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一日一南無

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1日1つ仏教の教えを綴っていきます
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記事一覧

愚者・賢者について 一日一南無 17日目

お釈迦様は愚者について厳しく糾弾してます。 また一方で賢者になるには愚者と共に過ごさない…

Spain
3か月前

勤しみ 一日一南無 17日目

勤しんでいるものは不死の境地「ニルヴァーナ」へたどり着けると説いています。 おそらくは物…

Spain
3か月前
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輪廻 一日一南無 16日目

輪廻や輪廻転生という世界観は程度の差こそあれ、古今東西大昔から言われているものです。 お…

Spain
3か月前
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恨みは捨てることによってこそ消える 一日一南無 16日目

恨みに対して恨みを持つのではなく、恨みは消し去ることでしか恨みを解消できないと説いていま…

Spain
3か月前
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欲望の激流を乗り切る 一日一南無 15日目

今日はスッタニパータから欲望について触れている部分を引用。 人は欲望が叶えられているうち…

Spain
4か月前
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釈迦の仏教は自己鍛錬 一日一南無 14日目仏教

仏教はお釈迦様の入滅後、変化を経て今の形を成しています。 大乗仏教と上座部仏教の分裂、各…

Spain
4か月前
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自灯明、法灯明 一日一南無 13日目

タイトルの「自灯明、法灯明」はお釈迦様の遺言としてしられている言葉ですね。 どのように話されていたかを見てみましょう。 上記文章ではなく、灯明ではなく島となっていますが、意味合いとしては同じですね。 いずれにせよ自分自身と法(お釈迦様の教え)を自らのよりどころとして精進しなさい。他のものを頼りにしてはなりません。という意味ですね。 お釈迦様を最期まで自分を信仰の対象とはせず、自分自身で苦しみから逃れなさいと説きました。

執著 一日一南無 12日目

通常は執着という言葉を使いますが、仏教では「執著(しゅうじゃく)」という言葉を使います。…

Spain
4か月前
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諸法無我 〜自分はどこにもいない〜 一日一南無 11日目

諸法無我はちょっと難しい… とりあえずお釈迦様のお言葉を… この世の一切の事物は自分のも…

Spain
4か月前
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煩悩を捨て去ること 一日一南無 10日目

生きているといろんな欲が生まれます。これが煩悩ですね。 自分中心で世の中が回っていると考…

Spain
4か月前
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煩悩があるということは無知であるということ「無明」 一日一南無 9日目

人それぞれ煩悩がありますよね。 強すぎる物欲、嫉妬、ただしくない異性の関係などなど。 この…

Spain
4か月前
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人の苦しみには原因がある「縁起」 一日一南無 8日目

ものごとにはすべて因果があると仏教では説いています。 「縁起」と言われるものですね。 超絶…

Spain
4か月前
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自分の救済者は自分自身 一日一南無 Vol.7

宗教というと、誰かを信じて救いを求めるという性格が強い印象ですが、仏教はそうではなく、頼…

Spain
4か月前
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四諦八正道 Vol.6 一日一南無 

4つの聖なる真理が「四諦」になります。 四諦は「苦諦」「集諦」「滅諦」「道諦」を指し、「苦諦」はこの世に生を受けたら苦しみの連続であるという、「一切皆苦」のこと。「集諦」はその苦しみは人間の煩悩であることを知るということ。「滅諦」はその煩悩を打ち消すことで苦が消えるということ。「道諦」は煩悩を打ち消すための具体的な八つの道」=「八正道」を意味します。 四諦が苦しみのメカニズムから解放される道筋までを示してくれているわけですね。 さらにこの八正道の中身は、、、 ①正見(正しい