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インド留学経験者が綴る、インド留学の準備方法・攻略方法

インド留学をきっかけにインドに魅了されインドの虜になった、@masashi_indiaです。

今回、なぜこのnoteを作ったのかといいますと

「インターネット上のインド留学関連情報が少ない。。。」

この一点につきます。

学生時代、私はインドデリー大学にて交換留学をしたのですが、
ネット上のインド留学に関する情報が少なく、生活面・学習面の準備をする際、相当困りました…。

ゆえにインド滞在中
「この情報をインドに行く前に知っていれば準備してたのに....!!」
と思うこともまぁまぁありました。。。泣笑

なので、いちインド留学経験者として学んだ情報を今回このような形で共有したい!するため、noteを作りました。

このnoteを通して、読者の皆さんにインド留学の実情を理解した上で、
インド留学に行ってもらえればと思っています!

少しでも留学・インド留学を考えている方は、ぜひに読んでみてください〜

このnoteでは、こちらの内容について知ることができます〜!

【このnoteで知れること】
●海外留学の選択肢
●インド留学の概要(交換留学・私費留学)
●インド留学の費用(交換留学・私費留学)
●インド留学の準備
 − 学習面
 − 生活面
●インド留学の攻略方法
 − 勉強
 − インターンシップ
 − 旅行
●インド留学経験者が感じた「今」インドに留学すべき理由

 目次
●海外留学の選択肢
 −交換留学について
  ✔️交換留学の概要
  ✔️交換留学の手続き
  ✔️交換留学のメリット
  ✔️交換留学の総費用内訳
 −私費留学
  ✔️私費留学の概要
  ✔️私費留学の手続き
  ✔️私費留学のメリット
  ✔️私費留学の総費用内訳
●インド留学準備
 −学習面での準備
 −生活面での準備
●インド留学の攻略方法
 −勉強編
 −インターンシップ編
 −旅行編
●インド留学経験者が感じた「今」インドに留学すべき理由
 −インドは将来的に企業が経営戦略を描くうえで外せない成長市場
 −インドで価値観は変わるのか?

海外留学の選択肢

ひと口に留学といっても、留学には色々な形式があります。

よく聞く留学形式としては、交換留学、私費留学、語学留学があります。
これらに加え、インド特有の留学形式としてプログラミング留学もあるかと思います。

あと、留学ではありませんが、インターンシップのみ参加している学生もいました。

読者の皆さんが交換留学と私費留学を実現できるために、これら二つの留学手段の応募プロセス、メリットをまとめました!

交換留学

交換留学の概要

交換留学とは、日本の大学と交換留学協定を締結したインドの大学が生徒の交換を前提に行われる留学です。

日本の大学ごとに交換留学協定を結ぶ海外の大学は異なるため、もし読者が高校生でかつインドの特定の大学、
例えば、デリー大学またはインド工科大学の留学をしたいと考えているならば、

それら二大学と交換留学協定を結んでいる日本の大学に入学しないといけません。

交換留学の手続き

以下、一般的な交換留学の応募プロセスです
国際課が各国の交換留学候補、募集人数、必須スキル(語学能力、GPA)を提示
 ↓
自身の成績と交換留学候補要件を照らし合わせ、留学先を決定
 ↓
期日までに願書、語学能力証明書、成績証明書を国際課に提出
 ↓
国際課が審査後、合否の発表
 ↓
留学先の決定

交換留学のメリット

【留学費用を抑えられる】

交換留学は、所属大学が派遣してくれるため留学先大学の授業料は所属大学が負担してくれます。

単位交換を適切にすると四年卒業も可能で、授業料1年免除になるので、お得ですよね。

加えて、留学先との連携や書類手続きなどは国際課が担当してくれるため、
手続き等の中間手数料を支払う必要も無いので、余分な費用が発生しません。

【留学先との連携がスムーズに行える】

費用の面でも記載しましたが、基本的に留学先との連携や書類手続きなどは国際課が担当してくれます。
私費留学や語学留学はこれら事務作業も全て自分でやる必要が有るため、時間と労力がかかります。

