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【シリーズ】30日ではじめるミニマリスト9日目【掃除機】

 本日のテーマは、掃除機です。

 おさらいになりますが、物が少なければ掃除・管理が楽になります。便利グッズでも保管スペースや前後の片づけに時間を要すなら、コストパフォーマンスは低い。この趣旨を貫くと掃除機もリストラ候補です。

分類と保管スペースについて

 掃除機にもタイプがあり、ここでは3つに分類します。①有線式の大型掃除機②充電式の小型掃除機③ロボット掃除機です。

 ①はいわゆる実家に1台あるタイプで、ハイパワーですが、出すのに一苦労、部屋・階の移動にも苦労。お住まいや家族構成にもよりますが、単身者には持て余すサイズとスペック。

 ②は、ちょっとした掃除が楽な充電コードレスタイプ。バッテリーの持ちも向上しましたので、サブで買ったはずの②の掃除機しか使わなくなっているご家庭もあるはず。

 ③のロボット掃除機ですが、①から移行して使う分には、手放す必要はないと考えています。広い面積を掃除する場合、掃除機をセッティングしている時間のほかに、人間が掃除機を扱って埃を吸い込む作業時間がかかります。掃除が必要な面積がある程度広い場合に、自分の時間を浮かせるメリットがあるのならロボット掃除機の導入は割に合うと考えています。

  ロボット掃除機を導入する場合、コードや段差が掃除可能範囲を区切ってしまいます。また、なるべく床に物を置かない、家具はいつも定位置にセットしてマッピング機能を活用するなど独自の心構えが必要です。
 著者も「物は試し」ということで、ロボット掃除機(床を水拭きするタイプ)をレンタルしたことがあります。詳細は以下のブログをご覧ください。

さらに追記です。レンタルによる吟味の末、水拭きタイプではなく、吸引タイプのロボット掃除機を購入しました。

掃除機がない暮らしの掃除とは

 掃除機が無い場合、床の掃除はクイックルワイパー(静電気で埃を絡めとる)とコロコロ(粘着テープでゴミを取る)です。思うに、掃除機が必要なのは、絨毯や畳、エアコン・電化製品のフィルター、家具の隙間など埃が絡みやすく水洗いがしにくい物です。読んでいる方によっては、ペットの抜け毛だったり、ご家族のアレルギー対策だったり掃除機が手放せない事情のある方もいるでしょう。

 上記の家具やお住いの条件が無いほど、掃除機を手放すのが容易になります。フローリングの掃除にしか掃除機を用いないのなら、ロボット掃除機の導入か、掃除機の撤廃も考えてみて下さい。

ロボット掃除機のデメリット

 ロボット掃除機の導入について著者の考えるデメリットを紹介すると、3つに集約します。

A、導入コスト
 初期費用が高くつく。
B、消耗品コスト
 水拭きタイプの場合、お掃除パッドは使い捨てタイプがおススメなのですが、コスパが悪い気がします。
C、充電スポットやバッテリーの管理、部屋のカスタマイズ
 大型・ハイエンドモデルの場合、充電やゴミ出しのために専用の設備が必要です。オートマッピングで所定位置に戻りますので、掃除されない範囲と床の占有スポットが出てきてしまいます。導入がたやすいモデルですと、公称の掃除可能面積未満で充電切れが起こることがあります。また、オプションでバッテリーを追加購入しないと、充電切れ対応が後手後手になります。 簡単にいうと、掃除の手間が浮くが機械の管理に注意力を取られます。

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