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ゲームに肩まで浸かってみた話。

雑記である。正井です。

最近第五人格というゲームにハマっている。生まれて初めてのオンライン対戦式ゲームで、スマホでやれば画面酔いしないと気づいてからはどっぷりである。


ファンアートをやったり、

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ファンアートをやったり

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あとTwitterならでは、実録を落書きしたりしている。

要するに楽しみまくっている。

だいたい冬に向けて徐々にしんどくなる時期であるので、特に今は楽しんでいる。

一推しは納棺師ことイソップ・カールである。
第五人格にはキャラクタ一人一人のバックボーンも楽しめるゲームで、初期面子と呼ばれる、チュートリアルが終われば無条件で使える数名はそれ用のゲーム画面も用意されているそうで、イソップには未だ実装されていない。あと写真家ことジョゼフも好きだ。この二人をキービジュアルに舞台化が発表されているが、生憎地方住みであるので円盤に期待であろう。

ここからはゲーム内のネタバレが含まれるのでその旨理解の方のみ進んで頂かればと思う。



イソップ・カールについて。
『納棺師』というキャラクタで、ゲーム中残機を作れるスキルを持っている。詳しくはゲームwiki行って。
彼の背景推理は少々興味深かった。

背景推理というのはキャラクタのバックボーンであるから、ある程度キャラクタを使い込めば開放される。

そこに臭化薬品というものが登場する。人体に有毒な物だとだけわたしは理解している。燻蒸などにも使われることから、所謂エンバーマーが使うものかと思っている。
納棺師、葬儀屋というのはゲーム世界観の歴史考察ではあまり高い身分ではない。寧ろ破落戸の仕事である。
しかし遺体修復というのは専門技術だ。ということはある程度教育は受けているし、専門知識もある。

イソップ・カールは内気な子供であった。自閉傾向から学校側から退学させられる描写が背景推理にはあり、ジェイ・カールという男に連れられた、という事だそうだ。ここで気になるのはジェイ・カールは何者か、父親?養父?後見?
そしてジェイ・カールの後を継ぐのか、納棺師になる。
ここで一人の女性が出てくる。遺体で。これはジェイ・カールの縁者か、それとも。

そもそもカール姓はイソップが生まれながらの姓だろうか。当時は家業などは基本跡継ぎが家で継いでいくものなので、カール姓はジェイから受け継いだイソップの生まれながらのものだと仮定しておく。
女性の遺体は母親若しくは姉と考えるのが自然か、注入する描写があるので彼女はさぞ美しい納棺をされたのだろう、黄色い薔薇の携帯品がゲーム中には登場し、薔薇園もしきりにゲーム内には登場する。

しかし葬儀の描画が無いのだ。

第五人格はミステリーの他にホラー要素のあるゲームである。とどのつまり、彼女の死は自然なものでない可能性がある。

イソップにはまだ日記という追加ゲームが実装されていない。今後に期待。


さてお次は写真家。ジョゼフ、恐らくフランス人で、マリーアントワネットの時代の人だ。かなり良い身分であった。

彼には双子の弟があり、また亡くしている。
そういえば臭化をググってみたら写真の現像にも使われたそうである。弟は背景推理を見る限り、酷い咳で亡くなっている、ようである。

写真の現像技術が出来た頃は公害なども深刻であったはずで、ひょっとすればそちらかも知れない。

ゲーム内ではカメラを起点にした写真世界を創りそこから敵役である相手を攻撃する事が出来る。ここで面白いのが現実?と写真世界の中でジョゼフの外見が変わることだ。現実?世界では白黒グレーの姿であるが、写真世界に入るとジョゼフは鮮やかな銀髪にジャボタイ、初期衣装では藍色に金刺繍のジャケットを羽織っている。

白黒写真の中の鮮やかな幻影を追い続ける、哀しい貴族、そういった印象である。


はてさてここまで徒然とやって、結局何が言いたいかというのもこれと言ってない。推しについて語りたかっただけである。

第五人格はサバイバー陣営とハンター陣営に別れてプレイする対戦式ゲームで、ハンター側には写真家ジョゼフはじめ、黄衣の王やジャック・ザ・リッパー、色んな趣味にハマりそうなキャラがいる。
サバイバーは納棺師イソップはじめ、庭師、医師、弁護士、多種多様。

しかしなかなか考察など聞いてみると、サバイバー側はあまりろくな人生を歩んでいないキャラクタが多い。金銭目当て、事故の後遺症、自発他発は問えないが。イソップには現状考察に於いて、わたしは幇助の疑いをかけている。

対してハンターには、フランス革命で天地がひっくり返ったマリーアントワネットやジョゼフのような人間から、切り裂きジャックに地獄の獄卒に、と半分以上手垢のついた、言い換えれば伝説で脚色されたキャラクタが多い。

第五人格の深みはそこにある。追う側のハンターに明確な悪人はおらず、逃げる側のサバイバーは何が悪事を故意であれそうでなくともやらかした過去があるようなのだ。

ゲームの世界観にも触れよう。

エウリュディケ荘園という場所に、オルフェウスという探偵がやってきて、荘園での事件を調査する、という名目でプレイヤーはゲームを開始する。

エウリュディケというのはギリシア神話におけるオルフェウスの前妻で、ペルセポネと結婚する前に事故で死んだ女神の名前であるから、このネーミングもなかなか興味深い。

ゲームは探偵オルフェウスの調査の一環である。つまり1対4のゲームはそのまま荘園で起こった事件なのであろう。サバイバーをハンターが追う、そして何らかのことがあり荘園では探偵オルフェウスの娘さえ失踪させた。

探偵オルフェウスは記憶障害を患っており、エウリュディケ荘園に来たがその記憶もない、ただ体に残った傷と荘園への招待状のみが手掛かりであり、荘園に舞い戻る。日本版の声優は三木眞一郎だ。

現在は多くキャラクタが実装されている段階で、公式の情報を追うので精一杯なのだが、出来るだけ考察もやっていきたいところである。

読了感謝。第五人格も良いぞ!

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