まさ@有吉正樹

福岡で暮らし始めて20年を越えました。 優しいお父さんになるのが夢です。

まさ@有吉正樹

福岡で暮らし始めて20年を越えました。 優しいお父さんになるのが夢です。

マガジン

  • NVCを語ってみた

    NVCに関することを語ってみました。

  • NVC失敗(※)の日々

    NVCを実践する中で、沢山の失敗をしてきました。そして今も。そんな珍道中を記録していきます。 ただいま、NVC失敗クラブ部員募集中!! 部員の資格は失敗談を書くだけです。 これであなたも立派な、NVC失敗クラブの部員です! 失敗(※)とは NVC的には、失敗は判断と考えられますので、「自分の願った通りにNVCが出来なかった」とい書くことがお勧めされると思いますが、一般の方からすると、なんのこっちゃ?となる、NVCオタクのこじれた記事が展開されます。

最近の記事

🍀NVCの学び終わりと、人生という旅🍀

「NVCを学ぶことは終わったな」と感じるようになったのは、しばらく前のことでした。 今後、興味を引く講座があれば、遊びがてら受けることもあるでしょうが、定型的な型を練習したり、文法を使って語ることは日常ではなくなりました。 しかし、ただの「終わり」ではないように感じます。いつのまにか日常の中に溶け込んで、私自身の一部となっていました。 もう「学んでいる」感覚ではなく、マーシャル・ローゼンバーグの教えでも、ロバート・ゴンザレスの言葉でもない感覚が育まれているのです。 そ

    • 🍀SNSの中で見つけた自己理解への旅🍀

      今日、SNSの投稿を次々と読んでいるとき、突然、激しい感情の波に襲われました。 理不尽な解雇、信頼の裏切り、予期せぬ喪失...これらの物語が真実かどうかわからないのに、私の心は激しく揺れ動きました。 さらに、その投稿に寄せられた数々のコメントを読むと、怒り、同情、悲しみの言葉が私の内なる炎に燃料を供給し、やがてその炎は燃え盛るほどに膨れ上がりました。 その感情をじっと感じ眺めていると、すぐに消えていく一過性の感情もあれば、長く心に残る感情もあるということがわかります。

      • 🍀手放すということ~愛と余白がもたらすもの~🍀

        人生という旅路で、私たちは様々なものを抱え込んでいます。 物理的なものだけでなく、古い思考、感情、習慣も含めて。でも、時にはこれらが私たちの成長を妨げる重荷になっていることに気づきます。 今日はある友人から投げかけをもらいました。 「いらないものを手放したら、本当に新しいものが入ってくるのでしょうか?」と この問いは、私の深いところで共鳴するものがあります。 なぜなら、私も、変化を求めながらも、それを恐れる部分があるからです。 「手放したときに、入ってくるものが一

        • 🍀夕陽が教えてくれた、魂の旅🍀

          息を呑むほど美しい夕日のグラデーションは、圧倒的で、そして儚い。 茜色に染まる空が広がる瞬間、その美しさに心を奪われる中で、私は深い「寂しさ」に出会いました。 この雄大な自然の輝きは、一瞬で消え去る儚いもの。そんな儚さが、私の胸を切なく締めつけたのです。 私の命もまた、一瞬の儚いものであると。 そして、陽が沈んだ後も、この「寂しさ」がどこから来ているのか、とずっと心に問い続けていました。なぜ、この美しさの中でも、心は孤独を感じるのでしょうか? やがて、私は気づいたの

        🍀NVCの学び終わりと、人生という旅🍀

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        • NVCを語ってみた
          51本
        • NVC失敗(※)の日々
          131本
        • fx
          2本

