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NFTとお祭りの相性の良さは抜群だという話

お久しぶりです。

なんだか最近、更新が滞っていたので久しぶりにつらつらと書いてみようかなぁと思ってnoteを開いてみました。

今回のテーマは、NFTとお祭りの相性の良さは抜群だという話。

「NFTなんてわからん……」 と言う人でも、お祭りに例えて話を展開していくので結構理解しやすい内容になっていると思ってます。

それでは早速行ってみよう(´・ω・`)

大前提として……

NFTとお祭りの相性が良いと言うお話は、NFTにはコミュニティーが大切だという理念がある前提でのお話です。

NFTをただ単にアート作品で販売することや、売ってお終い前提の作品ではこの話は成り立ちません。

このことをご理解いただいた上で、読み進めていただけますとスーッと話が入ってくるのかなと思っております。

NFTコミュニティとお祭りのコミュニティの共通項

まずは、NFTコミュニティとお祭りのコミュニティの共通項を考えてみましょう。

結論としては、大きく3つあります。

  1. 自分たちの持つコミュニティーを愛する

  2. 自分たちのコミュニティーの価値をみんなで高めようと協力し合う

  3. お遊び半分

深掘りしてみましょう。

自分たちの持つコミュニティーを愛する

まずどちらのコミュニティーでも言えることが、自分たちの持つコミュニティーを愛する点でしょう。

PFP系のNFTを購入して、Discordコミュニティーの中に入ったことがある人であれば共感できると思いますが、なんだか仲間意識が芽生えますよね?

TwitterやInstagramなどのSNS上で、自分の買ったプロジェクトと同じプロジェクトのNFTをアイコンにしている人を見るとなんだか親近感が沸くのも理解できますよね?

これはお祭りでも同じことが言えます。

特に僕らの地域のお祭りは各町単位での地域性が色濃く、自分たちの奉納する演物が1番だと思って誇りを持っています。

同じ町のハッピを着て、手ぬぐいを頭に巻き、着流しや衣装などを揃えて本番に挑む姿なんてまさに自分たちの地域のコミュニティー愛がダダ溢れです。

よく全国のお祭りの光景で見られる、お祭りの際に喧嘩する姿なんていうのは自分たちのコミュニティーを大切にするあまりの愛情の表現の1種です。

喧嘩の是非はさておき、それぐらい自分たちのコミュニティーを愛していると言う何よりの証ではないでしょうか?

自分たちのコミュニティーの価値をみんなで高めようと協力し合う

次に、自分たちのコミュニティーの価値をみんなで高めようと協力し合うところも共通点として挙げられます。

NFTの場合は「価値=価格」がストレートに紐付くため、目的意識は人それぞれではあれど、全員で自分の持っているNFTの価値やコミュニティーの価値を向上させようと協力し合う仕組みにならざるを得ません。

これは非常に画期的な仕組みだと思っているため、僕自身はとても素晴らしいシステムだと思っております。

誰かが損をして誰かが儲けるような仕組みでなく、全員でハッピーになろうよと言う価値の高め方は好感が持てませんか?

それではお祭りの場合はどうなのでしょうか?

お祭り自体の価値や、自分たちの演物の価値を上げていったり磨いていったりしたところで、直接的に「価値=価格」の向上につながることは無いかもしれません。

しかしながら、1つ目の共通項でも述べた通りお祭りに参加してハマってしまうような熱い人間たちは自分たちのコミュニティーに対する愛が深いので、自然と自分たちのお祭りや演物の価値をみんなで向上させようと必死にがんばります。

結果的に、素晴らしいクオリティーのお祭りが完成して、たくさんの人が見たい(あるいは参加したい)と思うようなお祭りになっていくんですね。
(多少なりとも経済効果にも影響を及ぼしています)

お祭りは愛する人間にとっては、自分たちのお祭りや演物が『唯一無二の価値あるもの』になっていくんです。

唯一無二の価値……?NFTじゃん!!!

