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〜麻、絹、木綿、自給率0%からの脱却④染色〜自給自足カレッジ77
私の知人で熊本で染色作家をされている池田由美さんは、自ら織物を織るところから作品を作られており、素晴らしい作品を作られています。
下記の写真は、その池田さんに染めて頂いた生地で作ったジャケットです。池田さんに染めて頂いたこのジャケットの生地は、横糸が竹で縦糸が麻だとの事でした。色は光の加減で紫にも灰色にも見えるのですが、ヌルデという植物から作る染料の五倍子(お歯黒の染料)で染めて頂いたものです。空蝉色(うつせみ色)とか空五倍子色(うつふし色)という名が付けられているそうです。
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このジャケットは、池田さんに染めて頂いた反物を銀座テーラーに持ち込んで、銀座テーラーの職人さんに仕立ててもらったものです。
風合いが良く、カジュアルにも仕事着としても使えるので、大変気に入っています。
父親なんかに聞くと、昔は、ジャケットは街の仕立て屋さんに仕立ててもらうのが普通で、普通に給与の1月分程度の値段がしたので、大事に着ていたといいます。
安ければ良いというのが世の中の流れなんだと思いますが、気持ちの入ったで仕事で作られたものと、工業的に作られたものでは、使う方の気持ちとしても変わってくるのだろうと思います。
私は、モノが捨てられないタチなので、あまりモノを買わないようにしていますが、気に入ったものは大事に長く使うようにしています。乗っている車も、25年ものと16年ものになってしまいました。
多分、このジャケットは一生ものになるだろうと思っています。
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上の写真二つは、池田由美さんのご主人が主催している里山美術展に由美さんが出品されていた作品です。
古民家の風情に溶け込みながらも、何か気持ちを晴れやかにするような織物の存在感が素晴らしいと思います。
ご主人の池田道明さんも自然栽培のみかん園をやりながら洋画も書いておられますが、今年もゴールデンウィーク(5/3〜7)に、里山美術展を開かれるそうなので、是非熊本まで足を運んでみてください。
美術展の詳細は、下記のサイトをご参照ください。
https://m.facebook.com/satoyama.art
ご主人の池田道明さんには、この二月に熊本から三重のVISON農園まで、自給自足カレッジの立ち上げの為に来て頂きましたが、また、今度奥様の由美さんにも来て頂ければと思っています。
是非、自給自足カレッジの方にも足を運んでください。
5月にも、本格的に自給自足が学べる講座が、毎月第一第三週の週末(土曜日曜)に開催されています。
5月以降は、5月6日(土)・7日(日)・20日(土)・21日(日)
6月・・・ 3日(土)・4日(日)・17日(土)・18日(日)
7月・・・ 1日(土)・2日(日)・15日(土)・16日(日)
今まで経験した事のない新たな経験や発見があるものと思います。
下記は、自給自足カレッジの紹介ビデオです。
見ていると気持ちが何となく落ち着いてくる気がします。
YouTube動画(3分)
https://youtu.be/IQPWF9KBu00
体験会等について詳しくは、下記のホームページをご覧ください。
https://self-sufficient-life.jp
自給自足カレッジ
小柴正浩
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