Laputaというバンド、akiさんを偲んで…
今年はたくさんミュージシャンが亡くなってしまった年でもありましたが…。
私が青春時代に大好きだったバンドのひとつ、
Laputaのakiさんも52歳の若さで亡くなってしまいました。
それから思い出して、20年以上ぶりによく聴いています。
私はレコード会社移籍後はほとんど知らず、サブスクにもなく、
でもYouTubeで聴いたら良かったので、廃盤になったアルバムを中古で探して買いました。
本当に、今更なんですが💦
クセが強いと思うので聴く人を選びそうですが、私はakiさんの声が大好きで。
まさに90年代の、正統派V系ボーカリスト、だったんじゃないかなぁ…。
V系の中で名古屋系と言われるムーブメントがあり、個性的なバンドがたくさんいましたが、
Laputaはダークでハードな世界観が魅力的で、独特の雰囲気を持つバンドでした。
メジャーデビューしてからは「meet again」がアニメ「金田一少年の事件簿」のOPテーマに使われたり、タイアップも多かったです。
その頃の曲も綺麗で、好きな曲がたくさんあります。
初めてライブを見たのは、高校1年だったと思いますが、
ミニアルバム「眩めく廃人」ツアーの時でした。
「箱庭」というツアータイトルの映像がYouTubeにあり…
「あーこれこれ!」と思い出しました。
何か詩の朗読とかしてた気がします。笑
あのファッションやメイクもずっと謎でしたが、
akiさんがDEAD ENDのMORRIEさんが好きだったという記事を見つけて、全ての謎がとけました。笑
そんな初期の演出や歌詞、パフォーマンスも含め、大好きでした。
今見るとクサいなぁ、って思うんですけどそれも含めてakiさんだなぁって。😂
色々見てたら、私は大学1年かそれくらいに、
「絵〜エマダラ〜斑」のツアーのライブも行ったのを思い出しました。
「ALKALOID」を見た記憶があって、とにかく激しくて、揉みくちゃになってほとんど見えなかったような💦
ただ、ライブはめちゃくちゃかっこよかったです。✨
お客を煽るakiさんが、少し怖くてかっこよかったなぁ。
基本MCはなく、時々激しすぎてお客が酸欠になり、中断しつつ。
でもインタビュー見てたら、若い頃から落ち着いた静かな感じの話し方で、かなりギャップがありました。
それで、一緒にライブに行ってた地方の友人がいるんですが、器用な人で、
本を見て人形を作ったり、衣装もそっくりに作ったりしていて。
その人から、創作人形の世界を教えてもらいました。
こんな本があるよと、アール・リベの型紙付きの本を教えてくれたり、
当時青山にあった人形屋佐吉に、恋月姫さんの人形を一緒に見に行ったりしました。
その時は凄いとしか思わなくて、
自分で作ることになるなんて考えもしなかったんですが…。
今頃友人はどうしているのかな。
色々と思い出がありますね…😌
最後に好きな曲を貼っておきます。
たくさんありすぎて…
ですが選んでみました。
「Breath」1999年
冬の空気感が伝わってくるような、情景が浮かんでくる曲。
ラストライブの最後に演奏された、Laputaらしさが詰まった曲だと思います。
「WITH the WIND」1997年
Laputaにしては爽やかなポップな感じの曲。
なんと「meet again」のカップリング曲だったらしく驚き。
"僕の彩(いろ)に染まれ"って素敵な歌詞で、大好きです。
「Shape〜in the shape of wing〜」1999年
レコード会社移籍後で、知らなかったけどこの曲は聴いたことがありました。TVで流れていたのかな。
歌詞が切なくて良い曲。
pvじゃなくてライブのほうを貼ってみました。
akiさん茶髪も似合ってる😄
「奈落の底」1996年
私が高校時代にハマったミニアルバム「眩めく廃人」に入ってる曲。
もともとこの曲は先にデモテープがあり(1993年)、プレミアがついていた記憶があります。
思春期の多感な頃にリアルタイムで刺さった、毒のようなアルバム。
「An Eternity」とかもすごく好きです。
激しいだけじゃなくて、世界観が色濃いんですよね。
陰鬱でマイナーな感じだとは思うんですが、そういうのが妙に好きですね。
楽しかったなぁ…。
そんな女子高生でした…。😅
古い人形の持つ閉塞的な雰囲気や、昔の小説などにも似た空気を感じることがありますね。
(良い意味で、私はそういうのが好きなのです)
ほかにもたくさんあるんですけどね。
来年の9/28に、名古屋ダイアモンドホールでLaputa ALL BURSTって書いてあったけど、
ほかのメンバー達でやるのかな?
気になります…。
akiさん、たくさんの楽曲と思い出をありがとうございました。
どうか安らかに…🥀
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