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逆行

『カメラのフィルムが高い』とインスタのストーリーにあげた翌日にそのフィルムの広告が表示された。
AIかなんか知らんけど、『凄いな』と『なんか怖いな』という気持ちが半々。

【15分で¥12,000の施術テクニックが無料!】
なんて広告もたまに出てくるけど、自分が受ける方なら15分で手に入れたもんにそんなお金払いたくないし、もし時間をかけて努力してそのテクニックを習得したとしても15分で¥12,000という値段設定にはしたくない。
少し偏見も入るけど、コンスタントに15分で¥12,000払える人とは話が合わないと思う。(故に楽しくない)笑
でもこれは沢山の経験から得た自分なりの感覚で、この感覚を大事にしている。

こんな事言ってるからこないだ占いで一言目に
【お金は全然貯まらないねー】なんて言われてしまうのだ。
でも【その代わり沢山の人が周りに集まってきます】とも言われた。
どっちか選べと言われたら確実に後者だ。

先週末はマッサージのpopupで長野へ行ってきた。
ここ数年、年に2回は訪れるようになった長野県。簡単な街案内ならできるようになった。
長野市2日、松本市1日の合計3日間。
色んな人がpopupに来てくれるのはもちろん嬉しいけど、終わってから飲みに誘ってくれる事の方が嬉しかったりする。

俺→つよしさん→マスター(ハマちゃん)

1日目の夜にみんなで行った居酒屋のマスターが翌日のpopupに来てくれた。連絡先やSNSも交換してない所謂『口約束』だ。
凄く良かったよ。とチップまでくれた。3日間通して印象的な出来事。

翌日はpopup前に長野市内を見渡せる山へ連れて行ってもらった。山頂で朝ごはん。
前日の飲みもそうやけど、『仕事以外』の時間を割いて楽しませてくれている事が本当に嬉しい。

長野市内を一望

インバウンド+3連休で宿が高騰していた。
1日目は漫喫にin。個室埋まってて共有スペースで授業中スタイルで仮眠。その様子をネタでSNSにアップしたら知人から『うち泊まってください』と連絡がきた。
得意の物々交換。

宿とマッサージを交換

3日目の松本は年に数回の積雪。
SNSでももちろん告知したけど、直接知り合いの店を回ってpopupの告知をする。場所がゲストハウスなので不特定多数の人が使う冷蔵庫の中にも【告知】をする。
アナログで非効率な告知の方法やけどこれが面白い。

冷蔵庫を使った告知

積雪でどうなるかと思った最終日もスタッフ含め色んな人が来てくれて満員御礼。終わったらそのままゲストハウスのこたつで打ち上げスタート。
たまたま一見さんで入ってきた外人さんも巻き込んで就寝時間まで楽しんだ。

スタッフ&お客さん&オーストリアなら旅行で来ていた夫婦

3日間の長野popupツアー。
15分¥12,000の値段設定なら味わう事が出来なかった3日間。どっちが良い悪いとかじゃなくて自分が何を求めているのか?
良くも悪くも値段設定で集まってくる人も変わってくる。
俺は今が心地いい。
心地いい関係や環境を自分で作る。全国で。
SNSじゃできない種まきを自分の足使ってやってる。

時代に逆行したやり方やと思うけど、自分の【楽しい】や【幸せ】はこのやり方でしか手に入れる事ができないと信じてる。

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