タロットカードと映画と女神ラクシュミーと。
2019年1月4日(金)
カレンダー通り、仕事始めの日だった。お休みの人も多かったようで、電車は空いていたし、オフィスも人が少なかった。
6日間休んだ後だからなのか、仕事の後はグッタリだった。買い物があったので、恵比寿に向かう。電車の窓に映る自分の顔がひどく疲れ顔で、ちょっと異常だなと思った。恵比寿に着いたら、駅中で「10種類のフルーツミックスジュース」のLサイズを買って飲んだ。
買い物が終わり、電車に乗る。
全然使わなくなったアカウントでInstagramを覗いていたら、友人が靖国神社にお参りしたと写真を8枚ほど載せていた。何気なくその写真を順番に眺めていたら、5枚目の靖国神社の本殿が映っている写真から、急にグンっとエネルギーが入ってきて、肚の辺りから頭(脳)に向かって突き抜けていった感じがした。
急に元気が出てきて、さっきまで今すぐにでもベッドで横になりたいと思っていたくらいなのに、身体も軽く、表情も良くなった。(なんならその後、夜更かしまでしてしまった…)
熱伝導率
今までも、写真からエネルギーを感じることはあった。1年前に雪の降った明治神宮の写真を友人がFacebookにUPしていて、それがとても美しくて優しくて。胸の辺りからじわーっと、ゆっくり温かさを感じることがあった。大抵の場合は、胸の辺りで感じることが多い。
今回は肚の辺りから来たので驚いた。なんか、その衝撃の感覚すら残っていて、その後、(汚い話で申し訳ないのだけど)何度かゲップが出た。
この、ゲップが出る現象は2018年3月にビオハーツさんの「ブレスオブライフ」という講座で、院長先生にソウルのケアをしてもらった時以来だった。あの時は翌日になってもゲップが止まらなかった(汗)
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2018年11月のある日、ひょんなきっかけで「レイキヒーリング」を15分だけ体験で受けることがあった。初めてだったし、それが何をするものなのかも分かっていなかった。とにかく「あの方のは凄いから、受けておいた方が良いよ」と言われたので、いそいそと予約をしたのだ。
ヒーラーさんが私の頭に触れた後、すぐに足の先までフワ〜っと、あたたかい柔らかなエネルギーが届いたのを感じた。ほほ〜、ふわふわ〜。すると、ヒーラーさんがこう言った。
ヒ「早い」
私「いま、足まで来たの、分かりました」
ヒ「何かご自分でもやってらっしゃるんですか?」
私「うーん、昨日はタロットセッション1件と、瞑想クラスに参加しました」
ヒ「瞑想、それは良いですね」
その後、こうも言った。
ヒ「向いているから、ご自身でもできるようになると良いですよ」
「向いている=やった方がいい」という図式にちょっとハテナが飛びながらも、「どこで習えるのですか?」と聞いてみたら、まさかの「大森」というエリアだけ教えてくれた。大森のどこやん。
この一連の出来事で、こう思った。小学生か中学生か、理科の時間に熱伝導の話が出てきたと思う。私の身体が人よりもエネルギーを通す時間が早いのであれば、その伝導率が高いっていうことなのかな?
良いエネルギーも悪いエネルギーも身体を通しやすいということかも知れない。だとしたら、極力、良いエネルギーに囲まれて生活をしないと、今日みたいに意図せずぐったりしてしまうかも知れない。
環境は自分で選ばなくては。今の場所で働き続けることが、いよいよ難しいかも知れないなぁ…と、ぼんやり思った。
今日のタロットカードは「カップの3」
毎朝、その日を示すタロットカードを1枚引いている。
78枚あるタロットカードの意味をちゃんと理解するためには、まとめて勉強するよりも、実体験とセットで解説を読んだ方が頭に入るから「今日はどんな1日になりますか?」という質問を投げかけて1日1枚引いている。
2019年1月4日は「カップの3」だった。お正月からメジャーカード(大アルカナ)やコートカードが続いていたので、「カップの3」を見て今日は穏やかな1日になりそうだなと思った。
夜になっても、今日が「カップの3」的な日だったかどうか、認識できなかった。なんとなく、仕事始めだし、オフィスにいる人達とワイワイやるのかなーと思っていたのだけど、チームメンバーは全員お休みで、私はイヤホンをしながら自分の音楽を聴きながら1人で黙々と仕事をして帰ってきた。
いったい、どこが「カップの3」だったのだろう???