お遊び半分

そして最後に、NFTもお祭りもお遊び半分であると言うことも忘れてはなりません。

NFTを本職にして生計を立てられている方もたくさんいらっしゃいますが、はっきりってそんなものは幻想。

もちろんプロジェクトの一員として関わることで、何らかの報酬を得ることができて道筋が開ける方もいらっしゃるのは事実ですし、可能性がゼロとは言い切れません。

けれど現段階のNFT市場において、そこにフルコミットし自分の人生を捧げられる人なんて言うのはほんの一握りの人間だけです。

もちろん仕事にできないと言っているわけではありません。

ただ、大やけどを負ってしまうリスクがあることを理解した上でお金と時間を捧げないといけないんです。

お祭りもやはり近しいものがあります。

お祭りだけで生活をしていくことは、はっきり言って困難でしょう。

僕らの地元のお祭りは、自分たちの当番は7年に1度しかまわって来ません。

お祭り自体は年に1度毎年行われますが、本当によくできた仕組みだと思ってます。

毎年自分たちの当番だったら、仕事も手につかず、家庭も顧みず、お祭りにハマってしまうことにだってなりかねないからですwww

よくハレとケなんて言ったりしますが、 メリハリがあるからこそのお祭りの楽しさもあるんです。

だから適度な距離感でお祭りに関わることができる。

遊び半分と言う言い方はおかしいかもしれませんが、それぐらいの距離感でお祭りに接するのがベストな接し方なんじゃないかなと思ってます。

『NFT×お祭り』にどんな可能性があるのか?

以上の『NFTコミュニティとお祭りのコミュニティの共通項の3つ』を踏まえた上で、『NFT×お祭り』にどんな可能性があるのか言語化しておきます。

お祭り母体、もしくは各コミュニティーごとにNFTを発行し価値を高める

お祭りにおけるNFTの用途として考えられる手段はたくさんあると思いますが、僕の考えるお祭りにおけるNFTの用途は記念NFTチケットNFT応援型のNFTです。

お祭り全体として開催される時に記念NFTを発行する。
あるいは入場チケットとしてのNFTにすることも可能でしょう。

記念NFTを持っている人に限ってのインセンティブを設計してあげることで、欲しがる人は必ずいるはずです。
(そのNFTを持っている人に限っては、りんご飴をサービスしたりたこ焼きたこ焼きをサービスしたりする。などなど)

各コミュニティー(町)ごとにNFTを発行するのもいいかもしれませんね。

記念NFTを購入してくれた人には記念品をプレゼントしたりするのも妙案かと。
(僕らのお祭りでは手ぬぐいをプレゼントすると非常に喜ばれたりする風習があったりします)

参加者限定のNFTを発行することによって、そのお祭りに参加した証明書みたいなものを作ることだって可能です。
(僕らの町の出演証明は『委嘱状』の形で自治会より渡されます)

1人数枚渡す設計にして、応援してもらえる人に買ってもらうNFTを作るのもアリですね。

そうすれば、自分たちの持っているNFTの価値を高めようとみんなでアイディアを出し合ってもっともっとより良いやり方が見つかるかもしれません。

だってそうすれば自分自身も利益を得ることにもつながりますからね。

有名なお祭りのレアなNFTになってくると高値で売買される可能性だって出てくるはずです。

発行してそしてそこで生まれた利益は、みんなでお祭りをより良くしていくために使えばいい。

非中央集権型で、既得権益もおらずブロック上でのお金の流れも明確にきれいに見えるので、粉飾のしようがありません。

いったんまとめ

気づけば3000字オーバーの長いブログになってしまっていました(´・ω・`)www

なかなかすべてを言語化することは難しいですし、これからまだまだいろんなことを考えていかなければいかないフェーズではあります。

でもここまでさらっと述べたことだけでも、可能性の宝庫だとは思いませんかね?

まだまだNFTを触れる人口は少ないですし、理解を求めていくのは大きな壁がたくさんあることでしょう。

だけれども僕は諦めずに、NFT×お祭りの可能性を模索し続けたいと思ってます。

理由はシンプル。

僕の大好きなお祭りを未来永劫存続させる文化にしたいからです。

NFTの技術はいろんな問題を解決するための手段の1つとして十分に可能性を秘めていると思っています。

…と言うことで、またふらっとブログ書きに現れます(´・ω・`)

ほな、また。

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