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四諦八正道 Vol.6 一日一南無 


仏と法と僧に帰依する者は、四つの聖なる真理、すなわち「苦」と「苦の発生原因」と「苦の超越」と「苦の終息へとつながる八つの聖なる道」とを正しい智慧によって見る。

ダンマパダ 190,191

4つの聖なる真理が「四諦」になります。
四諦は「苦諦」「集諦」「滅諦」「道諦」を指し、「苦諦」はこの世に生を受けたら苦しみの連続であるという、「一切皆苦」のこと。「集諦」はその苦しみは人間の煩悩であることを知るということ。「滅諦」はその煩悩を打ち消すことで苦が消えるということ。「道諦」は煩悩を打ち消すための具体的な八つの道」=「八正道」を意味します。
四諦が苦しみのメカニズムから解放される道筋までを示してくれているわけですね。

さらにこの八正道の中身は、、、
①正見(正しい見解) ②正思惟(正しい決意) ③正語(正しい言葉) ④正業(正しい行為) ⑤正命 (正しい生活) ⑥正精進(正しい努力) ⑦正念(正しい思念) ⑧正定(正しい瞑想)の修行のことである。

正しいものの見方をして、正しい生き方をしなさいという、なんとも仏教らしいシンプルな教えですね。わかりやすく至極当然のことですが、続けていくことが難しいということなんでしょう。(実際自分もできてないし)
このような真理を2000年以上前に残されていたお釈迦様の凄さを改めて感じずにはいられません。

ダンマパダ~ブッダ 真理の言葉~
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