        記事

          🍀共に生きる二つの私🍀

          昨年、私は「見ている私」という新たな感覚に気づきました。それまでは、ただ日々の出来事を体験するだけだった私に、もう一人の自分が存在することを感じ始めたのです。瞑想をしたり、ゆっくりと深呼吸をする時間だけ、その「見ている私」が現れていました。 しかし最近、その境界がだんだんと薄れてきています。体験する私と見ている私が同時に存在し、まるで二つの自分が共存しているような不思議な感覚があります。 体験する私は、痛みや悲しみ、辛さ、喜び、感動—あらゆる感情と一体化しています。時には

          🍀共に生きる二つの私🍀

          🍀委ねるという人生の旅🍀

          東京での講座が開始一週間で完売、福岡では一般募集すらできないほどの反響! 驚きと感謝で胸がいっぱいです。 振り返れば、福岡での最初の講座は定員20名に対してわずか6名。 講師の重子さん献さんには、ぎりぎり往復の交通費ぐらいしかお礼をお支払いできませんでした。 それでも、目の前の人と誠実に向き合いたい、福岡に暖かなコミュニティを創りたいという一心で続けてきました。 そんな小さな一歩が、想像もしていなかった未来へと繋がっています。 東京での開催もまた、不安と期待が交錯する

          🍀委ねるという人生の旅🍀

          🍀おもいやりの境界線🍀

          「あれって、おせっかいだったかな…」 誰しも、きっと一度は感じたことがあるのではないでしょうか? 私は、子育てにおいて特に、この「おせっかい」と「思いやり」の境界で迷うことが何度もありました。 小さな頃は、守ってあげたい一心で、あれこれと先回りしてしまいがちでした。 でも、子どもが成長するにつれ、私の手の中に収まりきらなくなっていくのを感じ始めます。 反抗期。それは、子どもが自分自身の人生を歩み始めるための、力強い宣言のようでした。 親として、少し寂しさを感じなが

          🍀おもいやりの境界線🍀

          🍀目には見えない糸で、私たちは繋がっている🍀

          2025年1月の重子さん&献さんのイベント、福岡と東京開催に向けて動き出しました! 以前、私がいち参加者だった頃は、ただただ重子さん&献さんの言葉に夢中で、世界は「講師のお二人と自分」で完結していました。 オーガナイザーとは単なる受付係で、唯一「私」をお金や時間という現実に引き戻す担当だったようにも思います。 それが、オーガナイズ側に立つようになってから、世界はガラリと変化しました。 まるで、会場全体を包み込む大きなレンズを通して見ているように、 一人ひとりの参加者の

          🍀目には見えない糸で、私たちは繋がっている🍀

          🍀愛と共に生きる - トラウマを超えて🍀

          しばらくの間、トラウマとどのようにともに過ごすか、あるいは、どのようにほどいていくか、と言うのを考えていました。 私には、昨年、息子を亡くすと言う途方もない大きな出来事があったからです。 来世、というものがあるならば、きっと大きなトラウマとして引き継いでいくのだろうなぁと思います。 来世の私をイメージした時、このトラウマが原因で、家族を亡くす恐れに囚われて、心配性になったり、子どもを強く束縛する人になってほしくないと思います。 むしろ、大切な人と過ごせる時間は短いから

          🍀愛と共に生きる - トラウマを超えて🍀

          🍀優しさが世界を変える一歩になる🍀

          先日バスに乗っていた時、私にとってショックな出来事がありました。 体に麻痺のある女性が、乗車口で、もどかしそうにICカードを探していました。バッグの中を一生懸命探そうとして、手すりに身を預けて、必死に不自由な手を動かしていますが、なかなか見つかりません。運転手さんの親切な声も、届いていないようです。 私は、いてもたってもいられず、「鞄、持ちましょうか?」と声をかけました。しかし、結局カードは見つからず、整理券をお渡しして、彼女はようやくバスに乗ることができました。 この

