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その人の目の前で(老害予防のすすめ)

自分がこれからどんどん歳をとっていくにあたって気をつけたいことをメモしておこう。

後輩との接し方である。

平たくいうと、「なんか偉そう」と感じる人が社内にもけっこういる。
ずっと言語化できずにモヤモヤしていたのだが、最近そのメカニズムが分かってきた。
その「なんか偉そう」な人は、自分が知らないところで過去実績や結果を残してきた。でも自分は最近会社に入ったり異動してそれを知らない。

でもその偉そうにしている人からすれば、「過去に俺はこんなことをやったんだ」という自負を、根拠に堂々と振る舞ってくる。
たとえ今の姿勢やアウトプットがどんなにしょぼくても。
誠に失礼ながら、自分からしたら「そんなお前を見たこともないし、知らねぇよ」である。

自分の目の前でその人の実力や人柄の良さを見ていないのに、いくら過去に実績があるからといって偉そうにされちゃ困る。
それにあんたらの時代は日本がどんどん延びている時期という、環境的な追い風参考記録である。

だから、何かアドバイスをしてきても、その中身に注意を向けようとは思わない。
少しうるさい音が耳に入ってしんどいだけである。
ましてや何か資料の形にすることもなく、空中に言葉を放つだけ。挙げ句の果てにいまだに「teams慣れないんだよな」とか平気で言っているヘボである。

偉そうにするなら、俺の目の前で偉そうにして当然と思える結果を出してからにしてくれ。
今のところ成長意欲もない、デジタル音痴の人が、自分で何かを形にできない人が、めっちゃ議論の初期のなんでも言える位置で偉そうに言っているだけである。
はぁ?である。

まずはせめて自分でググったり、ヘンテコでも手を動かして資料を作ることからぜひお願いしたい。あなたがやかましく嬉々として語っていることなんか、こちらはめっちゃ手前に考えた話なのである。

自分も後輩がどんどん増えていくけど、何かその人本人から求められるまで間違ってもしたり顔でアドバイスしたりはしないでおこうと思う。

その人に信頼されたり、無視できないくらい気になる存在になれば、自然と質問なり、相談鳴りがあるはずだ。そのためには自分が今までやったことではなく、「その人の目の前でまさに今」結果を出すことが必要なんだろうなと思う。
これは老害予防のすすめとして、心に留めておこうと思う。

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