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人の苦しみには原因がある「縁起」 一日一南無 8日目

ものごとにはすべて因果があると仏教では説いています。
「縁起」と言われるものですね。
超絶対的な何かが世の中を動かしているというわけではなく、すべてのものがつながって関係しあっているというのが仏教のスタンスです。

人の苦しみにはすべて原因がある、それは人の心にある煩悩であるとお釈迦様はおっしゃってます。

ものごとは心に導かれ、心に仕え、
心によって作り出される。
もし人が汚れた心で話し、行動するなら、
その人には苦しみが付き従う。
あたかも車輪が、
それを牽く牛の足に付き従うように。

ものごとは心に導かれ、心に仕え、
心によって作り出される。
もし人が清らかな心で話し、行動するなら、
その人には楽が付き従う。
あたかも身体から、
離れることのない影のように。

ダンマパダ 1,2

清らかな心で行動し続けることで、良き人生を送れるというのがお釈迦様のお言葉です。
一貫して、自己責任の宗教であるというスタンスですね。
ただここまで科学が発達した現代では、何かが支配的な何かが救ってくれることなんてないことは科学が証明しています。
そんな現代にはフィットした宗教であるというように感じています。

参考)

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