初めての退職交渉!目指せ【円満解決】

 人生において転職は少ない方が良いとはいいますが、時代と共に終身雇用神話は崩れキャリアアップのための転職が多くなりました。

 転職のプロは特にこの記事を見なくても大丈夫ですが、初めての転職活動で不安という方はご参考に頂ければ幸いです。

1.「退職届」として記載する 

 「退職願」と「退職届」がありますが退職願は会社に受領し認められた退職が認められ、認められなければ辞められません。辞める意思が強い場合は退職届として記載しましょう

2. 予定より早めの期日で交渉をする

 引き継ぎができるまで・・・と交渉してくる会社もありますが、社内では噂になりお互い居づらい環境になりますので、お互いのために早い日時で交渉をした方がよいです。


3.就職先の企業名を明かさない

 新しい会社に対する悪評や風評被害が出るのを防ぐためです

4.会社の不満を言わない

 会社に文句の1つも言ってやりたい方もいるとは思いますが円満退職の為「熟慮した結果このような形になりました。熟慮した結果ですのでご理解ください」と伝えるのが秘訣です。

 今後も関係がつながる間柄なら会社を辞めた後伝えましょう。理解ある上司や同僚ならきっと理解してくれます。

5.辞めて周りに迷惑をかけてしまうと気負うのをやめる

 あなたの代わりはいないと言ってプレッシャーをかけてくる上司もいますが気を病んだりする必要はありません。あなたが辞めた後も以前よりパフォーマンスが落ちるかもしれないですが代わりを探す義務を追うのが【会社】です。

 仕事はあなたにアサインされておらず、【会社】にアサインされています。自分ですべて責任を負うものを【個人事業主】と呼びます。

 そもそも部署異動ですら周りの方に迷惑はかかりますし、辞めて迷惑が掛からない方がいたとするならば正直居ても居なくても変わらない人です。 

6.カウンターオファーについて

カウンターオファーの特徴としては主に下記3つのどれか、または組み合わせが上げられます
① 給与が上がる
② 待遇面(環境)が考慮される
③ 昇給が約束される

 条件面がよくなるならば退職しない方がよいのでは・・・と考える人も少なからずいますが、6~7割近くは半年以内に退職を決意し、将来的にその会社にいる人は1割未満といわれています。

理由と致しましては
・カウンターオファーを受けたことが内部に知れ渡り、転職を理由に給与を上げたやつと後ろ指を指される 

・元々会社が無理して出した給与になるので数年経っても給与レンジが上がらない、もしくは上がる見込みがない


・昇進になっても一度会社を辞めたことを決めた人間になるので、信頼感が無くそれ以上の出世を見込めない 

 
・給与が上がってしばらくしたら給与ダウンの話が出た。(自分の仕事の後任がみつかったため)

上記が上げられます。

また、企業側がなぜカウンターオファーをするのかという心理ですが
・代わりが出来る人材がいないので一時的に給与レンジを無理してでも繋ぎ止め新しい人が確保できるまでキープしたい。
・交渉時間を長くすることで会社的に新しい人をアサインするためのリード時間を引き延ばすと共に、あわよくば転職先のオファーをなくしたい


まとめ

 ウィルスや災害により業界自体が死ぬこともあり先の読めない未来になってきている時代で自己のキャリアアップのため転職をする方が増えてきていますが、お世話になった企業となるべく円満退職できるようにしましょう!

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