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2020年度 大学入試共通テスト 英語 解答解説 第3問目/全6問

こんにちは。
最近上司と何冊何を読んだかを競っているmasakiです。
その上司がずるいのは、通勤時間が僕の倍以上あるんですよ。
「往復で読んじゃった♡」
と言われて
「ずるいなぁ、わざと遠いとこに引っ越そうかな」
と思っています。
#動悸がおかしい
#されど環境は大事

一昨日(1月20日)に大学入試共通テストの平均点が出ましたね。
科目によっては得点調整が入るらしいですね。
私の担当生徒たちの英語は、英語の平均点よりも9~10点くらい高い点数でした。
#よく頑張った!
#まだまだこれから!
AOや推薦組も含まれているので、これからは分けて考えていかないといけないかなとか、パラグラフリーディングをしている生徒としていない生徒で、どう違ったのか追跡調査する必要があると思います

さて、ここからが、大学入試共通テストの解説です。
問題はこちら(朝日新聞DIGITAL様)

英語(リーディング)第3問(配点15)

A

レポート文×地図地図があるのは、
大学入試共通テストのプレ問題や、模擬問題でも見られた形式ですね。
プレ問題や模擬問題を解いてみて勘付いた人もいるでしょうが、「地図問題は、地図から解いた方が解きやすい」という特徴がありますね。
今回はどうなのでしょうか。


さて問題…16~17
先ずは、問題の分析をしましょう。
問題番号16は、「あなたが、アレックスについて分かったこと」を答える問題。
ここで見るべきは、選択肢の動詞。アレックスが、appreciate , got lost , think , usedのどの動作をしているのかを考えればいい問題ということですね。


問題番号17は、2021年3月15日に空港からホテルまで最速で行ける方法は、4つの選択肢の内どれかを考える問題ですね。
2021年3月15日がヒントになりそうですね

次にいつも通り、本文の説明を読みましょう。
なるほど、ただのレポート文(感想)ではなく、Q&Aになっているということがわかりましたね。

本文の分析は、パラグラフリーディングを使いましょう。
詳しくは、後々にnoteに書きますが、一言でいうと、
「各段落の一行目だけを読んで、要約する。」
すると
一段落目は、Hollytreeホテルをお勧めしている。
二段落目は、経験を教えるよ!(ここから先は経験談だと分かる)
三段落目は、1回目にホテルまで行った時の経験談
四段落目は、2回目にホテルまで行った時の経験談
と、
分かりますね。


問題番号17は、最速でホテルまで行く方法を聞いていますね。
1回目と2回目で、どちらが早いかは、なんとなく2回目な気がしません?
2回目で改善してそうじゃないですか?
アタリを付けて、四段落目から読みましょう。

すると、どうやらexpress busを使っている様ですね。
文にもso I didn't have to worry about transferring.とあり、1回目にホテルまで行った時には、何かあったんでしょうね。
さらに、2021年夏までには道路工事をしている様ですね。(roadworks until summer 2021)それによって、市バスは通常の3倍時間がかかると書いてあります。
よって、問題番号17の答えは、②と分かりますね。


では、問題番号16を解きましょう。
パラグラフリーディングのお陰で、二段落以降は経験談と分かっています。
更にこの問題は、アレックスがどうだったか(appreciate , got lost , think , usedのどの動作をしているのか)を答える問題なので、経験談は見なくていいですね。
どうやら一段落目に答えがあるかなとアタリを付けます。
すると、めっちゃおすすめ(strongly recommend).高くない(inexpensive).素晴らしい(brilliant).やばい(wonderful)
と褒めまくりですね。
というわけで、問題番号16の答えは、③でしょう。


B

ポスターの問題?
問題を開けた瞬間に、Volunteers Wanted!とあったので、ポスターかなと思いました。問題の説明を読んでみると、school's newsletterとあるので、ポスターと考えていいでしょう。
さていつも通り、問題の分析から行きましょう