エージェントに依頼することもできますが、もちろん中間手数料が発生してしまうので、費用を抑えたい場合は時間に余裕を持って自力で手続きすることをおすすめします。

【単位変換が可能】

留学先で履修した科目の単位をそのまま所属大学の単位として変換することができます。
ゆえに、交換留学だと四年で卒業することが可能です。


交換留学の総費用内訳

【年計算】
授業料: 0円(所属大学負担)
家賃: 0円(所属大学負担)
食費: 30万円
合計: 30万円

本当に30万円くらいで1年間インド留学いけちゃいます!笑

私費留学

私費留学の概要

私費留学とは、自身の費用のみで留学をすることです。
留学先大学の洗濯、留学期間、留学先での学習内容等、全て自分で決まられるので、自由度が高いことが特徴です。

私費留学は主に二つに分かれます。

①留学エージェントを使う方法。
エージェントを使うと仲介手数料がかかるので、その分費用がかさみます。

②エージェントを使わず自分の力で留学先を決める方法です。
エージェントを使わないので、留学志望大学との連携は全て自分のみで難しい事も有りますが、留学志望先は留学生に学びに来て欲しいはずなので、連絡さえすれば話を後は進めていくだけなので費用も抑えられます。

著者の知り合いで、インドの留学希望大学を直接訪問し、直談判してた友達も居ましたね。笑
無事に留学許可も貰っていたので、意外と自分でやるのもスリリングでいいかもしれません。

私費留学の手続き

私費留学+エージェントを使う応募プロセスです。

留学エージェントに連絡
 ↓
エージェントと面談しながら留学先、留学期間の選定(面談複数回実施)
 ↓
留学先、留学期間の決定(面談複数回実施)

私費留学の決定を自分で行うプロセスです。

留学希望大学のウェブサイトからセメスターの区切りを検索
 ↓
留学希望大学に留学希望の連絡と留学開始セメスターを連絡
(メールで連絡し、無理ならSkypeで直接電話)
 ↓
複数回連絡後、承諾されたら留学決定

私費留学のメリット

【自由に留学希望大学を決定できる】
交換留学の場合、留学可能大学は所属大学の提携大学のみに制限されていますが、私費留学は留学したい大学に自由に応募することができます。

【留学期間も柔軟に決定できる】
私費留学は留学期間に縛りは無いので、サークルや部活動を4年間全力で頑張りたい方は、5年目に私費留学にいくことができるのも、私費留学の魅力です。

私費留学の総費用内訳

【年計算】
授業料: 40万円
家賃: 30万円(月2万円程度)
食費: 36万円(人によるが日で1000円あれば十分)
合計: 106万円

インド留学準備

学習面での準備

■ 留学前にできるだけインド英語になれておきましょう!

おそらくインド留学に行きたいと思われた方なら一度はインド英語を聞いたことがあるのではないでしょうか?
インド英語って独特の訛りがあって、よく理解できなくないですか?

私もデリー大学での最初の講義で教授の先生が話している言葉が全く聞き取れず、英語でなくローカルな言語を話しているか?
と疑ってしまうくらい理解できませんでしたし、ショックでした..。

「TOEICのリスニングなら聞き取れるのに、なんでインド英語ってこんなに聞き取れないんだ…?」と何度も思いました。

実際、私含めインド留学経験者の経験として言えるのは、インド英語に慣れるのは早くても3ヶ月、遅くて半年だと言われています。

インド英語って一口にいっても人によってなまりの度合いも違うので、全く講義内容を聞き取れない教授も入れば、
ほんの少し聞き取れる教授もいたりします。

ですので、インドに渡りインド英語に慣れるまでの期間をできるだけ短くし、授業内容を適切に聞き取るようになるためにも、
日本にいる間にインド英語に慣れておきましょう!これほんとやったほうがいいです。

具体的には、所属大学に留学に来ているインド人と友達になって週2〜3回は話すとかでいいと思います。
これやってるかやってないかで本当に違います。

■ できれば筆記体を読み書きできるようにしましょう!

