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【冬至チャートを読んでみた】手を携えて

こんにちは。ほえーるけいこです。
12月22日(金)12:27に太陽が山羊座入りして、冬至を迎えます。

占星術の世界では、3月下旬に太陽が牡羊座入りする春分を1年のスタートとしています。また、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座の活動宮の4星座に太陽が入る春分、夏至、秋分、冬至のチャートを読んで、そこから約3ヶ月間の運気を占ったりもしています。今回も例によって冬至のチャートを読んで、ここから春までの運気を読み取っていこうと思います。


手を携えて

冬至は、太陽の光が一年でいちばん弱くなるタイミングです。これ以降、北半球にある日本ではグッと寒さが強まり、冬本番を迎えます。ミュージシャンのレキシの楽曲『狩りから稲作へ』には「忍び寄る恐怖 冷えと飢え」という歌詞がありますが、まさに「冷えと飢え」が喫緊の課題となる冬は人類の歴史にとって、長きに渡って非常に手強い季節であったのだろうと思います。

これから太陽が入室していく山羊座は、社会や組織がテーマの星座です。ひとりでは乗り越えられない困難を、人々が手を携えて乗り越えていくこと、互いに知恵を絞って支え合うことが、ここからの大きなテーマというわけです。

この太陽は今回、牡牛座の月・木星と120°の良好な角度を取っています。また、魚座に位置する土星も関わって小三角ができています。山羊座も牡牛座も、現実的な視点、確かな手触りを大切にする星座です。ここに土星という、まさにリアリティを表す天体が関わっていることから、ここから春までは非常に堅実で地に足のついたムードが継続していくのではないかということを、まずは強く感じます。

豊かさに関する驚きの展開について


冬至チャートでは、金星と天王星のオポジションも非常に効いています。金星は蠍座に、天王星は牡牛座にあって、非常にタイトに向き合っています。金星は愛や美、お金、豊かさなどを表す天体ですが、蠍座では少々不器用に振る舞う感じがあって、秘密主義的なにおいもします。一方で天王星は、これまで世界の常識だと思われていた枠組みを突破し、革新を起こすようなエネルギーを持つ、パワフルな天体です。竹を割ったような天王星のエネルギーが、蠍座の深い深いところに隠されていた経済や豊かさ、美、愛に、驚きの光を当てているのが今、というわけです。

さまざまなお金、富にニュースが飛び交っている今日この頃ですが、経済、金融、お金、モノ、所有といったテーマには、ここから春までも光が当たり続き、掘り起こされるものがありそうだなと思います。

山羊座冥王星期の振り返り


今回の冬至図では太陽と並んでいるコミュニケーションの星・水星は、現在逆行中です。水星の逆行は通信、交通、コミュニケーションの混乱や停滞を表すとともに、振り返り、見直し、再会なども示唆しています。当時の翌日、23日(土)から水星は射手座に逆戻りすることになるのですが、冬至図では山羊座に滞在しています。

山羊座の最終度数付近には、破壊と再生の星としてお馴染みの冥王星がいます。この冥王星は年が明けて2024年の1月下旬には水瓶座に移動し、9月頃にちょこっと戻ってきて11月下旬に完全に水瓶座軌道に乗ることになります。ちょこちょこした動きはあるものの、今は山羊座冥王星の総仕上げの時期なのです。その意味で、今は2008年頃から続いてきたひとつの時代を振り返るようなムードのときと言えるわけですが、ここから春分までの期間にもこのような流れは続いていくことになりそうです。

それではみなさま、お元気で素敵な冬至をお過ごしください!

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