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【エッセイ】好きな顔の異性を追っかけて自分磨きするのがライフワークでもいいんじゃない?

※ 今回は完全に個人の趣味嗜好の話です。


好み、あるいは人の癖


突然ですが、あなたが異性の見た目で一番気になるポイントはどこですか?ぼくは昔からずっと高い鼻です。

そう。
目でも口でも耳でも髪でもない。
高い鼻。
シュッと鼻筋通ったお顔です。

24年前の初恋からずっとそうなので、これはもう魂に深く刻み込まれたアイデンティティなのでしょう。

・鼻が高くて細すぎず、シュッとしてる
・口幅が狭すぎない
・ほほとアゴがすっきりしている
・目元か口元にホクロがある

もうこんな方がいたらロイヤルストレートフラッシュです。
ぼくのクレジットカードを渡しましょう。好きに使ってください。

それは置いといて。

己を磨くのはなんのため


また突然ですが、ぼくは自分のルックスを飾るのが上手いです。
なにをどう着たら自分に馴染むかが感覚的にわかる。

理由はたくさんあります。
・センスや才能があった
・見た目コンプレックスから磨く努力を続けた
・いい男になりたかった
・布の生地が好きになった

けど、一番の理由はこれなんです。

・初恋の女の子くらい、鼻が高くて素敵なパートナーがほしかった

ほんとこれに尽きる。

ぼくが素敵になったのは、自分にとって素敵な女性に釣り合う男になりたかったから。

初恋の女の子はハーフのような雰囲気がありました。
栗色の髪、色白、薄めの唇、すらっとしていて鼻が高くて。

12歳のぼくは世の中にこんなに好みな顔の人間がいるのかと衝撃を受けたものです。

そして、当時から見た目コンプレックスを母に叩き込まれていたぼくは告白もできぬまま、その子が中学高校と成長するにつれ、僕の友達のイケメンと付き合うのをただ見ていたのでした。

せつね。

だからなのでしょうね。
電車男を読んで、見た目コンプレックスをもった青年がエルメスの似合う女子と釣り合うために見た目を磨く話を読んで感銘を受けたのは。

そこから、飯も遊びも女子との付き合いも惜しんで徹底的にファッションや見た目磨きをするようになったのは。

わしは美人の隣に立ちたいんじゃい。
その自信が欲しいんじゃい。
願わくばパートナーになりたいんじゃい。

だから、まずはわしがいい男になるんじゃ。
生まれ持ったものは変えられんから、センスをひたすら磨くんじゃ。

と。

その結果、お給料の多くを服や靴やメガネにつぎ込んで散財する男が発生したのですが。
3万のデニム見てまぁまぁ安いとか言ってる。
ズッキーニ170円は高いとかいいながら服に関してだけ金銭感覚がバグってる。

そんだけお金をかけたのはなんのためかって?
で、タイトルに戻るわけです。

理想じゃなく、悪意じゃなく、純粋な欲を見る


男子のみなさま、素敵なお顔の女子が好きですよね。
女子のみなさま、イケメンが好きですよね。

いいと思う。
ぜんぜんいいと思う。

ぼくだってそうです。
彼ら彼女らの隣に立ちたいから、もう20年も服飾をおっかけてる。
センスよくなろうとしてる。
(いまはもう服飾が好きになったので、そのためだけでもないのですが)

で、こんだけ続けてるってことはもはやライフワークのひとつと言っていいと思うんですよね。
だってこんだけモチベ続いてるんですよ。
そんなん大好きじゃないですか。

イケメンを捕まえたくて化粧めっちゃ磨くのだっていいと思う。
やっててしんどいですか?
そんなにしんどくなくて、楽しめてもいるなら、ライフワークって言っちゃってもいいと思うんですよ。

べつにライフワークって人生にひとつきりと決まったわけでもないし。

わたしは好きな顔の異性をおっかけるのがライフワークです。


いいじゃないですか。
サイコー。

こんだけ素直に言える人はかっこいいと思いますよ。
みんな恥ずかしがって言えませんからね。
むしろ器でかいと思いますよ。こんだけ欲望を素直に表現できる人は。

というわけでぼくも宣言したいと思います。

ぼくは好きな顔の異性をおっかけるのがライフワークです!


はい。上手に言えました。

今回伝えたかったのは、
・ライフワークってかっこいいものじゃなくてもよくない?
・好きな顔の異性をおっかける自分もよくない?
の2点でした。

それでは、また。

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