映画「奇蹟がくれた数式」
自宅で夕食を食べる時に、無意識にiPadでamazonのPrime Videoを開いた。
いや、本当は「ごはん食べながら何かするの、やめた方がいいんじゃない?イマココを感じて、食事を味わおうよ」という内的対話が起きたのだけど、もう1人の私が「え、だって、外で買ってきたお弁当だよ?味わったって美味しくないよ。だったら映画観ようよ」と言ったので、後者の私の考えが採用された。
普段は恋愛映画を観るけれど、前回それで号泣してしまったので、今回はそういうのじゃないのにしてみた。この映画をチョイスしたのも、たまたま目に入ってきて、面白そうと直感で思ったから。
天才と呼ばれる人達の放つ美しさは半端ない。
ダイヤモンドのように、その能力にこれでもかと言うほど圧力を掛け、自分の分身とも言うべき命の結晶をこの世に生み出していく。
天才数学者が32歳で命を閉じた瞬間、教授と2人3脚で公式を証明していく姿には胸が熱くなって、涙が出た。
トリニティ・カレッジ
大満足で映画を見終わった後に、またタロットカードのことを思い出した。
はて、今日の「カップの3」とは何のことだったのか…???
その時に、ピン!と来た。
「トリニティ・カレッジ…?」
映画の中でトリニティ・カレッジという言葉はそんなに頻出していない。だけど、映画のクライマックスで天才数学者ラマヌジャンが、トリニティ・カレッジ(ケンブリッジ大学)のフェローに選ばれるシーンは感動だった。
トリニティという言葉が数字の「3」と関連していることは、すぐにピンと来た。早速Wikipedia で検索してみると、こう書いてあった。
トリニティ (trinity) は、トライン (trine) の名詞形で、3重、3つ組、3つの部分を意味する。定冠詞付き・大文字始まりの the Trinity は、キリスト教での三位一体のことである。英語圏ではトリニティ・カレッジ (Trinity College) と名乗る大学・研究機関が広くある。三位一体学寮の意。
今日のタロットカードはこの映画のことを示していたのか??!
まじで?すごくない??
私は興奮して、朝早起きしたし、夕方にはぐったりしていたにも関わらず眠れなくなってしまった。
このカードに描かれている3人。
映画『奇蹟がくれた数式』の主な登場人物をもう一度振り返ってみると、1人目はケンブリッジ大学のハーディー先生。2人目はその共同研究者のリトルウッド。そして3人目がこの映画の主人公でインド人天才数学者のラマヌジャンだったのだ。
女神ラクシュミー
タロットカードは、なぜこんなところにスポットライトを当てたのか?
「タロットカードすごく面白い」で片付けても良かったのだけれど、こんなところに仕掛けられたのは初めてと言って良いほど、隠れたポイントを突いてきた。
映画を観ることは予定していなかったし、「映画面白かった!」で終わっていても仕方がないくらい、目立たなすぎて、その日が終わる直前のリラックスタイムに、その日の“おまけ”部分くらいでしかなかった。
興味が出てきたので、インド人天才数学者ラマヌジャンのことをもう少し調べてみた。すると、映画では大きく取り上げれていなかったけれど、彼が天才数学者と呼ばれる理由が分かった。なんなら「魔術師」とも呼ばれた彼は、見つけ出した数式は全て女神ナーマギリが教えてくれたと言っているのだ。
だから、これらの数式を自分で証明することができず、「数式はどこからインスピレーションを得るのだ?」と質問されても「分からない」と答えるしかなく、それは神から与えられたものであると言っている。
これ、スピリチュアル映画だったのか!!(驚)
女神ナーマギリを調べてみたけれど、ほとんど日本語で検索結果が出てこない。Wikipedia の英語ページを眺めてみると、ヒンドゥー教の女神ラクシュミーとの関連がありそうで、そちらを調べてみた。
ラクシュミーの情報は多く、日本語でもたくさん情報が得られた。ナーマギリとラクシュミーの画像が同じだったから、同じなのかな?それとも、関連画像として出てきたのか。
とにかくラクシュミーに興味が移った私は、再び調べてみた。Wikiにはこう書かれていた。
ラクシュミー(梵: लक्ष्मी、Lakṣmī)は、ヒンドゥー教の女神の一柱で、美と富と豊穣と幸運を司る。
んんん??
断然興味が出てきた。
なぜなら、今日のお昼間に私は、もし自分が会社を設立するとしたらどんな名前にするか、妄想を膨らませていた。
そこでのキーワードは当に「豊かさ」「満ちる」といった言葉で、その時は「EnRich」という言葉が出てきていた。あまりに普通すぎる発想なので、エンリッチという名前の会社は既にたくさんあったし、面白くないので私の中では却下になったのだけれど、タロットカードでの「女帝(Empress)」と非常似ている女神だったし、私自身がそういったエネルギーを持っていたら良いなぁと思っていたので、とてもしっくりきた。
この女神ラクシュミーは手から金貨が溢れ出るように描かれている。
私がこれから、スウェディッシュ・マッサージを習おうとしていることも、掌からお金を生み出そうとしているようなものだし、今読んでいる本「光の手」ともシンクロしていて、とても面白い出逢いだと思った。
もし、タロットカードが女神ラクシュミーと出逢わせてくれたのであれば、それは、なんだか凄いなぁと改めて思う。
これは、気のせいかも知れないし、もしかしたら、この先に何かインスピレーションをくれる存在になるかも知れない。それは分からないけれど、なんだかとても興奮した出逢いと夜だったのでした。
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