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自給自足カレッジ2回目〜65

昨日4月16日に、開校後2回目の講義と実習に私も生徒として参加。写真にあるタイガ君(5歳)も、お母さんの磨衣さんと一緒に、実習にも参加してくれました。

まず前回講義の自然の循環についておさらいした

午前中の講義は、自給自足カレッジの講義及び実習内容全体を監修して頂いている村上眞平さんによって、9:15〜12時過ぎまで休憩を挟んでみっちり行われて、リアル参加の人だけでなく、Zoomでリモートから参加されている方からも質問が飛んだりして、活発な議論が行われました。

自然の循環性についての説明

座学のスタートは、前回眞平さんが話された自然の森の循環性についてのおさらい。

太陽の光を浴びた植物は、葉でそれを受け止めて光合成を行い=空気中の二酸化炭素と地中等から水を吸収し酸素を排出。糖である炭水化物を生成します。

その出来た炭水化物等を地上では動物が食べる。土中では、植物と共生している菌類にその炭水化物が植物から土中の微生物に提供され、微生物は窒素等の栄養を逆にその植物に提供する。

地上では、枯葉や朽木、動物の排泄物や死骸等、有機物が堆積し腐食が作られ、その腐食も土中の微生物に分解されて、窒素、リン酸、カリウムはじめ50種類以上の栄養素が微生物等によって作られて、それを植物が吸収する。

動物の世界では、生態系ピラミッドが植物をベースにしてかたち作られています。植物を食べる虫たち。その上にカエルやヘビや鳥。それらを食べる肉食動物や鷹やフクロウ等の比較的大型の鳥類。これらの動物のも死ぬと地上で分解されて土に戻っていく。

自然の森では、上記ののような循環が終わる事なく続いている。

水も、空気も、太陽の光、炭素、ミネナル等々が、このサイクルの中で循環する事で、安定的な状態が長期に渡って続いている。

このような循環性が、持続可能性=サステナビリティの大きな特徴であり、これを認識する事から、自然の森の持続性を理解し、ひいては今の農業の非循環的で、サステナブルではない状況を理解する必要がある。

サステナブルな農業とはどういうものか?循環性以外に自然の森をサステナブルにしているのは、どういう事があるのか?

昨日眞平さんが話された上記のの2点については、また明日以降書きたいと思います。

自給自足カレッジでは、無肥料無農薬栽培=自然栽培によって、お米や野菜の育て方を教えています。
日々、自分が育てている植物を見護ることで、自然の循環性を垣間見る事ができるのではないでしょうか❓

是非一度、VISON農園の無料体験に来てみてください。

5月にも、本格的に自給自足が学べる講座が、毎月第一第三週の週末(土曜日曜)に開催されています。

5月以降は、5月6日(土)・7日(日)・20日(土)・21日(日)
6月・・・ 3日(土)・4日(日)・17日(土)・18日(日)
7月・・・ 1日(土)・2日(日)・15日(土)・16日(日)

今まで経験した事のない新たな経験や発見があるものと思います。

下記は、自給自足カレッジの紹介ビデオです。
見ていると気持ちが何となく落ち着いてくる気がします。

YouTube動画(3分)
https://youtu.be/IQPWF9KBu00

体験会等について詳しくは、下記のホームページをご覧ください。

https://self-sufficient-life.jp

自給自足カレッジ
小柴正浩

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