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【淀橋浄水場趾】

(西新宿1-6)


『この地は明治31年東京水道の創設時から昭和40年までの67年間首都給水施設の中心であった淀橋浄水場の正門あとです
 浄水場の総面積は34万500平方メートルで、いまは新宿中央公園と11の近代的街区に生れかわっています
昭和45年3月 東京都水道局』

ここに記されている通り、現在の新宿副都心一帯はかつて「淀橋浄水場」でした。
この施設の廃止後、その機能は東村山浄水場に移されました。
この一帯の地図を見ると区画が整備されており、浄水場だったことをうかがわせます。
また、高層ビル街は道路が立体交差になっていたり、隣のビルに行くのに階段の上り下りが必要だったりとちょっと不思議な作りになっていますよね。
低い場所が浄水池、その上を通る道路がそれぞれの池を結ぶ通路だったという訳です。

34.5万平米という広さがどのくらいのものかというと、例えば、ユニバーサルスタジオジャパンは39万平米、ディズニーシーが49万平米ですので、このあたりからその広さをご想像いただければ、と思います。