古谷 暢基(医学博士) / Masaki Furuya

ミッションは健康・医療の本質と真実を日本人に伝えること。“日本近代医学の父”北里柴三郎…

古谷 暢基(医学博士) / Masaki Furuya

ミッションは健康・医療の本質と真実を日本人に伝えること。“日本近代医学の父”北里柴三郎の血を引く。(一社)和ハーブ協会理事長、日本ルーシーダットン普及連盟代表、日本入浴協会理事など。著書『和ハーブ図鑑』『入浴検定テキスト』『カルボナーラとペペロンチーノどっちが痩せる?』など多数。

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“草原”の国の、美しき“森林”は薬の宝庫

妖精がいる?神秘的なモンゴルハーブの森 前回も書いたように、モンゴルの多くの地域では一年の半分以上の日が氷点下となる。 このような寒冷地で草花たちが地上で元気でいられる期間は、例えば今回滞在したテレルジ国立公園周辺(ウランバートルから車で2時間ほど)であれば、5月中旬~9月中旬ぐらいであろうか。 『モンゴルハーブ塾』が開催された6月はその中でも、植物たちの花が争うように一斉に咲き乱れるシーズンだ。 植物にとっては過酷なサバイバルなのだが、大きく広がる青い空と眩しく輝く太

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      過酷な自然環境が生んだオリジナリティ溢れる伝統療法 6月末、私が代表理事を務める和ハーブ協会の主催の『モンゴルハーブと伝統医療を訪ねる旅』に帯同した。 モンゴルの国土面積は、日本の4倍という広大さでありながら、全人口は日本の横浜市よりも少ない345万人、さらにその半分が首都ウランバートルに集中する。 つまり国土の大部分は人口密度が非常に低い”ありのままの大自然”だ。 その気候は、首都のウランバートルを例に挙げれば、緯度は北海道最北端の稚内市と同じで海抜は1600mという

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        初めまして! 自然の営み・・植物、微生物、動物の循環。 人間の営み・・欲望、情報、ビジネスの循環。 このアンビバレントな構図をベースに、”日本人の幸せ”の本質を追求し、発信しています。

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