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伝えるときに大事なのは「伝わる」とはなんなのかを考えること

こんにちは。
ポテンシャル屋のまさきです。

Fラン大学出身で営業職として就職するも、全く成果が出ず一回営業外され、そこから最年少営業マネージャーになって、今は独立してポテンシャルコーチ、営業支援等の仕事をしております。

今日のテーマは

伝えるときに大事なのは「伝わる」とはなんなのかを考えること

というテーマで書いていきます。

僕自身、営業支援やコーチという仕事をしています。
なので、コミュニケーションを商売にしている人間です。

そんな僕が営業もコーチングもしている中で、
難しいって思うのは「伝える」と「伝わる」の違いです。

「伝える」と「伝わる」の違い

何か物事を伝えたいときに、
自分が何を話そうとかばかりに着目を置いてしまうけど、
大切なことは伝わるかどうかってことなんです。

実際これって多くの場所で言われていますよね。
セールス、
マネジメント、
コーチング、
育児、
友達からの相談。

ビジネスもそうだけど、それ以外の場所でもとても大切です。

伝わってほしいから伝えていたはずなのに、
いつの間にかどう伝えるのかって伝え方にこだわってしまっている。

そしてその伝える内容や言葉にばかりフォーカスがいってしまうことが、
とても多い。

ただ受け手となって考えてほしい。

誰かと話したすべての会話を覚えているかな?
昨日一緒に居酒屋で飲んだA君との会話。
今日の昼に一緒にたべた同僚B君との会話。
今日の夜に一緒にデートに行った彼女との会話。
申し訳ない話だけど多分覚えていないと思う。

会話で何を話したなんて覚えていない。
人間そんなもんなんだ。

だから伝わるって何なのかを考えると、
言葉が伝わるってわけじゃない。

伝わるって感情のことなんじゃないかなって思う。

さっき聞いた会話の内容は覚えていないけど、
そこでの感情は明確に覚えていないかな?
昨日一緒に居酒屋で飲んだA君との会話。
今日の昼に一緒にたべた同僚B君との会話。
今日の夜に一緒にデートに行った彼女との会話
それぞれでどんな感情を抱いたか。
楽しかった、心地よかった、すっきりした。

そんな感情を人は忘れない。
そしてその感情に紐づいた会話を覚えているんだ。

あのうれしかった気持ちは忘れない。

すべては感情とリンクしている言葉を覚えている。

だから伝えないといけないのは感情。
その感情に紐づく会話を相手が覚えているんだ。

よくあるのが、上司がさらっと言った一言を、
部下が覚えていたエピソード。

なんでそれを覚えているのかって、
上司がどれだけ伝えようとしたのかではなく、
部下の感情に深く突き刺さったからだ。

あなたはどれだけ相手に感情を伝えようとしていますか?

感情を伝えようとすると、
声のトーン、ボディランゲージ、表情とかも意識していかないとダメです。

「好きです。」って言われても、
どんな表情でどんな声のトーンで言われるかで、
その言葉にどんな感情を抱くかは変わるのかなって思います。

だから何を話すかも大事ですが、
相手にどんな感情を持ってほしいのかを想像して伝える意識を持ってほしい。

僕は誰かに何かを伝えるときに、
この感情を受け取ってほしいから逆算して伝えるようにしています。

それは感情から考えるとそこに合わせた言葉、声のトーン、表情を設定して伝えられるからです。
言葉を伝えようとすると、その言葉をきれいに伝えようとしちゃうけど、
言葉を整理することが相手に伝わりやすくなるのかというとそうではない。

さっき話したように感情の変化を感じなかったことを、
人間は覚えていないから。

だからこそ感情から逆算して。

うれしいと思ってほしいなら、
どうやったらうれしいって思うかな?

ただそれを想像してみてほしい。
自分の基準でいいから。うれしい感情を抱く言葉選び、表情、声のトーンで伝えてみて。

それが最も大事であって、
記憶に残るから。

僕は記録に残っていく人間じゃなくて、
たった一人でもいいから記憶に残っていく人になりたい。

だからこそ僕は記憶に残るようなコミュニケーションをしたい。
何を話したかすべては覚えていないけど、
マサキと話したらなんかポジティブな気持ちになった。
前向きになれた。
自信がついてきた。
全部もし自分がポジティブになるとしたら、、、って考えてから相手に伝えているから、そういうことができるようになってきたんだろうなと今になって思う。

難しく考えなくていい。
相手に感じてほしい感情を自分だったらどういってもらえたら感情として受け取れるのかを考えて話してみて。

それだけで全然伝わり方が違うから。
いきなり理解されようとしなくていい。
相手の記憶に残るような伝わり方をすれば相手はそれを忘れたくないから、
その言葉を覚えたくてもっと詳しく勝手に聞いてくるから。

何かを伝えるときに、
3秒考えて感じてほしい感情を想像しながらしゃべろう。
うまく話せなくていい。
きれいにまとまってなくていい。

想いをもって、伝えてください。

ではまた。

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