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BOSE QuietComfort Ultra Earbudsの不具合品ガチャを回している話②

前回までのあらすじ:約4万円の最新ワイヤレスイヤホンBOSE QuietComfort Ultra Earbudsを、Amazonブラックフライデーセールで格安購入した筆者。しかし無常にも届いた製品は左耳から機械的な異音が発生する不良個体でした。

さて、不良個体を引いてしまった筆者には2つの選択肢があります。購入先
のAmazonに対応してもらうか、メーカーであるBOSEに対応してもらうかの二択です。前者の場合は返金または交換が可能ですが、後者の場合は交換や修理ができても返金は難しそうです。また一度BOSEで交換・修理した製品をAmazonに返品したところで返金される保証はありません。交渉の余地はありそうですが、返金を視野に入れるならAmazonで対応するのがベターになります。

Amazonの返品対応はかなり楽です。注文履歴から「商品の返品」を選択し返品理由を選択肢から選び、詳細な状況を自由記述して送信するだけです。

返品理由の選択肢。今回は「商品に不具合または損傷がある」を選びました。

返送方法はAmazonにさえ届けば基本的に自由のようですが、こだわりがなければゆうパックの手配かヤマト運輸の集荷依頼が楽です。私はゆうパックを選択しました。郵便局で100円の専用小型ダンボールを買い、Amazonからゆうパック登録を行ってQRコードを取得。最寄りのローソンでQRコードを読み取り店員さんに小型ダンボールを手渡すことで返品は完了します。

またAmazonの返品には「返金」か、製品在庫次第では「交換」かを選ぶことができます。BOSE QuietComfort Ultra Earbudsは3色展開で、特にブルーは限定色なのか在庫がやや枯渇気味のようですが、私は最も汎用性の高いブラックを選んでいたので「交換」対応が可能でした。

やや悩みながらも、私は「交換」の選択をしました。不具合の検証をしながら、同機はかなり良い品だなと感じたからです。BOSE QuietComfort Ultra Earbudsのウィークポイントとして、一度に複数の機体に接続するマルチポイント機能がない点があります。同機能は例えばウォークマンで音楽再生をしながら、スマホの電話や通知に気づけるなど人によっては、必須となりうる機能ですが、私には不要です。また接続性についても、iPhone15proと朝の新宿駅でも問題なく繋がることを確認していました。不具合さえなければ24,000円の出費は惜しくない製品であり、何より一度返金してしまうとこの破格での購入もおじゃんだなぁと思うと、返金する気にはなりませんでした。

Amazonの返品交換の驚いたことは、返品前に交換品が着弾したことです。

右が初代、左が交換品(多分)

なんだか太っ腹な対応だなぁと思い、ワクワクしながら私は二代目BOSE QuietComfort Ultra Earbudsを装着しました。

「ブゥゥオオオン!(起動音」

ジジジ…

「バレリ セブンディ パセン(バッテリー70%」

ジジ…

「レリィ トゥ コネック(接続準備完了」

ジジジジジジジジジジ…

ピピッ

ピィ

めちゃめちゃ異音がして草ァ!!(二度目)

残念ながら完全に初代と同じ症状でした。無論、アップデートや再起動等も試しましたが、全く良くなりませんでした。

流石の私もこれには滅入り、同時に不安になりました。私は同症状を「不具合」だと認識していますが、BOSE側が仕様の範囲内だと主張する可能性があるなと思い始めたからです。世界的音響メーカーのフラッグシップイヤホンで、2台も全く同じ機械的異音がするなんてことがあるのか。そうなると私の初代返品もAmazonに受け付けてもらえないのではないか、そんな疑念が過ぎったのです。

幸いだったのは本機種が結構売れていて多くのユーザーレビューが各種ECサイトに掲載されていたことです。そこには私と同じく不良個体に遭遇し、交換によって異音のしない個体を引き当てた報告が数多くありました。
しかし異音のレベルについてはわかりません。私の確認した不具合は、聴覚の善し悪し関係なくハッキリ聞こえるレベルですが、少し大きめに音楽等を再生すればまあ感じなくなるのも事実です。

そこで、私は見解を求めるべくBOSE公式サイトに会員登録し、同症状を報告してみました。BOSEではスマホアプリに購入した製品を接続したり、シリアルナンバーを登録することで、各種サポートを受け付けてもらえます。

オーディオを選択し


症状を記載

このようにして記入すると・・・

ご安心だぜぇ!

いーやそんな簡単に交換できるんかい!もっとこう担当者から電話が来るとか、そういう手間があるのかな~なんて思っていたのですが・・・
住所の入力を行い、返送方法はヤマト運輸の着払いでお願いね、とメールが届きました。ちなみにAmazonと異なり、BOSEは交換品が届いてから交換品を発送します(普通そうだろ)。ヤマト運輸での着払いですが、製品をそのままヤマトの営業所に持っていき、伝票を書いてその場で購入した小型段ボールの価格ごと着払いで済ませました。

疲れたのでこの辺で。さよなら~

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