イタリアワインの魅力って何?
「なんでイタリアの資格なの?フランスじゃなくて?」
最近では言われることが少なくなりましたが
以前はよく言われました。
一般的にはワイン=フランス
というイメージがまだまだ強い中、
イタリアワイン好きは「フリーク」に近い人が多いことに気づきました。
そこで自分もハマるイタリアワインの魅力とは何なのか再考してみました。
魅力1:多種多様なブドウ品種とワイン
イタリアはブドウ品種が多くて「難しい、覚えられない」と言われがちですが裏を返せば、それだけ多種多様なワインがあるという事。
格付け等で認められているもので400種、非公式なもので2000種以上あると言われています。
多種多様なワインがあれば、多様な好みにも対応でき、色んな食事にも合わせることが出来るという事です。
魅力2:初心者向け
イタリアはドイツやフランスなどと比べ低い緯度に位置する為、気候が温暖で造られるワインも酸が強いものは比較的少なく、果実味があるものが多いので初心者でも飲みやすいものが見つけやすく、値段も手頃ものがたくさんあるので入り口としては入りやすいのです。
魅力3:食事に合うように作られることが念頭にある
高齢者のイタリア人の中には、ワインなしの食卓は考えられないという方もいるくらいイタリア人の食卓にはワインが必須と考えられてきました。
私が会ってきたイタリアの生産者のほとんどが、自分たちのワインと料理のペアリングを重要視していて、イベントはもちろん、試飲会ですらそれぞれのワインに合う食事を用意したりします。
食事と共にあるべきと考えていることで、まろやかで合わせやすいワインが造られる傾向にあるのは事実です。
魅力4:まだまだ掘り出し物がある
小さな家族経営のワイナリーが多く、ブランド化するワイナリーがまだまだ少なく、びっくりするような高品質のワインが驚くほど低価格で売っていることがあります。
商売下手?ということもありますが、買う方としては有難い限りです。
種類が多いからこそ良質なワインが埋もれていることが多く、
それらがブランド化して価格が上がるには時間がかかるのでまだまだお手頃でそれを見つけるのがワクワクします。
魅力5:日本食とイタリア食の共通点
シンプルで素材を味わうイタリア食は日本食とも共通点が多く
ソースではなく旨味を生かす食文化です。
イタリアのワインは日本食にもよく合い、
煮物などは南イタリアの赤が相性よく、
お刺身にはカルパッチョにあわせるようなすっきりした白が合います。
イタリアワインは実は日本食にも合わせやすいワインなのです。
以上イタリアワインの魅力をあげましたがまだまだ知らない魅力はあるはずです。誤解のないように記しておきますが、イタリアワインが絶対というわけではありません。
同じような魅力、それ以外の魅力が他国のワインにもあります。
色んな国のワインを体験することは素晴らしいです。
自分はまだまだイタリアすらも勉強不足のため、
他国のワインを扱うのは時期尚早だと考えます。
ただワインはどこまで勉強しても体験しても「知り尽くした」なんて思える日はこないんでしょうね。
こちらではよりわかりやすい簡単な記事を書いてます。
よろしければご拝読ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?