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私が毎朝子どもに手紙を書く理由

なぜ手紙を書いているか

それは、子どものモチベーションをあげるためです。

息子はこの4月に幼稚園に入園しましたが、COVID-19の影響でお休みが続いたので、6月から登園を始めました。

これまでずっと家で過ごしてきたので、ママから離れて一人になるのは今回が初めてでした。

始まって一週間は半日保育だったことに加え、彼自信も気を張っていたためか、嫌がる様子はありませんでした。

しかしながら、終日保育となった翌週は、「行きたくない」と泣いてしまい、登園を嫌がるようになりました。

当然と言えば、当然のことだと思います。

張りつめていた気持ちも緩み出し、ママと長時間離れる中で、寂しさを感じるようになったのでしょう。

妹の存在もそれを助長させたと思います。

「妹は変わらずママと家にいるのに、なぜ自分だけ」と。

そんな彼の気持ちを少しでも軽くしてやることはできないか、と考え出したのが、手紙を書くようになったきっかけでした。

私は毎朝早く家を出るので、息子が登園する際に声をかけてやることはできません。

そこで思いついたのが、直筆で手紙を書くことでした。


手紙を読む子どもの反応は

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日によりますが、朝起きてまず手紙を読んでくれることが多いようです。

もちろん妻のアシストあってのことだとは思いますが、その手紙を楽しみにして朝起きてくれているなら作戦成功です。

また、手紙に書いた内容に対し、私が帰宅してから楽しそうに話してくれることもあるので、非常にうれしく、今後も続けていきたいと思っています。

最近、特に喜んでくれたのは、手紙に添えたキャラクターのイラストで、その夜寝る前に、「明日は〇〇を描いてね!」と注文されました。

このように、平日仕事で一緒にいる時間が作れなくても、工夫次第で色々とコミュニケーションをとる手段はあるんだなと感じました。


具体的な手紙の内容は

内容を共有する前に、私が心掛けているポイントを2つを話します。

一つ目は、「がんばれ」という言葉を使わないこと。

もちろん、悪い言葉ではないですが、時としてプレッシャーを与えてしまう可能性があると考えるので、使わないようにしています。

二つ目は、私のことも内容に加えること。

子どもへのメッセージを考えると、「〇〇だから〇〇してね」のような内容になりがちですが、これは「行きたくない」と感じている場合には逆効果になるのではと考えます。

それよりも「パパも同じなんだ」「パパはこうなんだ」と気づいてもらうことの方が、嫌な気分がまぎれ、励みになるのではと思っています。

以上を踏まえて書いた手紙を以下で紹介します。

ある日の手紙 その1

おはよう。
また きょうから パパは おしごとだよ。
オレンジの でんしゃで かいしゃに いってくるね。
サボテンの あたまが すごく とんがってきたね。

最後の文は、飾っているサボテンの状況です。

ある日の手紙 その2

グッモーニン!
きょうの きゅうしょくは ハヤシライスだって。
パパは かいしゃで おひるごはん なにを たべようかなー?
それでは いってきます。

この手紙では、パパも会社でお昼ご飯を食べることを伝えました。

とても簡単な内容ですが、こんな感じです。


最後に

今回共有した子どもへの手紙は、子どもと接する時間がとりにくい方にとって、ほんの少しの時間をかけるだけで、大きな効果が期待できる方法だと思います。

最近では、スマホでのメッセージのやりとりが当たり前となっており、ペンを使って文字を書くという機会も減ってしまっているかと思います。

是非一度、直筆の手紙を書いてみてはいかがでしょうか。

ちなみに私は、モチベーションUPを目的に手紙を書いていますが、加えて、子どもの「言葉・文字に対する興味」をどんどん引き出せていけたらいいなとも考えています。

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