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ドライヤーを疎かにしていませんか?〜ドライヤーを制するものはヘアスタイルを制す〜


【この記事は4分で読み終わります♪】



みなさんこんにちは😊


今回は少しドライとスタイリングについて言わせて下さい。


スタイリストとして僕はけっこうドライを大切にしています。

そしてそのやり方をお伝えすることも大切にしています。


今回はその大切にしている理由とドライヤーの技をご紹介します。


【ドライとそのやり方をお客様にお伝えすることが大切な理由】


①再現性に大きく関わってくるから。


美容室でのスタイルが家で再現できないということをよく聞きます。

もちろんカットが下手でバサバサになってしまった場合はサロンではナントカカントカうまくまとめて帰しているケースがあると思いますが、そんなに多いケースではございません。


では再現できない理由は何なのか?

その要因の1つはスタイリングの仕方とその日仕上げたスタイルの説明を美容師がしっかりしていないからです。


スタイリングのやり方というのは例えば

使うスタイリング剤は何なのか?

極端の話【柔らかな質感があるエマルジョンのワックス】を使うべきところに【カッチカチになるクレイワックス】を使ってしまったり

本当はジェルが良いのにお客様の家にはバームしかないからそれを使った場合などです。

場合によってはきちんと店販の説明をする必要がございます。

コテの仕上がりでも完成度をなるべく崩さずに簡単にできる巻き方を教えてあげたりしてあげるとお家での再現性も上がります。

「今回切ったショートボブはこういうスタイルでここが後ろに流れるようになっていてここを引き締めるようにスタイリングするといい感じになりますよ。」

などその日切ったスタイルの説明とセットでスタイリングの説明することも大切です。


そしてそのスタイリングの中で一番大事なものの1つがドライヤーによるドライのやり方です。【コレは理由②で解説します。】



②同じヘアでもドライのやり方で仕上がりに雲泥の差が出てしまうから。



ドライヤーによるドライは思った以上にヘアスタイルの完成度を左右します。


なぜなら【髪は濡れた時は髪の細胞の結合が弱くなり形がフニャフニャになり、乾いた時は再結合し形づくる】ものだからです。

さらに【熱を当てられた髪に冷風を当てるとその形のまま固まる性質もあります。】


つまり乾かしたり温度変化させることによって8割型スタイルが決まるのでそれを担うドライはとても大切ということです。


ドライヤーによって矯正された形やボリュームはまた濡れない限りその形が保たれます。


スタイルはひし形を目指すときれいな形になります。


日本人は元々ハチが張っていて頭頂部が凹み、おまけに後頭部は絶壁の人が多いです。

何も考えずにただ乾かした状態では、頭の形がそのまま出てしまってキレイなヘアスタイルになりません。


僕自身も相当頭の形が悪いですが毎朝ドライヤーで熱矯正することでシルエットをキレイにしています。


ドライヤーによるきれいなシルエットのためのドライがきちんとできていない状態でスタイリング剤だけでスタイリングするとおそらく30分も形が持たないでしょう。

しっかりドライされたスタイルはササッとワックスを付けただけでも1日持ちます。


美容師はドライヤーのやり方までしっかりお伝えして仕事を終えるべきだと考えています。


ということで1つだけドライヤーを使った技を紹介します。


もしハチが張っている上に頭頂部にボリュームがなくシルエットが四角くなってしまう方は


頭頂部の髪を引っ張って縦長を意識した状態で熱風を当ててその後冷風を当てるとトップが立ち上がった状態でキープされます。


更にハチの出っ張った部分をペタンコになるように手で抑えてキープし、やけどをしないように注意して熱風を当て、またその後冷風を当てるとペタンコになったままキープされます。


ボリュームアップさせたい頭頂部とボリュームダウンさせたいハチ部分がキレイおさまってひし形シルエットになります。


頭の形がどうしたらキレイになるのか考えてドライヤーで髪のシルエットを矯正すると、うまくサロンでのスタイルを再現できます。


こういうことは美容師はナチュラルにやってしまうので、説明もないままやる方が難しいですよね・・・

なのできちんとした説明が大切なのです。



③慣れるとお客様にも簡単にできちゃうから。


最後の理由です。

ドライは家で毎日やるものなのでドライのやり方を意識していれば慣れて簡単にできてしまいます。


なのでスタイルの再現性も高くなります。


ドライヤーがうまくできたら、女性は髪のパサツキやダメージが目立たなくなりツヤもでます。髪の調子が良くなるはずです。

男性は日中、血反吐を吐くくらい働いてもヘアスタイルが乱れることはないでしょう。


大事なのは正しい且つ簡単なスタイリングの方法を信頼する美容師から聞くことです。

美容師はぜひ大切なお客様が翌日以降もきれいなシルエットのヘアスタイルが保てるように責任を持ってドライヤーの使い方をはじめ、スタイリングの方法を説明をして下さい。


ドライヤーを制するものが世界を制します。


みなさんも次サロンに行くときは今日はどんなヘアスタイルにしてくれたのか?

どう乾かせば良いのか?

そして何を使ってスタイリングすれば良いのか?

担当の美容師さんに聞いてみて下さいね。(^^)♪




最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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これからも皆様に役立つヘア情報をお届けしていきますのでよろしくお願いします(^^)

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