これ意外と盲点なのですが、インド人教授と学生は基本的に筆記体で英語を書きます。

教授が板書する筆記体は特にクセのある筆記体を書く場合が多いので、ノートを取ることすら不可能に近いです。
想像してください。

最初の1〜2ヶ月は教授の話すインド英語+筆記体で書かれた板書内容が理解できなのです。
「インドまで何をしに来ているんだ?」となり、確実に病んでしまします。笑

さらに追い打ちをかけるように、
せめてクラスメイトのノートを借りて理解しようと試みるものの、インド人学生も筆記体で物凄いスピードで
ノートを取っているので、クラスメイトのノートすら理解できませんでした…。
あの時は本当に辛かったです。
留学に来ているのに、理解できる内容は教科書のみという…。

僕らの世代からゆとり教育になり、中学高校で筆記体を書かない教育方針になったのでしょうがないのですが、
筆記体を書けたらなんとなくかっこいいですし、損することはないと思うので、
本当にインド留学前に、筆記体読み書きできるようになっておいてください!

■ ライティング能力を高速にしておきましょう!

ここで言うライティング能力をより明確に定義すると
「ペンで英文を書くスピード」です。

なぜかというと、インドの大学の試験の評価基準は量と質を求められるからです。
そして、彼らの求める量は1回の試験でA4の解答用紙5〜6枚程度です。

試験が始まった瞬間に物凄い勢いで解答用紙を量産していく、インド人学生を今でも忘れませんし、
その横で中々手が進まずみるみる差を付けられた悔しさは中々強烈でした。

決められた時間の中で量・質ともに追い求めていかなければならいので、
高速で英文を書くスピードをできるだけ高めて、留学にいってください!

生活面での準備

打っておくべき予防注射!

そもそもインド渡航前に打っておくべき予防注射があります。
実際に大学や先輩の薦めによって私が打った予防注射を紹介します。

①狂犬病

狂犬病は100%打ったほうがいいです。
インドは世界で最も人の狂犬病報告数が多い国です。

インドには野犬が溢れ返っており、もちろん野犬なので病気をもっています。
万が一、野犬に噛まれ狂犬病になってしまったら死んでしまう恐れもあります。
普通に道を歩いているだけで、死んでしまうリスクに囲まれているなんてやばいですよね。笑
そんなところに無防備で行ってしまうのももっとやばいです。

なので、狂犬病は100%打ちましょう!

②A型肝炎

こちらも打っておいた方がいいです。
A型肝炎はA型肝炎ウイルスに汚染された水・飲食物を
経口的に摂取することにより感染してしまいます。

インドに行ってお腹の調子が悪くならない人はほぼいないですし、
水も危ないので、A型肝炎ウイルスは打っておきましょう。

③腸チフス

アメリカ疾病予防管理センターによると他の地域と比べ南アジアの腸チフス感染率は6〜30倍とのことなので、
こちらも打っておいた方がいいでしょう。

以上が最低限の予防注射です。

他にも、B型肝炎、破傷風、日本脳炎、の注射も推奨されているので、万全の対策をしたい方は
これら予防注射も打っておいたほうがいいでしょう。

インドに持っていくべき生活品

留学行く前に日本から何を持っていったらいいんだろう…?ってなりますよね。
日本の食べ物、調味料、服、薬、などなど浮かぶと思います。

ここで認識して欲しいことが一つありまして、インドは気温なども含めた住環境が他の国と比べて特異すぎるので、
持っていくべき生活品も他の国と違います。

なので、私がインドに持っていくべき!無いと本当に困る生活用品を箇条書きで紹介していきます。

・ポカリスエットの粉

ポカリスエットが大事な理由は脱水症状を防止するためです。
留学経験者のほとんどは水が合わずに、お腹を下し、下痢や熱に悩まされます。
また、インドの北部は夏になると灼熱の熱さなので、気づかないうちに脱水症状になってしまいがちです。