問題番号18~21は、大学入試共通テストのプレ問題にもありましたが、センター試験と大きく異なったのがこのような問題ですよね。
第6問以外に並べ替えや、複数選択問題がでる様になったんですね。
あからさまに時間を稼ごうとしているのが癪に障ります。笑
#おい
パラグラフリーディングが出来れいれば、すぐ解けるでしょう。
さて、問題は、順番に何が起こったのか並べ替える問題ですね。
さらに、問題番号22と23を解いてから、18~21を解いた方が効率は良さそうですね。


問題番号22は、セーラのメッセージから、Sakura International Centerとは、何かを答える問題ですね。
選択肢を見ると…また動詞か…笑
give , offers , publish , sendのどの動作をしているのかを考えればいい問題ですね。


問題番号23は、あなたは先ず初めになにする?という質問に答える問題ですね。


さて、本文の分析をしましょう。いつも通りパラグラフリーディングすればよいです。本文が長ければ長いほど、パラグラフリーディングの力が出るのがいいところですね。

それでは、各段落の一行目だけを読んでいきましょう。
一段落目は、挨拶。(挨拶については、第2問目で解説しています。)
二段落目は、Sakura Internationalについて聞いたことがあるでしょう。
おそらく、Sakura Internationalについての説明でしょうね。
三段落目は、2~3か月前にあった問題について。
おそらく経験談でしょう。
四段落目は、先月、講義に参加した話ですね。
五段落目は、読者に対する頼みごとをしていますね。

ちょっと話がずれますが、三段落目の「learnt」気になりませんか?
これはlearnの過去形です。
え、learnの過去形ってlearnedじゃないの?
そう、アメリカ英語ならね。
この形は私が大好きイギリスの英語です。
イギリス英語であると、過去形はedではなく、tになることがあります。
burnとかもburntですね。


では、問題番号18~21は放っておいて、問題番号22を解きましょう。
問題番号22は、Sakura International Centerとは、何かを答える問題でしたね。
パラグラフリーディングから、二段落目に書いてあるとアタリを付けられるでしょう。
すると、二行目にIt provides~とあるので、問題番号22の答えは、②でしょう。
また、provideとofferも似たような単語なので、ここを根拠にしてもいいですね。


問題番号23は、あなたは先ず初めになにする?という質問に答える問題でしたね。
パラグラフリーディングから、五段落目に書いてあるとアタリを付けられるでしょう。
すると、二行目にplease email~とあるので、問題番号23の答えは、②でしょう。

あ、ほとんど読まずに22、23解けちゃった。
#読まなくていい
問題番号18~21のヒント何もなかったなぁ
この状態で私なら、18~21は飛ばしますね。
でも、一応解説なので、解説します。


さて、問題番号18~21を解きましょう。
おそらく、二段落目~五段落目と選択肢4つが対応しているとアタリを付けます。
そこで、選択肢を見ると①~③はsarahが主語、④はthe campaingnersが主語ですね。
パラグラフリーディングから二段落目~五段落目のうち、二段落目はSakura Internationalについて。三~五段落目は全てsarahのことですよね。
よって、④は二段落目と対応しますね。
次に、選択肢①~③を見ると、選択肢①にはattendがありますね。
パラグラフリーディングから、四段落目と対応していると分かりますね。
よって、①は四段落目と対応していますね。

残りは②と③ですね。
三段落目を読むと、she thanked me ~にdonateがあるので、これが②と対応すると分かるでしょう。
よって問題番号18~21の答えは、④→②→③→①ですね。


素直に第3問Bを読むと、問題番号18~21の選択肢①は五段落目に対応していないんですよね。実は、四段落目の後半に対応しているんです。
これは選択肢②と③に残った時に、五段落目を見たことで分かったことです。アタリを付けて解いているのでこういうことは起きますが、以下の理由で、答えが分かります。
・二段落目に④が対応している
・三段落目に②が対応している
・四段落目に③が対応している
・五段落には何も対応していない
・四段落目が比較的長め(イベントに参加して○○があったという文章でもわかる)

このような理由があるんです。
私ならこの問題は飛ばす(戦略的に解かない)という選択をします。
しかし、あえて解くと考え、速さと正確性を維持するのであれば、この解き方がいいでしょう。


以上で今日の、大学入試共通テストの解説を終わります。
問題の分析をすること、パラグラフリーディングをすること、アタリを付けて読むこと、の重要性を伝えられたかなと思います。

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またね。

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