【気持ちは熱いうちに打て!】

数日前に映画「LA LA LAND」を見ていたら、カリフォルニアの大学に通ってた頃のことをたくさん思い出した。

なかでもいちばん印象的だったのは、大切な存在だった人がある日突然目の前からいなくなってしまったことだった。

それまで優等生で過ごしてきたのに、あまりのショックですっかり身体に力が入らなくなり、私は学校に行けなくなってしまった。

まわりの人たちにずいぶんと助けてもらってなんとか卒業して日本に帰ってきたものの、帰国や就職に関わるドタバタで、しっかりとその悲しさに向き合うことができなかった。

寂しさ、悲しさの爆発はそれから1年くらいあと、働きすぎで職場で倒れた時に、身体の不調とともに一気に襲って来たんだった。

どんな気持ちにも、感じたその時にしっかり向き合った方がいい。無視した分その気持ちは重みを増して、思いもよらない時に目の前で爆発することになるからだ。

あのころ私は、新卒を逃したら就職先がなくなる!と、様々なところでほぼほぼ脅しにあっていた。

魂がボロボロで仕事だけあったとして、そんな仕事うまく行くか!?優先順位がおかしくないか!?(しかも、雇ってくれる人にもすごい失礼!!)と、今では思う。

あの経験も、自分を生きるために必要な経験だった!みたいな、薄っぺらな結論は引き出したくない。けれど少なくとも私は、あの日失った彼に対して恥ずかしくない生き方をしてこれたと思う。そこは本当に、自分を誇りに思う。

それにしても、20代の記憶は基本過酷だな。笑

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