そういう時にポカリスエットの粉入の水を飲む事で脱水症状を予防することができます。

・おすだけノーマットロングSP 300日分

夏になると蚊が発生するのは、どこも同じだと思うのですが、もし大学の寮に住むのなら、
蚊の数が違います。

至るところにいるので、ドアの開け閉めで容易に入室され、夜は耳元で「プーン」
とうっとうしくてたまりません。

そこで、このおすだけノーマットロングSP 300日分が必要なのですが、これ効き目がすごいです。
これワンプッシュで、さっきまで元気に飛んでいた蚊が死んでしまいます。

正直、人体への影響とかも考えてしまいますが、蚊退治によく使う、キンチョールの蚊取り線香では、
インドの蚊は死なないので、これを使うことをおすすめします。

・簡易毛布

インドって一年中熱い!っていうイメージを持ちがちですが、それは南インドだけです!
デリーなどの北に位置する週は冬だと相当寒いです…。
なので、もし北インドに留学する方は日本から毛布を持っていったほうがいいです。

・日本の食料品

皆さんの想像の通り、インドはほとんど毎日カレーです。
アパートに住むなら自炊になるので、週に何回かはピザなど食べますが、寮に住むならなおさら毎日カレーです。

日本食もまぁまぁの値段します。

留学時代、意気揚々とインド人の友達を日本料理屋に連れて行ったのですが、まさかの揚げ出し豆腐一個1000円
くらいしてました。

なので、日本食は自炊するべきなので、日本の食料品、調味料は持っていきましょう!

・空気洗浄機

これはあればいいなという感じです。実際、僕の周りの日本人留学生は誰も持ってなかったのですが、
インドは年々、空気汚染が深刻になってきており、もちろん身体への影響もあります。

なので、簡易版でもいいので、室内だけでも空気を洗浄したほうがいいでしょう。

インド留学の攻略方法

勉強編

授業内容

授業内容ですが、これは大学ごとに異なります。
文系や理系ミックスの一般的な大学だと、日本の大学にもあるように経済、文学、社会学部などありますね。

実際、私が留学したデリー大学セントステファンズカレッジは文系、理系ミックスの大学なので、数学部、コンピューターサイエンスもありました。

ただ中には、インド工科大学のようにエンジニア系の学部に特化した大学、
デリー大学シュリラムカレッジオブコマースのように商学や経営学に特化した大学もあるので、
もし専門性を深める留学をしたいなら、このような領域に特化した大学にいくのもいいでしょう。

授業の形式

授業の形式は基本的に先生が教科書にもとづいて、講義を進めていく感じです。
これは基本的にどの大学も同じだと思います。

デリー大学では、日本やアメリカの大学のようにプロジェクターにパワーポイントを投影するのではなく、黒板にチョークで板書スタイルでした。
ゆえに、教授が板書する筆記体のクセのある文字が解読できず、苦労したので辛かったです。

ムンバイのセントゼビア大学も同じような授業形式だと友達が言っていました。

授業時間は1コマ50分です。
日本だと90分なので、正直集中力続かないですが、50分だとちょうど集中力が切れて来たころに、授業が終わってくれるので、時間でいうとインドの方がいいのではないかと思います。

■ 毎回の授業を有意義なものにするために!

基本的に、インドの授業内容は日本と同じように教授が教科書をもとに、ひたすら話して、大事なとこを黒板に書いていく形です。
唯一、日本と違うのは一つの学年×学部の人数が40人という少数であること。

教室自体も日本の義務教育のような教室です。

少人数なので教授との距離が近く議論し合える空気があることが良いなと感じています。
なので、授業中に生徒もどんどん質問したり、教授と議論します。

私も分からないことがあればすぐに質問してましたし、そちらの方が授業への参加意識も上がるので、
議論に参加するようにしましょう!

あとは、席も黒板から近い席に座るようにしたらいいかなと思います!

