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スンバ島ボランティア滞在記・4      ーローカルマーケットで野菜を買うー

ワインガプの中心にあるパサール(市場)インプレスマタワイへ

私にとってワインガプで買い物、と言えば市場です。わりと大きめなスーパーマーケットもあり、もちろんスーパーで買い物もするのですが、こちらのスーパーには生鮮食品をほとんど置いてないので、結局市場にも行くことになります。パサールインプレスという名前は他の場所でも聞いたことがあり、インプレスが「大統領令」という意味のようなので、公設市場のようなものなのでしょうか。ここの市場はかなり規模が大きくて、市場の外側も含めてこのブロック一帯をぐるっと一周歩くと10分くらいかかります。バイクや歩行者でごったがえして速く歩けないというのもありますが。
市場の建物の中に入ってしまうと、同じ野菜を売っているお店が山のようにあってどこで買えばよいのか迷ってしまうので、いつも外で敷物を敷いて売っているお店(?)で買っています。

いつも野菜を買うお店。他の店と少し離れた場所にあるので買いやすい。

気になるお値段は、、、安いものとそうでないものがあります

スンバ島に住み始めて4カ月、今日初めて買ったのが茹でピーナッツです。市場で見かけたのは初めてだと思います。一袋500gくらいで10,000rp.(約100円)。これは日本と比べると破格のお値段。味もとてもおいしくて食べ始めたら手が止まらなくなるので要注意。
市場で売っている野菜類の価格設定は大体10,000rp.か5,000rp.がほとんどです。束ねてある空心菜や青梗菜などの葉物野菜は2束か3束で5,000rp.なので日本より安いです。インゲンは「5,000ルピア分ください」と言うと適当に袋に入れてくれます。先日数えたら約60本入っていました。高いのは卵です。1つ20円くらいするので、日本と同じか高いくらいですよね。非常にざっくりですがここの所得が日本の10分の1くらいだと考えると卵はかなりの高級品だと思います。

とうもろこし100円、バナナ100円、ライム100円、唐辛子50円、という感じ


小さいピーナッツがぎゅっと詰まって入ってます。台湾でよくみるものと似てる。

日本と比べると安い!と思う価格ですが、スンバ島の平均収入を考えると多くの人にとって決して買いやすい値段ではないはず。道を歩いていると庭にバナナやパパイヤを植えてある家がたくさんあるので、買わなくて済むように工夫して生活しているのかな、と思ったりしていますが皆さん家計をどうやってやりくりしているのか気になります。
私はまだここに来てから生の肉と魚を買ったことがありません。常温で売っているので手が出せずにいますが、いずれたんぱく質系の報告もしたいと思います。

本記事は、特定非営利活動法人 地球の友と歩む会(https://earth-ngo.jp/)のボランティアとしてインドネシア・スンバ島に滞在中の記録です。

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