決断する方法〜損してもいい

こんにちは!
井口です。

......

沢山の選択肢がある人生において、
1度切りの人生、
限りのある時間の中で、
成し遂げたいと思っていることを成し遂げるために、
いかに適切な決断をするか、
いかに早く決断するか
は、
とても重要で大切なことです。

そんな人生において、
とても重要で大切な、
決断することについて、
僕が1番よく思い出すのは、
心屋仁之助の「損してもいい」という言葉と、
一緒に語られていた、
あるエピソードです。

......

決断をする際のコツとして1番よく言われているのは、
「最初の直感に従う」
だと思います。

人間は最初に浮かんだ選択肢から、
何時間も時間が経過した後でも、
ほとんど変わらないと言います。

そのため、
選択肢がいくつかあるような時、
決断に迷った時は、
「最初の直感に従」い、 
その選んだ選択肢が上手くいくように行動していくことが勧められています。

次に多いと感じるのは、
「好き嫌いで選ぶ」、
です。

これは心屋さんに限らず、
自己啓発の本ではよく推奨されている選択の基準です。

「最初の直感に従う決断の際のコツと、
「好き嫌いで選ぶ」、
という選択の際の基準は、
重なるところが多く、
最初の直感が好きなこと(好きな方)
だとしたら、
その直感で選んだ好きなことを選べば上手く行く、
と言う風に、
解釈しています。

でも実際には、
そんな風に上手くいかず、
「最初の直感がどれだか分からない」
という場合や、
「どれが1番好きなのか分からない」
という場合がある思います。

そうなると、
なかなか決断できず、
前に進むことができません。

そんな時に思い出すのが、
冒頭でお伝えした、
心屋仁之助の「損してもいい」という言葉です。

そして、

『beトレ』という心屋さんの心のあり方をトレーニング するための月額会員制のセミナーがあるのですが、
そのbeトレのvol.5「損してもいい」の回で話されていたエピソードを思い出します。

心屋さんは以前、
河口湖へ旅行に行こうと思い、
ホテルを探そうと思ったのですが、
値段がいくらか、
良い眺めが見られるか、
朝食がつくのかどうかなど、
色々と迷ってしまい、
結局行かなかったそうです。

そのため、
旅行に行く際のホテルを探す時は、
「損してもいい!」と思いながら、
ネットで検索をした時に1番上に出てくるホテルに泊まることに決めている、
とおっしゃっていました。

僕がこのエピソードを思い出すのは、
今、住んでいる吉祥寺駅の近くで部屋を探していた際、
「いいな!」と思った部屋が見つかったのですが、
色々と悩んだ挙句、
「いいな!」と思ったその部屋ではなく、
吉祥寺ではない別の駅の近くにある別の部屋に決めてしまったことです。

そして、
別の駅の近くにある部屋に住むようになってからすぐに、
やはり、
吉祥寺駅の近くの「いいな!」と思ったその部屋にすれば良かった、
とものすごく後悔しました。 

それから役10ヶ月ほどして、
「いいな!」と思った部屋があるマンションの5階の部屋が空きが出た(「いいな!」と思った部屋は9階)ので迷った挙句、
5階の部屋に住むことにしました。

さらに、
5階の部屋に引っ越してから3ヶ月ほどした時にそのマンションの10階の部屋に空きが出たので、また迷った挙句、
引っ越すことにして、
結局、最初に「いいな!」と思った部屋のあるマンションの1つ上の階に住むことになりました。

「いいな!」と最初に思った部屋が見つかった時から1年以上経ち、
時間もお金も余計に使ってしまって、
加えて部屋探しに時間を掛けなければ他の活動に時間やエネルギーを使えたので、
だいぶ損をしてしまったなぁ、
と思います。

損したくない、
と思うと、損をする......

本当は最初に「いいな!」と思った部屋が見つかった際に、
別の駅の近くの部屋と両方同時に借りることができれば、
そんなに迷うこともなく、
そんなに余計に時間やエネルギーを使わなくて済んだのですが...

やはり、
最初の直感が正しいのだなと思います。

ただ、
「直感」というだけでは、
何が直感なのか分からない時があるので、
beトレのvol.5「損してもいい」の回で心屋さんがおっしゃっていた、
「ネットで検索をした時に1番上に出てくるホテルに泊まることに決めている」
というくらい徹底したルールをつくった方が良いのかもしれません。

あなたが物事を決めるときの基準は何ですか?

今回は以上です。

最後までお読み下さり、
ありがとうございました!

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