試験対策

基本的にインドの大学の試験は日本の大学の内容とあまり変わりません。

授業で使われている参考書の内容をきちんと理解し、授業中に教授がピックアップしている内容を抑えておけば、
当日の試験で困る事はないでしょう。

しかし、日本の大学で学んだ日本人にとっての最大のハードルは英語のライティング能力ではないかと思います。

試験時間内に全問題に対して、論理的に回答をしていくライティング能力が無いといけません。

インド人学生は試験が始まると同時にものすごい勢いで書きまくります。

A4の回答用紙に回答を記入し、解答用紙を量産していきます。そのスピードがないと全問題に対して適切な回答を記入することは容易でありません。

インドの試験をかいくぐるには、まずペンでの英語ライティング能力を付けておくことが必要です。
その意味でも、筆記体は全て一筆書きで英語の文章を書くことができるので、筆記体も書けるようにしておいたほうがいいでしょう。

部活動

部活動は勉強と兼ね合いにもよりますが、友達を作る!仲良くなる!という点で入っておいたほうがいいかと思います。

僕は元々サッカーを12年間やっていたので、入学から2ヶ月経ったくらいに、サッカー部に所属しました。

インドのサッカーのレベルは日本ほどでもなく最初の試合で10番を付けて、プレーしました。笑

もちろん同じ経済学部からも数名サッカー部のメンバーがいたので、そのメンバーとはとても仲良くなりますし、会話もはずみます。

あとは、勉強とは違うコミュニティに入る事で、新たなインド文化やインド人の行動パターンを知る事もできます!

その一つのシェア文化について紹介します!

休憩用に自分でポカリスエットの粉を混ぜた水を入れて持っていって、休憩中、インド人のチームメイトが当たり前のように分けてくれって言ってくるんです。笑

まぁここまでは想定内なので、あげたのですが、ここからがインドです。

ポカリをあげた友達が『僕の』ポカリを別のメンバーにあげる、そして、どんどんその連鎖が続いて、

自分のとこに返って来た時には、空になっていましたw

所有権などないんですね。笑 
全てがシェアで成り立っている。。。それがインドなんや!と気づくことができました。笑

というような新たなインドの一面も知る事ができるので、ぜひ部活動にも挑戦してみてください!

インド留学の攻略方法

インターンシップ編

この章では、インドでインターンシップに参加する方法についてご紹介します!

せっかく留学でインドに来たのだから、インドでインターンシップもできればいいですよね。
就職活動でアピールできるネタとして、インドでインターンは相当なパンチ力ありますよ。

私自身、インド系コンサルティング企業にてインターンシップに参加し、
就職活動でそのエピソード話しましたが、どの面接でも相当印象よかったです。

海外でのインターンシップでの参加方法は共通していると思うので、特にインド独自の手法はありません。
でも、インドでの留学経験者として

・私がインターンシップに参加した方法
・留学後、感じた他の参加方法

を紹介します。

【自力でインターンシップに参加】

まず私のインターンシップ参加方法からご紹介します。

結論から言うと、私は何の仲介業者も通さず直接アタックしてインターンシップ参加の機会を得ました。

かなり特殊だと思うので、経緯を話しますね。

これはインド特有かもしれませんが、インドに留学へ行くと現地の企業駐在員や国連職員など社会人の方々にディナーやパーティーなどに招待してもらうことがよくあります。

私もよくそのような会に参加させていただいただき、行くたびに「インドでインターンシップをしたい」と相談していました。

そんな中、ある日系企業駐在員の方に、日本人のインターン生を採用したいと考えているインド系企業があると、紹介いただきました。

一度、そのインド系企業の社長と面談しました。
結果的に、自分のやりたいことをやらせて貰える事に加えて、その企業の仕事もやるという決まりで、まさかの月給3万円で参加させていただくことになりました。

具体的に私が担当した仕事は日系ハードウェアメーカー企業のインド進出決定のための市場調査でした。
実際に現地の日系企業アポを取ってインタビューしたり、調査したりチャレンジングな仕事でしたが中々良い内容でした。

このようにインターンシップに参加する手段として、「自力で探して、応募する!」というのも一つの手です。

実際に、私の後輩も留学時代、インド系企業にダイレクトメールを送りまくって
インターンの参加にこぎつけているので、可能性はあるかと思います。


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SNSを駆使することも大事

私は留学後に気きましたが、twitterは本当にやっておいた方がお得です!

twitterにはインドで勤務されている駐在員、インド留学経験者、インド起業家など多くの方が
インドに関する情報を発信しているので、留学前に有益な勉強になります。

かつ何人かのユーザーはインドで日本人学生のインターンを募集している投稿もしてるので、
直接インターン参加に繋がる可能性大!です。

もし僕が留学当時、twitterを使っていたら気になるユーザーに片っ端から
「インターンやらせてください!」ってDM送ってたかもな。笑

迷惑かけそうだけど、そのくらい行動することが大事だと思います!

