マガジンのカバー画像

EduLeaderの視点から

32
「EduLeaderの視点から」は、中学校の校長として、日々の学校生活を通して実践しているこれからの教育に向けた改革や、挑戦する姿、最新の教育トレンドなど、多様なテーマでお届けし…
運営しているクリエイター

#子ども

#28 持続可能な学校運営〜少子化社会における決断の時〜

一旦停止した、してないの押し問答を繰り返し、無駄な時間を過ごしてしまったオカマサです。今でも納得できません。(書き出したら止まらなくなったので消去しました😅) さて今日は、この先少子化が目の前にやってきて、今のシステムで乗り切ることは難しいというお話です。乗り切る選択肢は二つだと思っています。 先日、校区内の年齢別人口推移の資料を見ていて、衝撃が走りました。中学校の入学者予定者数のデータは、この先6年間の資料で、現在の小学1年生から6年生までの人数は、過去10年間ほとんど

#13 お金の教育、新しい時代の必要性 〜大河内薫が語る、なぜお金の勉強が必要なのか〜

8年ぶりに道徳の授業を行いました。何十年も経験してきましたが、授業を終えた後、ここ最近にはなかったほどの脇汗をかいていたことに気付いたオカマサです。それでもやっぱり授業は楽しい! さて、今日は、昨日の熊本エディケーションウィークで登壇されたVoicyパーソナリティーの大河内薫さんのお話をお伝えします。昨日の記事では、同じプログラムで登壇された「16歳からのライフシフト」監修者の宮田純也さんのお話をお伝えしました。 宮田さんの後に講演された大河内さんは、人生100年時代を迎

#9 「こどもを見る」スキルの重要性 〜学びをコーディネートする視点〜

来年度の研修内容について同僚と話をしていたら、同僚から一つ受けたい研修があるんだよねと切り出してきました。どんな研修なのと聞くと、AIに関することだった。近くに同じ感覚をもつ仲間がいたことに、「ありがとう!」と心の中で叫んでいたことに落ち込んでいるオカマサです。(思いはきちんと言葉で伝えること!!明日伝えます😊) さて、今日は、2日間受けた研修の共通点についてお話します。 その共通点は、教師は「子どもを見るスキル」を高めるということです。 子どもの表情に注目1日目の研修で

#8 笑顔作りの効果 〜意図的でも自然でも〜

普段より早めに家を出て、コンビニで朝食を買い、自分時間を楽しもうと運転していたところ、薄暗い中、歩道に座っている人がいるなあと、何気なく見ていたら、交通取締の準備中に出くわしたオカマサです。ヒヤッとしました。。。 さて先日、石田勝紀さんのVoicyで「小さい子は、親の表情を見ているから、「笑顔」でいると安心するよ。意図的でもいいから笑顔をつくるといいよ。」という話を聞きました。 このnote記事では、音楽の演奏でうまくいかないときは、口角を上げることを心がけているようです

#4 石田勝紀と庄子寛之〜子どもへの接し方で共通する教訓〜

震えながら道徳の授業を考える中で、夢に向かってチャレンジするには「生活が困らないだけのお金が必要」だという考えを、中学生に気付かせようと授業を組み立てているオカマサです。 さて、今日は通勤中に石田勝紀さんのVoicyを聴いて、以前に保護者に届けた「校長だより」の内容を思い出したので紹介します。 今日聴いたVoicyはこちらです。 この「校長だより」は、夏休みに紹介した「おすすめの本」の内容です。 石田さんと庄子さんの共通している点は、子どもと向き合う前にまずは自分(あな