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ノンセクションの50

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《(和)non+section》枠が限定されていないこと。特に、クイズ番組などで出題範囲が限定されていない部門。(goo辞書より) 不定期更新。
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記事一覧

シナリオについて #4

4、ショッキング演出  予想だにしない展開で観客を驚かす手法がある。  たとえば、ヒロイ…

シナリオについて #3

 第3回は「回想内回想」。  ある作品の打ち合わせで、監督が回想シーンの中にさらに回想シ…

シナリオについて #2

 実際に自分の書いたプロットを引用しますので、構成がどのようになっているか推理してくださ…

シナリオについて #1

 シナリオはこう書かねばならない――なんてのはないと思う。書きたいように書けばいい。少な…

マイ・ライフ・アズ・ア・リビングデッド #おしらせ

 noreで連載しました    自伝エッセイ「たそがれに屁の河童」    自伝エッセイ「マイ・…

マイ・ライフ・アズ・ア・リビングデッド #18

 1980年初頭、シンセサイザーで遊んでいた。きっかけは、僕が監督した8mm映画『新・たそがれ…

マイ・ライフ・アズ・ア・リビングデッド #17

 これは以前書いた小説「小間物屋を開く」の冒頭である。  本当にあった話である。  長崎で『ナインオー』というタウン誌を始めたのはビジネス目的だった。しかし、半年も持たず休刊。理由は予定していた広告収入が取れなかったからだ。『ナインオー』を辞める時、それまで取材したじげもんバンド(地元のバンド)に「申し訳ない」と謝った。すると、見た目はバーバリアンなスラッシュ・メタル・バンド「テロフェクター」のメンバーから「続けましょうよ。俺達も協力しますから」と励まされてはじめたのがロッ

マイ・ライフ・アズ・ア・リビングデッド #16

 昔、長崎の思案橋の近く、鍛冶屋町に「ノルウェーの森」という洒落たラウンジバーがあった。…

我作为僵尸的人生 #15

 私の生まれた長崎市は江戸時代から国際都市だった。  祖父がペンキ屋を営んでいた出島はオ…

マイ・ライフ・アズ・ア・リビングデッド #14

『たそがれに屁の河童』でいずれ書くと予告しました助監督時代のことを書いてみます。 カチン…

マイ・ライフ・アズ・ア・リビングデッド #13

 先に『デジモンアドベンチャー』のベースに『蝿の王』があると書きましたが、選ばれし子供た…

マイ・ライフ・アズ・ア・リビングデッド #12

『デジモンアドベンチャー』第45話「究極体激突!ウォーグレイモンVSメタルガルルモン」の、…

マイ・ライフ・アズ・ア・リビングデッド #9

 『デジモンアドベンチャー』第22話は「ささやく小悪魔ピコデビモン」。2度目のタケル&パタ…

マイ・ライフ・アズ・ア・リビングデッド #8

 『デジモンアドベンチャー』第16話は「暗黒進化!スカルグレイモン」。主人公・太一の回です。通常主人公は出ずっぱりでですが、デビモン編では登場しない回がありました。そしてこの回では 、グレイモンとグレイモンが戦い、さらに太一がグレイモンを暗黒進化させるという、角銅監督のチャレンジ精神が際立っている回です。  実は私は中学生時代、荒れていて、〝問題児〟に暗黒進化していました。それが大学で教育学部に入ってしまって、私は教師は不適格じゃないかなと悩んでいたのですが、青年心理学の授業