【仲介業者を通じて、インターンシップに参加】

海外でインターンシップに参加するための一つの手段としてよく使われるのが、インターンシップ紹介の仲介業者を経由して参加する方法です。

インドだと、◯◯が有名なのかな?

仲介業者だと仲介手数料が掛かるので、留学と併用で利用するのはかなりハードル高めだと思います。
インターン単体だと良いのかもしれません。

お金もかかるので、インターンシップの内容自体は事前に相談できかつ、信頼のある紹介先だと思うので、
全然思ってた仕事と違う!というようなミスマッチも起こりにくいのではないかと思います。

東京コンサルティングファームの有給インターンシップに参加している知人もいました!

事前の準備があり、インターン中もかなり密度の濃いフィードバックも受けられていたとのことなので、
成長も見込めますし、月給も貰えるとのことです!

将来、コンサル業界志望の方にとっては良い機会ではないかと思います。

海外のインターンシップに参加する方法として以上の二つが有力なのではないかと思います。

インド留学の攻略方法

旅行

インドは「多様性溢れる国」といわれているくらい、インドの各地域で文化も異なります。
文化だけでなく、いろんな種類の宗教、言語も存在し、それぞれ異なった価値観、バックグランドを持つ人々が
共存しているのがインドです。

私が訪れた旅行先 リシケシュ・ジャイプール

インド留学に関して、唯一悔いが残っているとしたら忙しさのあまり、あんまり旅行に行けなかったことです。泣

自分で言うのもなんですが、
デリー大学での勉強→インターンシップに参加→ビザの期限上帰国
という過密スケジュールだったので、合間の休みを利用して近場を旅行しました。

南インドのケララやムンバイ、ゴアあたりは本当に行きたかったですね…。

でもまぁ、ひとまず私が旅行したリシケシュ・ジャイプール・ウダイプルをさせてください。笑

ヨギーが集まるヨガ生誕の地 リシケシュ

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デリーからバズで4リシケシはヒンドゥー教の聖地として有名で、多くのアシュラム(精神的な修行する場)があるため、インド全土からヒンディー教徒が集います。

ガンジス川のほとりにあるアシュラムでは毎晩ヒンドゥー教の祈祷が行われています。
ガンジス川の向こうに日が沈み、暗くなる中お経を聞いていると、なんとも言い難い雰囲気に包まれ精神が研ぎ澄まされていきます。

このようなどこか精神が休まる場所に魅了された著名人は少なくありません。

世界的な有名バンドのビートルズや今では世界中の誰もが使うi-Phoneを発明したスティーブ・ジョブスもここリシケシュを訪れ、心を休めていたそうです。

インド留学の振り返り、これからの人生なにで生き行くのかなど、
思索にふけるには最適な場所だと思います。

ヨガはマインドフルネスを実施する際に有効な手段とも言え、心を整えるという言葉は世界的にも流行になってきています。
そのこともあってリシケシュには、世界中からヨガを学びにくる旅人がいます。
個人的な意見として、西欧系の方が多かったような印象です。

料理とチャイが美味しいおしゃれなカフェもありました。
リシケシュの中心部にラクシュマン ジュラ ブリッジという大きな橋がありまして、
その橋を渡り切り、階段を少し上ったところにカフェがあります。

そのカフェからはブリッジ、ガンジス川、アシュラムが一望でき、かつチャイも美味しいのでランチや夜ご飯を食べに行ってみてください!

