして、それがメチャクチャ単純作業だったんですよ笑
単純作業ってのもあると思うんですが、とにかく生産性を上げたい!と毎日考えていました。
リングを固定するにはどの向きがいいとか、リングを最短で外すにはどのくらいの深さで固定すればいいのかとか、リングを自分んでカゴに入れないためには、どの場所にリングを置く箱を置けばいいのか、とかを毎日考えて一生懸命溶接をしていました。

そんな単純作業をあまりに一生懸命やるので、ある日社長に突然呼び出されて社長室に案内されるんですよ。
そしたらまず驚いたのが、まさかの工場内にメチャクチャ監視カメラが設置されていて、自分が8アングルくらいから見られてたんですよ(笑)
既に働いて3ヶ月くらい経ってたんですけど、その時ちゃんとやってて良かったなー笑 と思いました笑
そんなことを考えていたら、社長がモニターを指差しながら、「You、よく働くねー」と言われ、突然リーダーに指名されたこともありました。

こんな感じで、一生懸命やっていると、突然チャンスがやってくることもあるんですよね。
それは僕の体験のような外的要因であるかもしれませんし、自分で改善すべきポイントを見つけられる内的要因かもしれません。
改善ポイントを見つけることもチャンスで、それは業績改善につながるかもしれませんし、あるいはその痛みを抱えている人が他の工場でもたくさんいるのであれば、その痛みを改善するために新たにサービスを作るのもチャンスです。
一生懸命やることで見えてくる世界が必ずあります。

そして、自分で考えない社員は会社は必要ないんです。
日本は会社がクビにできないので、安全だという人がいますが、あれば完全に問題を後回しにしているだけで、会社は必要のない社員をきちんと居心地の悪い窓際に追いやったりして希望退職を望んでいます。
そして、動画を見ながら作業をしているような君は、”そんなおっさん”になります。
この僕のしょうもない文章をみて、ハッとした人は直ちに行動してください。
行動することで世界が変わります。逆に行動しないと何も変わりません。
そして、現状維持は衰退の始まりです。

現場からは以上です。

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