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【2020年8月】 Webディレクターの進化と「次」のキャリア視点について。

こんにちは。助田です。

暑い日が続きますね。みなさんいかがお過ごしでしょうか?

個人事業一本になって、半年経とうとしている僕ですが、ぼちぼちと楽しく生きていますー!ちゃんと息してます。

個人的には、2020年は種まきの時期かなと思いつつ、個人事業としてご依頼頂いた仕事は成果を意識して全力でこなしながらも、ある瞬間にふと疑問に思ったことを解消すべく個人活動の時間も大事にしています。

今日は個人活動のご紹介も兼ねて、苦節半年でようやくまとまりかけているやりたいことを通じて、伝えたいことを書き連ねようと思っています。

今日のテーマは「 Webディレクターの進化と「次」のキャリア視点について。」ということで、Webディレクターキャリアのお話を、あくまで僕の経験、視点からお伝えできればと思います。

あなたはWebディレクターをいつまで続けますか?

人によっては一生じゃー!って方もいると思いますし、人によっては「Webディレクターの次は何すんべ。。」って方もいるかと思います。今回はどちらも良し悪しは語りません。

今日は「Webディレクターの次は何すんべ。。」って30代中盤-40代中盤の方向けに、将来を考えるきっかけとなれば嬉しい記事になるように心がけます。


イメージとしては、いつもの如くの4象限ですが、一番割合が多いとされる「小規模BtoB、クライアントワーク」のWebディレクターの方を特に意識してみます。

現在は、クライアントワークで複数のプロジェクトを担当して、わりと営業よりな役割から納品まで、WebやAPPなどを作ること全般の面倒を見ることが多いかと思います。

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僕が言い続けてきたWebディレクターのキャリアパスだと、これまたいつもの図になりますが、

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・役割を深ぼる、広げる。(企画、設計、進捗管理、運用)
・規模を上げる。(バジェット、スコープ、フェーズ)
・専門性を深ぼる、広げる。(制作、開発、マーケティング)

※加えて言うなら、上記にクライアントのビジネスモデルやインダストリーといった経験を併せて「深ぼるか、広げるか」いずれの方向で、経験を積んでいくのだいじ。みたいなスタンスでやらせて頂いております。この辺は、マイナビワークス萱沼さんと楽しく会話した記事をご参考まで。

このあたりまでは、Webディレクターに特化した人材紹介を行ってきた中で、割と考察が進んで傾向と対策を語れるまでになりました。

でも待てよ、と。Webディレクターを辞めて、元・Webディレクターになった人のロールモデルを知る機会って少なくね?と、ふと思った瞬間があったのです。

そういや、ディレ協も7年ほど活動を継続している中で、現役のWebディレクターという肩書のメンバーがほとんどいなくなってしまったー、ってのもあるんですが、Webディレクターのどんな経験を活かして、どんな活動を今やってて、今後どうするんだい?みたいな興味が湧いて、それを可視化していきたいがために、その役割をチームSPEC.に位置づけました。

では、元・Webディレクターだった人たちは、【2020年の今】一体何をしているのでしょうか。

元・Webディレクターたちにヒアリングしてみた。

・ディレクターチームをマネジメントする側になりました。
・Web制作会社を作って代表やってます。
・デジタルマーケティングの事業責任者になりました。
・MaaSの世界に飛び込みました。
・某デパートでデジタル施策の責任者になりました。
・越境ECに特化して講義やってます。
・ブランディングに特化して会社経営してます。
・AIに特化してコンサルやってCMOやってます。
・会社役員になってプロコーチになりました。
・地元を地域活性する活動やってます。
・プロダクトマネジメントやってます。
・解析極めたくてアナリストやってます。
※2020年8月現在で「30代中盤-
40代中盤」の年齢層

割とおもしろいほどにバラけている印象ですが、みなさんWebディレクターだったときの「Webディレクション経験> できたこと/できなかったこと経験」を基礎として、現在のキャリアを選択されている共通項がありました。

もっといろんな人にヒアリングすれば、もっといろんなことをやっている人の話が出てくると思いますが、大半が「収益」に責任を持つ立場として、活動されているんやなあ、という印象。※今でもWebディレクションやりながらです、って方も含まれますがが。

活動領域は総じて、デジタルを活用する分野において、です。

そういった点を加味して、世のニーズがある、今後も活躍のフィールドが増え続ける、と思われる

#business (に向き合うため)
#digital (をフル活用して)
#direction (していく)

人を増やすことで、相互に協力しあえる互助機能がうまいこと活用されて、結果として、現役Webディレクターの方に「Webディレクターの次」を考えるきっかけを作れるんではないか、と現在の個人活動のコンセプト軸におきました。

企業ニーズに視点を振ると、10年以上前から沸き起こっている「良いWebディレクターいない?バブル」を体験しましたが、令和の求人ニーズを見ていくと、少しづつ変わってきている印象です。

傾向として企業がWebディレクターに求める役割が細分化されてきているため、「xxディレクター」ってタイトルの求人も増えています。おそらく守備範疇広めに対応できるWebディレクターから、専門性がわかりやすいWebディレクターが求められてきているとも言えそうです。

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※もはや若干古めとなってしまいましたが、ニーズ全般の傾向として求人票からピックアップしたキーワードたち。

つまり専門性の軸を持った上で、自分にない専門性を集めて成果につなげるアセットを持っているWebディレクターは、次のキャリアを考える際に、「収益」に責任を持つ立場としてのキャリアの選択肢がある。とも言えそうです。

「Webディレクターの次キャリア」を見越すにあたって。

上記2セクションを前提に、「Webディレクターの次」を考え、キャリアの選択を増やす、に当たってのポイントを列挙して、今日は締めたいと思います。

・ニーズに応えるアセット(経験、知見、想い、人のつながり)をモツ。
・収益に向き合う意識をモツ
・とにかく世のニーズを意識スル。
・肩書に振り回されず、役割に注視スル。

もちろん、いろんなスタンスの方がいるので、それこそいろんな意見もあるかと思いますが、僕個人はこのような考えのもと個人活動を行っているので、Oh..視点近いぜ、みたいな方がいれば、ぜひご一緒に活動できれば幸いです。

待ってろ今から本気出す。

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