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ピンクシティと風の宮殿 ジャイプール

ジャイプールの主要部はピンクシティと呼ばれています。

ピンクシティと呼ばれるゆえんは、街中のほぼ全ての家屋や建造物の色がピンク(赤褐色系)でまとめられているからです。
それはインドとイギリスの歴史的な関係によるものでした。

19世紀、当時のインドはイギリスの植民地でした。
インド各州はイギリスによる納税、植民地政策により虐げられ、苦痛を強いられていました。

そんな中、1867年イギリスのビクトリア女王の息子、アルバート王子がインドのジャイプルを仕事で訪れることが決まります。
これを聞いた当時のジャイプルのマハラジャであるSawai Ram Singh王子が、アルバート王子をもてなすためかつ印象に残すために、
街中の建造物の色を統一したそうです。

その結果、ジャイプルの王子は他州と比べより自由な統治権を得ることができ、町並みも西洋建築ではなく、
インド独自の建築で建造された建物が目立ちます。


インド留学経験者が感じた「今」インドに留学すべき理由

①. インドは将来的に企業が経営戦略を描くうえで外せない成長市場

インド人口の大半は10〜30代ということで労働市場全体が若々しく、市場にも活気があります。
間違いなく今後、成長する市場でメインプレイヤーになるため、多くの外資系企業がインドに進出しています。

500 Startupによると、2017年にインドのスタートアップへの投資金額は2兆円にのぼると言われています。

実際、下記2018年のニュースから分かるように、すでに多くのお金がインドに集中しています。

●ソフトバンクビジョンファンドはインドのユニコーン企業、OYOグループに10億ドルもの投資を実行
●米ウォルマートがインドのアマゾンとよばれるFlipkartの株式77%を約1兆7600億円で買収

このような市場を知り、インドのビジネス習慣を理解している人材に対する企業からの需要を増すことは間違いありません。

例えば、私が就職活動際、面接でインド留学及びインターンの話、将来的にインド駐在したいことを伝えると、一様に面接官の印象は好印象であったように感じました。

②. 日本でこり固まった価値観をぶっ壊してくれるインド

インドに行くと価値観が変わる!と耳にします。
実際、私もインドに行く前は「価値観変わるってどんな感じなんだろう?本当に変わるのか?」なんて思っていました。

結論から言うと、私の価値観は変わりました。

おそらくその理由は日本では起こるはずのないようなことが起こるからだと思います。

私も日本では起こるはずのないようなことを山ほど経験しました。

・インドは基本的に頼り頼られの精神
(日本だと、人に頼ることは良しとされていませんが、インドでは真逆です)
・多様な宗教のお祭り
・インド一国でもそれぞれの地域で違う言語、文化
・見たことのないよう料理(もの凄く甘いお菓子など)
・物乞いをしてくる浮浪者、浮浪児
・お釣りが無いから、お釣りの無いように払ってくれ
・考えられないような灼熱の夏(暑さ)
・時間にルーズ
・ATMから偽札出てくる
・度々の値段の根切り交渉

このようなことを経験していくうちに、価値観は変わるのかなと思います。逆に変わらない方がおかしいのではないかと思っちゃいます。

インドにある程度過ごしてみて感じたのは、宗教・所得・言語・食など各地方によって違い、多種多様な世界が溢れているということです。

ここが日本とは真逆ですよね。

日本だと島国なので、目の前にいる人たちはある程度同じ環境で育ち、同じ価値観です。

なので、インドに行くと自分の価値観も変わりますが、他者に対する目も変わります。

インドでの滞在を通して、多様性を受け入れやすいマインドになっているはずなので、その分、相手が違う考えや価値観の人であっても許容できる自分になっています。

また自分自身の考え自体も多様であっていいとの前提になるので、画一的な生き方、働き方を求める日本自体が息苦く感じるかもしれません。笑

このように、インドを訪れると間違いなく、良い意味でも悪い意味でも、日本で凝り固まった価値観をぶち壊してくれます。

インドを訪れた後、自分らしく面白い人生を生きている人は多そうなきがします。笑

おわりに

以上、インド留学経験者が綴る、インド留学の準備方法・攻略方法を綴りましたが、皆さんの留学、インド留学の成功に役立つことができれば、幸いです。

個人的に相談したいことなど、あれば、お気軽にTwitterにでDMください!

ありがとうございました。

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