香港のことと、Robertプロセス
中国政府が香港に対して行っていることに、とても腹を立てている私。
今朝のYahoo!ニュースを見た時はとても驚きました。(2020.06.07時点では真偽が分からず、判断は留保しています。)
ちょうどRobertペアワークの練習日だったので、これをテーマに取り上げました。
※プロセスの手順は詳細にあるのですが、Robertが作ったことを尊重して概略で記載します。
1 自分の中で起きていることに注意を向ける
日本政府はろくでもない、クズだ、ダメな奴らだ。香港にいる友人の苦境を考えたことがあるのか?ああ、胸が苦しい。いつか日本が痛い目にあうぞ!!・・・・等々湧き上がります。
〇政府への批判
〇香港の友人を想う時に胸が締め付けられるような痛み
2 この体験は私のものだと言う
「日本政府はろくでもない・・・香港の友人の苦境を想うと胸が苦しい」
「これは全て私の考えであり、解釈であり、評価である」と繰り返し口にしました。
ただ、なかなか、「自分の考えだ」と、受け入れられなくて、繰り返し3回口にしたところで、やっと自分の中にある考えだと体が感じる事ができました。
3 エネルギーを感じ、味わう
大きく3つの感情がありました。
怒り・絶望 そして 悲しみ
★怒りと絶望は、日本政府に対するものと、自分に対するもの。
凄く政府に怒っている私の裏には「私は無力だ、政府が中国に抗議してくれなければ何も起きない。私にできることなどない(絶望)」が居ました。
胃の下あたりをズーンと押しつぶす感覚。
★悲しみは香港の友人たちに対するもの
彼ら彼女たちが、今も香港の中で努力している、そのことへの悲しみ。私が彼らだったらどう感じているだろうか・・・・本当につらく、悲しい。
このエネルギーを、時間をかけて、フルに味わいます。
4 憧れ、価値観、ニーズに気づき味わう
感情を自分の広いスペースへ招き入れ、じっくりと味わいます。
好奇心を持ちながら、ただただその感情を味わう。やがてエネルギーそのものが語り掛けてきます。
★怒りと絶望は
「私は無力ではない、私にはできることがある。それは些細なものかもしれないけれど、決して無力ではない」という声を指し示し、とたんに私の中にとても強いパワーがみなぎってきました。
★悲しみは
愛・慈愛の質感へとシフト。友人たちへの深い愛情と慈愛。本当に私は、彼らのことを大切に思っているし、同時に、自由であることへの深い願いがある。
愛のエネルギーが自分に満ちてくるのを感じます。
やがて、パワーと愛のエネルギーで自分が大きく開いて広がっていくのを感じます。ただただ、気持ちいい。
4 自分へのリクエスト
日本政府・与党でもいいし、野党でもいい。
私の大切な友人たちを守るために力を貸してほしい。
香港に対する中国政府の振る舞いに対して、日本と言う国から異議を申し立てることに協力して欲しい。
そのことを、伝えよう。
そして、私にできる方法で、発信しよう。
そう、すでに私から、敵や仇のイメージは消え去り、パワーと愛に満ちたエネルギーから、香港のためにできることは何でもしたいというステージへとシフトしたのだから。
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