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釈迦の仏教は自己鍛錬 一日一南無 14日目仏教
仏教はお釈迦様の入滅後、変化を経て今の形を成しています。
大乗仏教と上座部仏教の分裂、各宗派の誕生など、その時々の状況に合わせて根本は変わらないながらも教義が変わってきています。
念仏を唱えれば救われるような教えだったり、祈祷をすることで国家の安寧を願ったりとほんとに様々です。形を変えながら人々を下支えしてきたと思います。
お釈迦様がいらしたときの仏教はどういうものだったかというと、「自己鍛錬」の教えだったと思われます。
お釈迦様の最期の旅路を記している「ダンマパダ」では、このように述べています。
戦場において百万人に勝つよりも、ただ一つの自分自身に勝つことができる者こそが、最高の勝者である。
行動を制御するのは善いことだ。言葉を制御するのは善いことだ。心を制御するのは善いことだ。すべてにおいて、制御は善いことである。すべてにおいて制御した仏教修行者は、あらゆる苦しみから逃れ出る。
なにかにすがる、祈るではなく、自己を制御して、四諦八正道を行い続けることが苦しみから逃れられるというのが、お釈迦様の仏教の根本なんだと思います。
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