ビジネスは「与える」であって、「奪われる」ではない。

ビジネスの本質は社会貢献です。社会に価値を提供することです。そして、それは、”価値を奪われること”ではありません。

自分が「そうしたい」という気持ちがある限り、価値提供をするのはよいことだと考えています。「これをしたら、喜んでもらえる」という気持ちで楽しみながら、プレゼントを贈るのは微笑ましいとも思います。私も、当然ですがそういう人が好きです。

しかし、「しなければならない」という気持ちで価値提供をするのは、おすすめできません。「これをしなければ嫌われる」という気持ちでプレゼントを考えるのは、心身によい影響はありません。

ビジネスの本質は、たしかに与えることです。しかし、それは奪われることではありません。あなたの時間や労力を、あなたが「want to」で無料公開するのはよいことです。しかし、有料で提示している商品・サービスの無料提供を求められたら、それは断るべきです。「与える」のはよいのですが「奪われる」を許してはいけないのです。

あなたが自作の作品、たとえば詩や曲、音楽などを、自らの意思で公開するのは何も問題はありません。しかし、無断使用するのを許してはいけません。もしくは、無料で詩などの製作を依頼してくる人に、無料で提供してはいけません。

もちろん、必ず金銭のやり取りが必要だという意味ではありません。価値のやり取りがされればよいのです。あなたが無料で詩を提供するなら、その代わりにクレジットを必ず乗せてもらうようにしたりするのです。当然のことのようですが、これができないとそれは「奪われる」になります。

ビジネスは社会貢献であり、その本質は価値提供、つまり与えることです。しかし、それは決して奪うことを許すことではありません。

奪われても、社会全体での価値は増えません。価値は与えることによって増えます。

与えましょう。しかし、奪うのを許さないでください。noteも「いい人」が多いですからね、気を付けてほしいと思っています。



もしよろしければ、サポートお願い致します。 頂いたサポートは、パワハラ被害者支援のための活動費に充当いたします。 ・書籍購入(心理学、民法・労働法に関する書籍 ・被害者への書籍プレゼント ・関係機関への連絡・通話代金  関係機関に直接連絡を取るときにかかる費用です。