アラフォーでもカットオフのデニムショーツが穿きたい
夏になると買いたくなるものがある。
リーバイスのカットオフショーツである。
日本の夏に適さないデニム。
あれを無理やりなんとか穿くために生地をぶった切って強制的に着られなくもなくしたものの、結局厚手のコットンなので汗をかくとベタついて涼しいとは言いにくいアレである。
なんか知らんが夏になるとアレに惹かれるのだ。
適当なのでいい。
そう思っていたもののいざ条件を出すとめちゃくちゃあった。
リーバイスであること。
膝上丈。
ホットパンツにならないこと。
元の色はインディゴ。
白に近いくらい色抜けしているもの。
裾はフリンジのようにほつれていてほかのダメージは少なめ。
前はボタンフライではなくジップフライ。
できれば505ベース。
ウエストは34インチ。
90年代以前の生産であること。
オレンジタブはだめ。
80〜90年代の場合特にまだらに色が残っていてはいけない。
裾もきれいに整っていてはいけない。
左右微妙に長さがちがうくらいでいい。
生産地はUSAであること。
妥協点としてはカナダか中南米。
イメージにかなり近いのはこれ。股下はあと2cmくらい短いのがいい。
色はもうすこし薄いくらいがいい。
どうだろう。
適当でいいと思っていたはずなのにこのこだわりようである。
逆に言えば適当ってワードにここまで意味を込めてたことになる。
さすがに適当くんもキャパオーバーでダウンしてしまう。悪かった適当くん。
さて。アラフォーとなった今これをどう着るのか。
答えは明確だ。
こう着る。
デニムショーツにインナーは白系のカットソーかタンクトップ。
上にカバーオールかテーラードジャケットを羽織る。
足元はレザーサンダルか革靴。
んでカイゼルヒゲにメガネである。
あるいはカバーオールをこれに変えてもいい。
大好きなCLASSが今年出したピンクのモッズコート。この色に惹かれて買ってしまった。
商品名にchemical bleach denim m-65って書いてあったけどこの形はどう見てもm-51。だれだこんな商品名書いたやつ。CLASSの人だったらごめんな。
短パンひとつにどれだけこだわるのか、と考えると面倒くさい人とも取れるが
逆にこれは着た姿を明確にイメージできているとも言える。
よく言うだろう。
明確にイメージするほど夢と願望は叶うと。
引き寄せの法則でも自己啓発でもなんでも非常によく言われる。
解像度が高いほど自分の満足に近づくわけだ。
これだけ明確になっていれば当然近いものを見つけて買えるわけだ。
実際買った。週末にはもう届く。
しかも70sのを格安でだ。
願望は解像度高くいこう。
きっと叶う。
それではまた。
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