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続・ナチュラルクリーニング

ほったらかしにしてきたいろんな部分を少しずつ掃除している。
よく考えたら、年末の大掃除だってちゃんとできていない。いつも使うところを念入りにやったりするだけで、押し入れやクローゼットなんか、拭き掃除したこともない。
ためすぎてしまった汚れはナチュラルクリーニングでは無理なので、(例えば浴槽の黒カビとか)普通の合成洗剤も使いつつ、残っているものも消化しつつ、やってみている。
溜めた汚れはちょっとやそっとじゃ落ちないし、結局、力技でこすったりすることになるので、ものすごく疲れる。
これが嫌なので、やっぱり汚れはためないに越したことはない。
めんどくさいとかより、力技のほうがうんざりする。
この、うんざりするという感情は割と大事だと思っていて、どんなことでも心の底からうんざりすると、人はそこから抜けようとするものだと思う。
うんざりするというのは、飽和状態でもあるし、これ以上そこに留まれないというサインみたいなもの。
ということは、景色を変えたければ、うんざりするまでやるといいのだと思う。
うんざりするまでほったらかしたので、今度はこまめに手をいれていく、という暮らしを試してみる。
それもうんざりしてきたらやめるかも、と思う。そのときはそのとき。
今日は換気扇を掃除した。爪が真っ黒。切ろうと思ったら、誰かが爪切りを持ち出していて、どこにもない。
もう自分用のを買おう、と思った。
こういうのもうんざりなのである。

◎写真はみんなのフォトギャラリーからお借りしました

#掃除 #エッセイ #ナチュラルクリーニング

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