楽しくない会社を辞めて、社会貢献を仕事にする。【はじめに】

(現在、作成中の書籍から一部抜粋)

「会社を辞めたい。そして、できるなら社会貢献を仕事にしたい。」とお考えなら、この本はきっとお役に立つでしょう。

 この本は、社会貢献活動を、ビジネスにしたい人のためのものです。「ビジネスの本質は社会貢献活動である」を出発点としています。企業の社会的責任論は「利益を得る」を出発点としたものですが、この本はそうではありません。利益はビジネスを拡大するために必要なものではありますが、それ自体が目的ではないのです。

 では、なぜビジネスを拡大する必要があるのでしょうか?それは「ビジネスの本質は社会貢献活動である」からです。社会貢献活動であるのですから、必然的に「できるだけ多くの人に商品・サービスを届けたほうがよい」という結論が導かれます。

 そうであれば、利益についても考えざるを得なくなります。できるだけ多くの人に、商品・サービスを提供するためには利益が必要だからです。

 できるだけ多くの人に商品・サービスを届けるためには、「その商品・サービスが広範囲で提供されたほうがよい」となりますし、また「その商品・サービスが提供される期間が、長くなるほうがよい」となります。商品・サービスを提供する地理的な範囲が広くなるほうがよく、また提供される時間的範囲も広いほうがよいことになります。

 しかし、地理的範囲が広がれば広がるほど、通常は商品・サービスを提供するためのコストが必要になります。商品を届けるための配達コストや、打ち合わせをするための移動コストなどです。このような付随コストは、利益を減らすだけですので、できるだけ少なくする必要があります。

 しかし、インターネット上で提供することができるものであれば、付随コストはほとんどかかりません。

 ですから、インターネット上で提供できる商品・サービスが望ましいことになります。

 一方で、インターネット上での価値提供は、地理的・時間的制限がないために、その中で、あなたがクライアントに商品・サービスを見つけてもらうことが難しくなります。自分の商品・サービスがインターネットに埋もれてしまうわけです。

 そこで大切となるのが、「商品・サービスは、特定の状況で、特定の目的を持っている人に、その目的達成をするための手段を提供するもの」だという考え方です。

 インターネット上で検索されようとするとき、多くの人は既存のキーワードに、自分も参入しようとします。たとえばあなたが、コンサルタントをしようとしているとき。「コンサルタント」というキーワードに参入しようとするのです。

 しかし、人は自分の「状況」と「目的」を踏まえて、その目的達成のための手段をインターネットで検索をします。ですから、その「状況」「目的」「手段」を検索キーワードにして、それにヒットするようにするべきなのです。しかし、人は自分の「状況」と「目的」を踏まえて、その目的達成のための手段をインターネットで検索をします。ですから、その「状況」「目的」「手段」を検索キーワードにして、それにヒットするようにするべきなのです。たとえば、子どもが不登校で(状況)、子供に勉強を教えてほしいと思っている(目的)保護者に、優しく学校の勉強を教える家庭教師(手段)を提供したいなら、「不登校」、「勉強」「家庭教師」などのキーワードで、情報発信を行っていくのです。

 ビジネスの本質は社会貢献であり、だからこそ活動を広げていくべきものです。ですから、この本では活動を広げるための具体的な方法論についても書いていきます。

 もちろん、どうやって自分がやるべき社会貢献活動を見つけるかについても書いていきますので、まだ何をするべきかが分からない人にも役立つものとなるでしょう。

どうぞ、先を読み進めてみてください。

 この本を読んでいただき、あなたが社会貢献活動をビジネスとして本気で取り組んでいただけたら、これに勝る喜びはありません。決して簡単な道ではありませんが、絶対に後悔はしないはずですから、ぜひこの本を参考に前に進んでいただけたらと思います。

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