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自分の中に根強く残る偏見と付き合う

ハラスメント当事者である私には、ハラスメントを受けたことのない人には残りえない偏見や差別をしてしまう目が残っていることを日々しみじみ感じる。

私の場合は幼少期に大人に甘えることが難しかったので、大切にされている人を見ると甘えてんじゃねーよ!と思う自分が確かに存在しているのを感じる。

進学競争は心底苦手だったけど、そこに関わった経験者として学歴差別も根強く残ってるなと感じることかある。

いったん偏りが生まれてしまうと、それを元に戻すのは不可能だ。

けれど、自分自身の偏りを自覚し、それを乗り越えるにはどうすればいいのか、常に知識をアップデートし続けること。

そして、自分が自分のよき理解者であり続ける努力を怠らなければ、偏りはあっても他人を傷つけることなく、なんとか生きていけると思っている。

偏見があるから人生終わりかというと、そんなことはない。

でも、いらない偏見は自分の世代で断ち切る努力も、社会に属する大人としてしなければならないだろう。

なぜなら偏見や差別は成長段階で育まれるし、人は無意識のうちに自分にされたことの仕返しをしてしまう生き物だからだ。

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