ビジネスとは手段になること

ビジネスの本質は社会貢献です。

それは社会に価値を提供することであり、それはつまり、「特定の状況における特定の目的を達成するための手段」を社会に提供することです。

クライアントは、自分が置かれている状況を踏まえて、何かしらの目的を達成するためにプロダクトを購入します。

たとえば、500点満点中360点が必要な高校に行きたいと考えている生徒がいるとします。しかし、現状が280点です。このとき生徒や保護者は、塾や家庭教師などのプロダクトを購入したいと思うのです。

ですから、ビジネスにおいて大切なことは、クライアントがそれを利用する状況と目的を明確にすることとなります。どのような状況で、どのような目的で、そのサービスを購入するのかを把握することが大切なのです。

これは当たり前だと思うかもしれませんが、これがビジネスと趣味の違いです。趣味は自分を満たせばそれでよいのですが、ビジネスは本質的に手段となる必要があるのです。

ビジネスの本質は社会貢献であり、社会貢献とはつまり、ある状況における他者の目的達成の手段となることです。

ですから、本気で社会貢献を考えているのであれば、自分ではなくて他者に目を向ける必要があります。どのような状況において、どのようなことを目的としているのかを、しっかりと把握するようにするのです。

逆にいえば、この「目的」「状況」の2点さえ把握できればいいのです。これはそれほど難しいことではありませんので、ぜひ日常から実践していきましょう。

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