サッカー未経験によるサッカーの新しい見方「将棋的アプローチ」について
突然の思い付きで書くことにしたこの「将棋的アプローチ」
一晩たったら忘れていると怖いので、とりあえずノートに書き示しておこうと思います
テーマはサッカーで間違いありません
(将棋の詳しい知識は必要なく読めます)
全くの思い付きがゆえに、矛盾していて理論が破綻していたり、既にほかの言葉に置き換えられていたり、いわゆる支離滅裂な言動があるかもしれないので、その際はコメント欄等で教えていただきたいです
さて本題ですが
ある日動画サイトで将棋の動画を見ていたのですが、その時、将棋特有の考え方に気づきハッとしました
それが何かは、後で書くとして
将棋では、指し手の一つ一つに意味があるのですが、自分の棋力(将棋の実力)が低いために、あまりその意味を理解せずに見ていました
実力不足の段階にある自分が、将棋の実力者の対局を見て感じたことからタイトルの「将棋的アプローチ」の発見に至ったのです
その動画では、ある局面における次の指し手とその後の展開を紹介し、その指し手の良しあしを解説していたのですが
将棋では、先の局面である手を指すために、あるいは、先の局面で相手のある手を防ぐために、先回りして今の手を(優先順位を立てて)指していることに気づきました
これこそが「将棋的アプローチ」です!!
要するに
目の前の選択肢を決める事柄として、今の状況だけから選ぶのではなく、より良い判断をするためには、それぞれの先の状況を予測して先回りした選択肢が最善だという考え方です
これだけだと、当たり前のことのようにも思いますが
サッカーに限らず世の中全般で、この考え方ができている人はそう相違ないのではないでしょうか
今のことを重要視して、少し先の未来すら見通していない選択肢を選んで失敗したことがだれにでもあると思います
サッカーにおいては、トランジションそのものなどはこの概念が組み込まれたものであり、先に起こるプレーの準備(つまりは、先回りの一手)として今のプレーでのポジショニングをするなどしています
しかし、監督の哲学やサッカースタイルにおいても、この考え方ができている人ばかりとは言い切れないのではないでしょうか
攻守の安定を求めたバランスサッカーは、ある種の理想的なサッカースタイルの答えかもしれませんが、その構造そのものに対する理解なくスタイルだけ真似してやるのでは、
その指し手が何の先回りになっているのかを考えず、たまたま正解の選択肢を選んだだけで、次につなげることができないのと同じで失敗に終わるだけです
(将棋においては、感覚的に損だと思う手でも、連続することで優位な局面になることがあり(手筋)、数手先の優位な局面を想定できないと、次の局面で、感覚的に損な手を指しにくい)
説明の補足として、例を挙げると
ビルドアップの局面で遊びのパスを出すことが、相手のプレッシャーを弱めるという現象に対し
遊びのパスを入れずにサイドにパスを出すと
(開くとアニメーションになってます)
スライドが間に合ってしまうところを、先回りして
遊びのパスを入れると
(開くとアニメーションになってます)
スライドしにくくなるので、プレッシャーを受けにくいと理解できます
以上、「将棋的アプローチ」についてまとめました
ではまた
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