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ガッカリされるのが怖いだけ

ギターをもっと練習したいとか、DTMをやってみたいとか、動画編集やってみたいとか、オンラインでゲームをしたいとか、いろんなことが気になっている。カメラも最近我慢できずに買ってしまった。

でも今年の最初に考えていた、「何か自分の作品です」と誰かに見てもらえるようなものを、まとまった分量で書きたい、という目標をもう一度思い出してコツコツ進めていきたい。

去年の夏くらいからボートの記事を書き始めて、それはいろんな人に読んでもらうことができた。今年はもう少し長くて、時間をかけた、自分の脳みそで考えた何かを形にしたいと思っていた。

3月末くらいから本腰を入れてスタートさせて最初は順調だった。
8:2の法則とよく言うけれど、最初の方は余裕のペースで書き進めていた。感覚的には、自分の持っている2割くらいのエネルギーで8割くらい骨子は完成したし、清書も順調に進んでいた。

最後の2割くらいで今書くことを投げ出してしまっていた。

これって本当に面白いのかな。とか、ちょっと説明しすぎじゃないかとか、誰がこんなもの読みたいねん、とかいろんなネガティブな気持ちが勝手に膨らんできてそれ以上、書くのが嫌になってしまった。

でも、結局は誰かにガッカリされるのが怖いだけなんだと思う。

完成したら誰かに読んでもらうのが自然な流れだ。
そして自分で面白いと思えてないものが、人に面白いと言ってもらえる確率は少ない。気を遣って褒めてくれることはあるだろうけれど。

だから自分で書いている途中で、自信が失われてきて、誰かに読んで欲しくないと思い始めた頃から、自分で自分を批判することで完成を遅らせて、誰かに「なんや、小説好きって言ってるけど、こんなもんかい」とガッカリされるのを怖がっているだけなんだろう。
それで、目を逸らすための道具として、いろんなことが気になり始めているんだと思う。テスト勉強しようと思うといつもは読まないいろんな小説とかが気になり始めたり、部屋の掃除を始めてしまう心理に似ている。

何かが気になって手がつかないんじゃなくて、完成させて失望されるのを避けるために、いろんなことを気にし始めている。
自分に失うものなんてないけれど、それでも怖いのは正直な気持ちだと思う。

でもそうやって、うじうじしている間に、時間や命が無くなってしまうのかも知れない。ちょっと大袈裟だけど。

だからもう一度、コツコツ完成に向けて書き始めてみようと思う。
怖くなったら、また休憩して、再開すればいい。

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