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自給自足カレッジ⑩

上の写真は、自給自足カレッジプロジェクトメンバーで、広報担当の朝日ゆかりさん(生活デザイン研究所代表)とデザイナーの加藤唯さん(株式会社NUI代表)が、作ってくれた3月のオープンカレッジと4月から開講となる月2回の講座案内用のパンフレットです。
柔らかな色調の中に新鮮な野菜や農園の風景の写真、唯さんが描いた野菜のイラスト等も散りばめられています。見ているだけで、何となく自分で育てた野菜を、自分の家の前の農園に朝取りに行って、どれを朝の食卓に並べようか等と品定めしているような、自給自足生活の一場面が目に浮かんでくるような感覚を覚えます。
4月から三重県多気町にある超大型商業施設VISON内の農園を舞台に開講する自給自足カレッジでは、春、夏、秋、冬、それぞれの季節の野菜を、実際に農園内の自分専用の二畝の畑で、無農薬、無肥料で育てる術を学べます。 基本的には、午前中に講師の村上眞平さんの講義を聞いてもらって、午後から畑に出て実地作業をしながら、野菜の育て方を学ぶ形になります。
村上眞平さんは、40年以上に渡って有機農法や自然農法を実践されてきており、その内20年間は、バングラディッシュやタイ等でNPO法人を介して自然農法の普及に勤めらました。2021年までの5年間は、全国愛農会の会長も勤められ、現在は三重県津市美杉町で2町あまりにも及ぶ広大な農地を1人で切り盛りしながら、醤油や味噌も自ら作る等、農業を生業にしながら、自給自足の生活をされています。
その他、VISON農園の農園長の森田さんや、地元多気町で自然農法で農業を営んでおられる小島さん、野呂さんといった方々も講師に招いて、野菜作りだけでなく、自然農法によるお米作りも学べます。
また、エネルギー自給についても座学にはなりますが講義を行う予定で、自給自足カレッジを卒業されたら、色々な形で、食料自給やエネルギー自給を、ある程度実践して行って頂きたいと考えています。
理想的には、エネルギー自給の出来る家に住んで、家族4人なら二反(600坪)の田畑で1日平均2時間程度の農作業で汗を流しながら、野菜や米、醤油、味噌、漬物等々、8割程度の食料を自給し、残りの時間は、ゆったりと自分の好きな事をして過ごす。我々が1/4クォーターファーマーと呼ぶような生活スタイルを実践して頂けたら、という思いでこのプロジェクトを進めています。

写真のパンフレットのフルバージョンは下記のURLからご参照ください。

https://www.dropbox.com/s/dg57ep2gd3vi33x/IMG_1448.JPG?dl=0

自給自足カレッジについてご興味のある方は、下記のURLから我々のホームページを覗いてみてください。

https://self-sufficient-life.jp

また、自給自足カレッジのオープンイベントとして、3月4日土曜日と3月19日日曜日にオープンカレッジについてご興味のある方は、上記ホームページからお申し込みください。

自給自足カレッジ
小柴正浩

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