          🍀優しさが世界を変える一歩になる🍀

          🍀NVC(非暴力コミュニケーション)との10年の歩み~私の内なる変容と気づき~🍀

          10年前、私はNVCと出会い、その革新的なアプローチに魅了されました。初めのころは熱狂的に取り組み、今読み返すと恥ずかしくなるような投稿も多々ありますが、それも成長の過程だったと思います。 しかし、時間とともに私の姿勢は変化しました。 今では、人にNVCを積極的にお勧めすることはありません。 「興味があれば一緒に遊びましょう」 そんな風に、少しだけ肩の力を抜いて伝えています。 なぜかというと、それは、NVCというツールが、使い方によっては、誰かの心を深く傷つけてしま

          🍀NVC(非暴力コミュニケーション)との10年の歩み~私の内なる変容と気づき~🍀

          🍀自己犠牲に気づき、共に変わる未来へ🍀

          最近、相談を受けることが増えました。 多くの場合、とても無理をして頑張ってきて、疲れ果てた状態で飛び込んでくるのです。 相談してくれる人たちは、自己犠牲と自己責任を当たり前のように感じていて、自分の限界を超えて頑張り続けています。 しかし、その負荷は途方もなく重く、いつかはその重さに耐えきれなくなる時が来るのです。けれども、本人はそれに気づかず、「もっと頑張らなければ」と思い込んでいるのです。 私にできることは、ただその話を静かに聞くこと。それでも、それが驚くほど役立

          🍀自己犠牲に気づき、共に変わる未来へ🍀

          🍀秋空の下、透明な存在へと溶けていく🍀

          今日、秋の澄み渡る空を見上げていると、まるで空の青さのように、存在が薄れていきました。 透明なガラスのよう、あるいは、世界を映し出す鏡のように。 人生の出来事は、私たちの意志とは関係なく流れ起きる。 行動を起こす思いさえも幻想のよう。 ただ透明になって、映している。 そんな瞬間を味わいつつも 夜にはお腹が減って、イライラしていました。 そんな感じの日々です。

          🍀秋空の下、透明な存在へと溶けていく🍀

          50歳から始める心と暮らしの断捨離:本当に大切なものを選び取る季節

          食生活を少しずつ見直し始めたのに合わせて、今月から本格的に断捨離に取り組んでいます。 若い頃から本が大好きで、気づけば、家には1,000冊以上の本や、さらに、もう使わなくなった洋服や雑貨が溢れていて…。 どれも大切な思い出が詰まっているものですが、今の私にとって、本当に必要なものは何だろう?と、50歳を過ぎ、人生の残り時間に残すものを選ぶ季節が来たと感じています。 要らないものは感謝とともに手放し、必要な本は代行業者に頼んでPDF化。洋服や雑貨も少しずつ処分しています。

          50歳から始める心と暮らしの断捨離:本当に大切なものを選び取る季節

          🍀あなた自身の道を見つける旅🍀

          ある境地に達した人が見る景色、それは悟りであったり、神とのつながりであったりします。 その人は、その体験を分かち合いたくて、自分が歩んできた道をわかりやすく示そうとします。「これが私の辿り着いた場所への地図だ」と。 しかし、第三者がその地図を見た時、地図そのものが真理であり、距離や位置が測れるものだと誤解してしまうことがあります。 そこには大きなパラドクスがあります。 地図はただの目安であり、それ自体が真実ではありません。地図を手にした瞬間、その体験の本質から切り離さ

          🍀あなた自身の道を見つける旅🍀

          プラーナの力:心と体を満たす食事の秘密

          「プラーナ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 「プラーナ」とは、サンスクリット語で「生命エネルギー」を指す言葉です。アーユルヴェーダでは、新鮮な食材や作りたての料理にはプラーナが満ちており、私たちに活力を与えると言われています。 反対に、レトルト食品やインスタント食品、冷凍食品やスナック菓子など、時間が経過した食べ物はプラーナが少ないと言われています。 これまで私は、「プラーナ」の話を耳にしても、それを迷信のように感じ、一笑に付していました。「そんな非科学的なこ

          プラーナの力:心と体を満たす食事の秘密