見出し画像

新しい家と予想を超える歓迎に驚く

庭付き総2階の一戸建てに

9年前に来たときは、タクシーで彼女のアパートまで案内してもらったはずだ。今回は自家用のフォードで主人が運転し、20分ほどで丘の上の一戸建てのお宅に到着した。広い庭付きの総2階で、ガレージは別棟である。大きな家にびっくりする。以前訪ねた時は人形のように可愛かった2人の娘も年頃になっており、私をよく覚えていて歓迎してくれた。

早速2階の部屋に荷物を置き、各部屋を案内される。建坪120㎡、2階は夫婦の寝室、2人の娘の個室、小学校の教師をしているIさんの仕事部屋、浴室(洗面所、トイレ、浴槽)があり、1階には玄関、居間2室、キッチン、食堂、浴室などがある。広い庭には花が咲き乱れ、トマトややしのほか、栗やももまであり、庭からの眺めも素晴らしい。この家を彼らは数年前に購入したという。真っ黒な犬も家族の一員であった。

日本からもってきたお土産を披露してから3日ぶりのシャワーを浴びる。安宿ではシャワーはなく、エスペラント仲間の家に泊めてもらう旅行では何よりの贅沢でもある。たっぷりとお湯の入った日本式の湯船に浸かるのは日本に帰ってからの楽しみとして。

今回は3泊の滞在に

夕食は家族と一緒でライス、キャベツのサラダ、魚のフライにビールを飲みながらの大賑わい。エスペラントを話すのは奥さんのIさんだけであるが、ほかの3人に通訳しながら延々と夜10時までの団欒であった。
前回私がハンガリーを訪れたのは彼女の家にわずか半日の滞在であった。半日はいかにも短い。それでも当時小さかった娘たちはよく私を覚えていてくれた。「ハンガリーの我が家にわずか半日とは失礼な」とでも思ったのかもしれない。その分今度は十分に滞在してほしいというのである。家族みんなの気持ちが伝わってくる。
当初は2泊させてもらうつもりであったが、2人の娘たちからどうしてももう1日延ばすようにとせがまれ、それならともう1日この家にお世話になることにした。

私の部屋はIさんの仕事部屋で、ソファーベッドが備えてあった。夜11時ころベッドに入り、横になるとすぐに眠ってしまった。

画像1

お家の写真が白黒のコピーしかないので色は私の想像です。
とても素敵なお家だったのでしょうね。(ウサコ)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?